なぜ、離職は起きるのか?早期離職防止のために企業ができること

なぜ、離職は起きるのか?早期離職防止のために企業ができること

新型コロナウイルス蔓延により、企業の人材への考え方が、「採用」から「定着」へ思考が変化しつつあります。離職が多い企業の特徴は?人材定着の秘訣は?昨今注目される人材定着の課題と対策について、この記事でご紹介いたします。

離職の理由—「早期離職」と「中長期離職」

          資料:野村総合研究所「若年労働者活用実態に関するアンケート調査」より

離職には大きく分けて入社~1年未満の「早期離職」と、入社~3年を超えてからの「中長期」離職の2パターンがあります。
野村総合研究所「若年労働者活用実態に関するアンケート調査」のデータより、「早期離職」で主に挙げられる理由は、

 1位/仕事が自分に合わない、つまらない(39.1%)
 2位/賃金や労働時間の条件がよくない(32.6%)
 3位/人間関係が良くない(28.3%)

上記理由がトップスリーです。理由のほとんどが、目の前の業務の遂行上で感じやすい事象と分かります。
また、「中長期離職」で主に挙げられる理由は、

 1位/会社に将来性がない(36.7%)
 2位/賃金や労働時間の条件がよくない(32.7%)
 3位/キャリア形成の見込みがない(31.6%)

上記の理由がトップスリーです。早期離職と比べ、将来を見据えての不安が中心です。

離職課題に対する取り組み

早期離職の原因は、新入社員とのコミニュケーション不足が引き金になる事が多く、入社後の受け入れ体制が大きく左右します。実際に早期離職が多い会社の事例として、「面接時に社長の熱意に惹かれて意気投合して入社したが、入社後の配属先の先輩はドライで放任主義。思い描いていた社風と違い、退職をしました」「わからない事や不安な事を、上司に聞きにくい雰囲気だった。」「中途とは言え、入社早々に1人で店を任され、社員が自分しかいない環境の中質問できる人もいない状態だった」など、直接接点の多い先輩社員の対応や質問できる環境の有無などが大きく左右していることが分かります。早期離職に課題がある場合は、受け入れ現場や社員間のコミニュケーションの質や量を見直すことで改善に繋がります。

中長期離職の原因は、会社の向かう方向性・将来性や自身のキャリアアップが望めるか否かによって大きく左右されます。実際に入社3~5年目の社員の離職が多い企業の事例として、「昇格のチャンスがない、限りなく遠い」「昇格しても給与が変わらず、責任だけが増える」「会社に成長する見込みがない」など。会社として、個人のキャリアパスを会話する機会を設ける、会社のビジョンを社内で共有する機会を設けるなど、個人や会社のビジョンを共有する事で離職率の改善に繋がります。

離職によって、受け入れのコスト(備品購入)・募集媒体費・教育コストなどの直接的財務損失から、お客様からの風評被害・社内の動揺・お客様の離反リスクなどの非財務的損失まで、企業にとって大きなダメージが発生します。一般的に、1人の離職で企業は200万の損失とも言われています。離職が起きないような職場環境づくりを、普段から心がけていきましょう。

当社では、入社後の定着率向上、コミュニケーションの質をスキルで変えられるFFSというツールを使った組織づくりの支援も行っています。もし早期離職を防止したい、というお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

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