【26年新卒】選考期 後半戦に向けた対策【27年新卒】IS&C期 学生アクションが最も活発な4~6月の打ち手

4月も終盤を迎えておりますが、今年も新入社員をお迎えになられた人事の皆様、心よりお祝い申し上げます。年々厳しさを増す新卒採用環境の中、御社の次世代を担う人材をご採用いただけたこと、改めて皆様のご尽力の賜物だと感じております。

さて、進行中の26年新卒採用はGW直前の今、前半戦の内定承諾者が確定する時期かと存じます。

今回は、26年新卒の5月の対策に加え、同時進行となる27年新卒インターンシップ期(以下IS&C期)において学生のアクション数がピークを迎える「今」の具体的な打ち手をお届けします。

4月1日で進路確定率が約4割!止まらない早期化

2025年4月1日時点での26年新卒の就職内定率は「61.6%」と、すでに6割を超える学生が1社以上の内定を獲得している状況です。一昨年・昨年と比較しても、内定取得の時期がさらに早まっている傾向が明らかで、早期化の流れには依然として歯止めがかかっていません。

また、同日時点での進路確定率は39.9%と、約4割の学生が就活を終えようとしております。26年新卒も活発となったIS&C期の影響が大きく、企業による囲い込みが進んでおります。

このGW前後で前半戦の内定出しがひと段落する企業が多い一方、今後は新規エントリーの獲得がより困難となるため、今後打つべき対策をお伝えします。

【26年新卒】選考期、後半戦に向けた打ち手

就活を終える学生が増加するなか、早期化の影響もあり、「内定はあるが、もっと自分に合った企業があるかも」と迷っている学生も一定数存在します。そのような学生に対し、心理的不安に寄り添いながら、新たに選ばれる存在となるための対策が必要です。

1.内定を出した学生に対し、承諾に向けたフォローの実施

未承諾の学生に対しては、受け身ではなく次のようなアプローチを実施します。

他社の選考状況を確認。採用競合を知り、自社を選ぶべき理由を提示

動機形成の機会(社員面談など)を設ける→具体的な方法は弊社サービスサイトにて 

2.エントリー学生への再アプローチ

IS&C期からエントリー済みで説明会や選考に進んでいない学生には、メールや電話でコンタクトを取り、参加を促しましょう。

3.個別対応・スピード選考

ナビサイト(リクナビなど)のメッセージやDM・スカウトを発信する際、「個別対応」「スピード選考」といったキーワードを強調しましょう。

4.説明会の複数設置、動画説明会の設置

説明会日程は複数設定し、参加機会を最大化しましょう。さらに、24時間視聴可能で選考につながる動画説明会の設置も効果的です。

5.DM・スカウト媒体の利用

これからの時期、効果は厳しいですが、DM・スカウトを利用しましょう。「個別対応」「スピード選考」「書類選考なしで面接確約」などの訴求が有効です。

【27年新卒】 IS&C期、新卒採用において最重要期間は4~6月!

~タイミングを逃さないご活動を~

27年新卒向けIS&C期の広報は、4月から大手・中小企業問わず本格始動しています。

リモデルされた新しいリクナビでも、4月1日から多くの企業が有料掲載をスタートし、夏のインターンシップに向けたエントリーを集めております。

昨今、新卒採用全体において学生のアクションが最も活発になるのは4~6月です。8月の参加をピークに、9月以降は活動が急激に減少する傾向があり、この春の取り組みが27年新卒採用の成功を左右するといえます。

下記より、この時期打つべき対策をリモデル版リクナビの有効的な活用方法も含めお伝えします。

【27年新卒】4~6月の具体的な対策

  • インターンシップ&キャリアの早期広報・強化

この時期、大学3年生は進路意識が一気に高まり、大学主導の就活支援やリクルートの講義などにより、ナビサイト登録・インターンシップなどへの参加予約が活性化します。特に今年、リクルートでは学生に対するリクナビの早期PR・PR強化を行っており、多くの学生が4月から登録を開始する見込みです。この時期を逃すことで企業側にとっては大きな機会損失となるため、まずはインターンシップ&キャリアの広報を開始しましょう。

またリクナビでは無料掲載も可能ですが、掲載補償がなく、特に閲覧数で有料掲載との差が顕著に現れています。まずは少額でも有料掲載をご検討ください。

  • 多様なコース設置による学生ニーズのカバー

新しいリクナビでは、AIが学生の登録情報やサイト内の行動履歴を基にインターンシップ&キャリアのコースを「レコメンド」するため、多様なコースを設けることでマッチングの可能性が高まります。

また上記、学生アンケートでは「採用選考に直結するかどうか」に関心が高まっている一方、プログラムの内容を重視する学生が最多となっており、ターゲットとなる学生から多くのエントリーを集める為には「理系・文系などターゲットごとのプログラム」や、下記のような「学生が興味を持ち、参加しやすいプログラム」を複数設置することが有効です。

<プログラム例>

入社●カ月の社員に聞く「仕事のリアル」

15分動画で学べる●●業界

・実際の会議にオンラインで参加できる体験型コンテンツ

また1時間程度の短時間×オンライン形式での説明会が人気で、ここから1dayや長期インターンへ誘導する導線も有効です。

  • 定期的な効果分析と改善の実施

新しいリクナビでは、日別で表示回数や閲覧数、応募率といった効果の確認ができ、数値を基に原稿改善や予算の調整を行うといった柔軟な対応が可能です。

<効果改善策の例>

・画像、キャッチコピーの見直しによるクリック率の改善

・効果のよいコースへの予算集中

・効果の悪いコースの停止・新たなコースの追加

またエントリー単価も明確な為、採用目標数から追加予算を検討しやすいシステムとなっております。

PDCAを回しながら、効果の最大化をめざしましょう。

おわりに

リモデル版リクナビは、従来よりも企業様ごとにさまざまな戦略が立てられるサイトとなっており、この厳しいマーケットにおいて、強力な武器となるはずです。

R4ではリクナビを効果的にご活用いただけるような伴走含め、
新卒採用全体のサポートをさせていただいております。
ご興味がございましたらぜひお問合せくださいませ。

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