【26年新卒】ついにグランドオープン、今年の学生の傾向と対策 【27年新卒】本格スタートはいつから?“新”リクナビの実態

今年もついに3月がやってまいりました。
決算対応や新人受け入れ準備、26年新卒の本選考開始・27年新卒のインターンシップ準備などの対応の中、
寒暖差や花粉の飛散も激しく、体調管理なども含めて、かなりお忙しい時期になっているかと思います。
そんな皆様に、26年新卒・27年新卒の新卒採用が「今」どうなっており、何をすればよいのかをお届けします。
【26年新卒】3月の学生の動きについて
上記表から、2月、3月は学生の行動の山ではありますが、同時期の学生行動量は年々減少傾向にあります。
さらに内定率を見ると、48.4%と約半数の学生が内定を取得しております。(上記表)
採用活動の早期化に伴い、インターンシップ期での早期選考が主流になったことで、本選考開始時期の3月1日時点でもこのような数値が出ております。
このことから、ここから多くの新規母集団形成を行うことは難しい(よりコスト・工数がかかる)ため、現状接点が取れている学生を取りこぼさないことが第一優先事項となります。
しかし、約半数の学生が内定を取得している中、進路を確定できていない学生が8割近くいることも事実です。
その理由としては、
「選考実施などが早すぎて、自己分析がやり切れないまま始まってしまい、結果、現在業種から迷うという事態に陥ってしまっている」
「どの企業が自分に合っているのか、自分が何をしたいかが分からなくなってきた」
といった、就職活動が早まったことによる不安が多く挙げられています。
そのため、学生の不安払しょくをしつつ、一人ひとりに合ったフォローをしていただくことで、学生が自身と向き合い、納得感を持って自社を選んでもらえるような対応を心がけましょう。
動機を高めるため・新規母集団形成に向けた具体的な対策については、この後ご説明します。
【26年新卒】3月以降の具体的な動き
動機形成
動機形成は次のステップで進めましょう。
1.自己分析・適性検査フィードバック
2.OB・OGとの先輩面談
自己分析・適性検査フィードバック
学生の悩みのポイントは「自分の強み・持ち味の理解不足」と「選考参加中企業とのマッチ具合」の2つです。そのため、就活が進んだ今だからこそ、改めて自己分析・適性検査のフィードバックを行うことで学生の強み・持ち味(弱みも含めて)を学生の結果をもとに一緒に整理し、どのような働き方が合うのか、自社の働き方とどのようにマッチしているのかを学生の事実情報をもとに整理できます。
OB・OGとの先輩面談
学生は選考を進めていく中で、この企業で自分は働いていけるのか?活躍できる人材なのか?と自己投影をしながら企業理解を進めていきます。早く内定を出す!もらう!の動きにより、より判断をしづらくなっているため、その学生に似た先輩社員がどのように活躍しているのかを見せることで、学生に最後の自信をつけてもらうことが可能です。
マッチ度に関しては、性格や適性検査の結果などではなく出身大学、趣味、地元といった共通点があるだけでも問題ありません。共通の話題で親近感を持ってもらうことが大事であるためです。
昨今学生の中で流行中のMBTI診断の結果が共通の先輩を選ぶことも1つの手です。
新規母集団形成
次に、新規母集団形成は次の流れで進めましょう。
1.ナビサイトで説明会予約画面を設定する
2.DMやスカウト・他サービスの活用
ナビサイトで説明会予約画面を設定する
前述のとおり、検索した学生がスムーズに説明会などに予約できるよう、ご契約中の各種ナビサイトの「説明会・面接予約画面」を必ず設定しましょう。開催日は出来る限り多く、曜日や時間を変えて設定することをおすすめします。学生の日程調整を容易にするためです。
また、日程については現在決まっている日程は出せる限りすべて公開してください。
3,4月は、他社の選考で学生も忙しいため、手が空いたタイミングで空いている日程で検索し予約を行う傾向があります。学生の各種選考が落ち着くのが4月末ごろになるため、直近の日程だけではなく、先々の日程まで空けておきましょう。
DMやスカウト・他サービスの活用
学生は現在進行中の選考で忙しいため、積極的に動いている学生に対してこちらから気づいてもらう動きかけが大事です。リクナビ2026ではWEB-DM・リクナビスカウトという2つのアプローチ方法があります。どちらも、直近の学生行動履歴をもとに、より貴社に興味を持ちやすく学生に対してアプローチを行うことが可能になります。もちろん、送るターゲットの選定、文章の作成もかなり大事になります。
