インディード有料掲載で無駄クリックを防ぐ方法
インディード有料掲載を利用されている企業の採用担当者様の中には、「スポンサークリックと予算費消は進むのに対して、応募数が増えない」という状況にお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回はそんな、応募に繋がらない “無駄クリック” を抑制し、採用予算を適正化するためのヒントをお伝えします。
インディードでの無駄クリックの原因は?
まずは無駄クリックが生じる原因を、「キャンペーン予算」と「キーワード」の2つの観点からご説明します。
高すぎるキャンペーン予算
例えば事務系職種の求人を掲載している場合、競合求人と比べて極端に高いキャンペーン予算を設定していると、ムダクリックの生じる可能性が高いです。Indeed(インディード)は原則、「職種欄」に記載されているキーワードで入札をかけますが、キャンペーン予算が高くなるほど、入札対象が「職種欄」の範囲を超え、募集要項全体へと広がるためです。
極端な話、募集要項のどこかに「秘書」というキーワードが入っていれば、「秘書」と検索された際に上位表示され、クリックされてしまうこともあり得ます。そのためキャンペーン予算を高く設定している場合は、基本的にムダクリックが生じると考えるのが妥当です。
意図しない人気キーワード
Indeed上で検索される絶対数の多い「人気キーワード」が意図せず募集要項に入っている場合も、ムダクリックは生じる可能性があります。
【人気キーワード一例】
・事務
・リモートワーク
・土日祝休み
・高収入 など
基本的に、募集求人と関係のない「人気キーワード」は極力、募集要項に記載しないことをお勧めします。意図して記載する場合を除き、ムダに表示回数を増やし、ムダクリックを誘発するためです。
安易なキーワード対策で募集要項と関係のないキーワードを乱立させることはムダクリックを増やすだけではなく、最悪の場合、Indeed(インディード)の品質チェックによって予告なく掲載停止される場合もありますのでご注意ください。
インディードで無駄クリックを防ぐ方法は?
では、Indeed(インディード)の有料掲載でムダクリックが生じてしまった場合、どうすれば防ぐことができるのか。前述の2つの観点に対応する形で、それぞれ説明していきます。
キャンペーン予算変更
もしキャンペーン予算が原因でムダクリックが起きているなら、答えはシンプル。キャンペーン予算を下げるだけです。但し、「どれほど下げるべきか」という明確な相場は公表されておらず、また、予算設定の頻繁な変更はキャンペーンパフォーマンスの低下にも繋がります。見直しのスパンは最短でも、2週間程度を想定するとよいでしょう。
不要キーワードの削除
上述したような人気キーワードが意図せず入っている場合は、当該キーワードを削除することで解消されます。こちらもどうやって人気キーワードを判断するかが肝になりますが、これに関してはIndeed(インディード)におけるマーケット理解、さらには求人市場全体におけるマーケット理解がない限り、かなり難しいかと思います。
2023年6月時点では、先述したキーワードが人気であることに間違いありませんが、キーワードは時代背景と共に流動的に変化します。Indeed(インディード)や認定パートナーの担当者、もしくは人材ビジネス(特にweb領域)に関わる関係者が身近にいらっしゃるのであれば、その方に聞くのが間違いないでしょう。
本記事が少しでも、採用費用の適正化に繋がれば幸いです。
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