選考辞退を防ぐ、採用面接の効果的な方法(ノウハウ資料DLあり)

採用候補者との面接までたどり着いても、選考辞退・内定辞退になってしまうケースが多い、といったお悩みはないでしょうか?この記事では、採用効率を最大化させるための、面接のノウハウについてご紹介いたします。
候補者の関心を知る
自社の業務内容、業界、実績、福利厚生、展望、どんな人材を要しているか、etc…。面接の際、まず初めに自社について語ってしまってはいませんか?もし、候補者を知る前に、前述のような自社の説明を一生懸命されているのだとしたら、それは効率的な面接の進め方だとは言えません。
採用面接で大切なのは、候補者の関心がどこにあるかを知ることです。
例えば、Uターン転職のために面接に来た、ある程度のキャリアがあり30代で家族のいる候補者と、キャリアアップのために転職を考え面接に来た、やる気のある20代独身の候補者、当然ですがこの2人の転職先への関心は違うところにあるはずです。ならば当然、採用側も相手が関心を持っている部分について詳細に説明するべきでしょう。前者なら転勤の有無や福利厚生、有給取得率であったり、後者なら評価制度や給与のことについてであったり…。
面接は、採用側が候補者を選ぶだけの場ではありません。候補者側も企業を選びます。一方的に自社のことを伝えるよりも、「まず相手の関心事をとらえ、その次に自社のことを伝える」ほうが効果的です。どの候補者にも、自社について全く同じプレゼンテーションをするのではなく、候補者を知ったうえで、その候補者にとって関心のある事項をもって自社をプレゼンすることが出来るようになれば、採用効率は間違いなく伸びるでしょう。
採用活動時、具体的な当日の面接内容・場の作り方
1時間の採用面接において、理想的なタイムスケジュールは以下のような形です。

はじめに(5分程度)
ー 駅からすぐに分かりましたか?
ー 今日は面談のようにざっくばらんにお話しましょう。不明な点は何でも質問してください。
といった軽い質問や投げかけを行い、こちらもリラックスした状態を作りながら、候補者にもリラックスして面接に挑んでもらう空気を作りましょう。
相手のことを理解する(30分程度)
ー オファーのどこに興味を持ったのか?
ー 今転職をどれほど具体的に考えているか?
ー これまでどんなことをやってきた人なのか?
ー この先どんな人生を描いているか?
好奇心を解放して、候補者のことを聞き、知りましょう。この過程で企業側も採用・不採用のジャッジがおおよそできるはずです。そこから後半につなげていきましょう。
自社のことを伝える・質疑応答(25分程度)
候補者についてよく知った上で、採用したい人であれば、業務内容や課題について、「候補者にとってのメリット」を意識して伝えるようにしましょう。また、不採用であろう人であれば、業務内容や課題について、「求められる仕事のレベル」を意識して伝えるとよいでしょう。
いずれの場合も、できるだけ包み隠さず、実直に、「自分(採用担当者)の言葉で」、伝えることが良い印象・結果につながります。
また、候補者の話を聞いた上で自社のことを語ることにより、候補者にとって関心のある部分についてきちんと伝えることができ、候補者から見れば、企業が候補者のことをよく理解してくれているように見えます。
『自分のことをわかってくれる会社』は、候補者には間違いなく魅力的に映るはずです。
おわりに(5分程度)
結果通知、オファー、入社時期等など、今後の進め方、スケジュールを決めます。
採用につながる面接の進め方、まとめ
ー 私は、あなたのことをもっと知りたいです。「どんなことをやってきた方なのか」、また「どんなことをやっていきたい方なのか」、あなたのことをぜひ教えてください。
ー また逆に、弊社について、今回のポジションについて。「興味があること」、「気になること」、なんでも聞いてください。
と、まずはとにかくざっくばらんに質問をし、話をし、候補者をよく知ることが重要です。
その上で行う面接は、企業にとっても候補者にとってもスムーズかつ効率的なものとなるでしょう。
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