また、リクナビ2026以外にもOffer BOX、キャリアチケットといったスカウト特化型のサービスや、中途採用の人材紹介のような新卒エージェント(ネオキャリア)といった、今の時期でもターゲット学生にダイレクトにアプローチがサービスもございます。詳細については担当営業までご連絡ください。
リニューアル後のリクナビについて
今までのリクナビとの違い(学生視点)
27年新卒以降の“新”リクナビは「自分のやりたい仕事とよりマッチしやすいサイト」になるために、より学生が「楽に」活用できるよう大幅な仕様変更を遂げております。
- ガクチカAIアシスタント
AIから出される4つの質問に、音声(手入力も可)で回答するだけで、瞬時にガクチカの素案を自動で作成してくれます。そのため、エントリーシートのガクチカ部分を時短で作成できるため、より企業との接点に向き合うことが可能です。
2024年12月末までの利用学生満足度調査では、満足度96%と、学生からもかなり高い評価が出ています。
※ガクチカ:学生時代に一番力を入れていたこと
2.企業・コースの検索方法
今まではアプリを開くと企業を検索する必要がありましたが、リニューアル後のリクナビでは、アプリを開くと「その学生に合ったコース」が一覧で表示されます。
これは、リクナビ内で学生がとった行動履歴、レジュメ登録情報などによりAIが学生の思考を分析し表示するためです。
そのため、学生はリクナビを使えば使うほど「今の自分に合ったコースが表示される」仕様です。

もちろん、今までどおり検索をすることも可能です。
しかし、検索結果としては企業名での表示ではなく、募集コース名での一覧表示となります。そのため、今後は社名ではなく、コンテンツの内容、写真・キャッチ(コース名)で選ばれる世界になります。
そのため、今まで知名度や企業規模によって学生になかなか発見されなかった企業でもこれからは関係なく、平等に採用活動ができる仕様です。
■新リクナビのURLはこちら
※こちら有料課金の使用となっているため、コースをクリックしてしまうとその企業様の費用が発生してしまう可能性がございます。 コースの詳細をご確認されたい場合は担当営業までご相談ください。
リクルートの学生プロモーション情報
現在リクルート側でも、学生の新しいリクナビの登録に向け、次のプロモーションを強化しています。
◆オフライン広告
新たに学生にとって身近な場所(よく利用する場所、大学付近の駅、ターミナル駅など)で、随時広告の掲出を進めております。
◆WEB CM広告
学生からの認知度の高いタレントを起用し、視聴率の高いWEB媒体(SNS、動画サイト)での広告出稿を進めております。
◆オンライン広告
こちらも学生が主で利用する次のWEB広告を活用しプロモーション実施中です。
・リスティング広告
Google/Yahoo!/MS(Googleなどの検索結果に出てくる広告)
・ディスプレイ広告
TikTok/Instagram/LINE/X
・アプリ広告
Google Play/App Store(ストアの検索結果に出てくる広告)
◆大学内ガイダンス
現在、大学内就職活動ガイダンスの実施数が2023年度→2024年度で1.7倍となっております。
新しいリクナビが全学年対象のサイトとなったため、低学年を含めより多くの学生に早くから利用してもらえるよう大学側との連携も強く持ち、進めております。
このように、リクルート側も学生の早期活動に向け、低学年も対象にした“新”リクナビのプロモーションを強化しております。27年新卒につきましても、学生の採用活動は4月から急激に上し、6月にピークを迎えます。
そのため、新しいリクナビをより効果的にご活用いただき、学生接点を多くとるためには4月からの広報活動が必須となります。
おわりに
改めて、新しいリクナビは掲載内容次第で、企業規模・知名度は関係なく、全企業様が平等に採用活動を戦うことができる仕様になりました。弊社はこの“新”リクナビを含め、より企業様に合った戦略を立てることで、皆様の新卒採用がより前進するようサポートさせていただきます。
詳しくは担当営業、もしくはサービスサイトよりお問合せください。
お気軽にお問い合わせください。052-212-2007受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]
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