新人の定着・育成にお困りのご担当者様 必見!新人のフォローアップ事例をご紹介します

導入研修や配属が一段落し、多くの新人の皆様が本格的にお仕事をスタートされる時期。新人のフォローアップについてお考えの教育担当者様も多いかと思います。
「新人の定着・育成に課題があるものの、具体的に何をすればいいの?」「新人フォローアップをしたいけど費用・時間が限られる…」というお悩みはありませんか?

今回は、すぐに始められる新人フォローアップの実例をご紹介します。

新人フォローアップとは?

新人フォローアップとは

日本語に直訳すると、「追いかける」や「振り返る」という意味の「フォローアップ」。
人事分野では、一度学習した内容を定着・強化するために、一定の時間が経ってから繰り返し行うことを意味し、新人フォローアップは新人を対象として行います。
新人フォローアップを行うことでスキルの定着に繋がりやすくなります。また、継続的に行うことで社員の帰属意識を高める効果もあり、離職防止の対策としても有効です。

新人フォローアップはなぜ必要なのか

前述の通り、フォローアップは従業員のスキルアップに加え、離職防止においても効果を発揮します。

厚生労働省の調査「新規学卒者の離職状況」では、令和2年度の新規学卒就職者の入社3年目までの離職率は、大学卒就職者が31.2%、高校卒就職者が36.9%となっています。新入社員が入社3年目までに離職する割合は3割を超えており、依然として高い傾向にあることが分ります。特に入社後3年間は、新入社員に対する適切なフォローアップを行うことが望ましいと言えるでしょう。

※厚生労働省「新規学卒者の離職状況」mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00004.html

新人フォローアップ事例

新人フォローアップについて、実際に企業様が取り組んでいる具体的な方法おすすめのツールをご紹介します。

事例①先輩・新人で同じテーマを一緒に学ぶ 

具体的には…

< 課題 >
● 毎年、新人が報連相ができず段取りも悪いことが問題に。
● 先輩社員が新入社員にOJT指導をするが、気付いたら説教に…。 
新人と上司・先輩の関係が悪くなり、離職につながる。

< 実施内容 >
① 新人・2~3年目の先輩社員が一緒にe-learning(オンライン学習)を受講。
② 新人・先輩社員で一緒に学習の気づきや日常での活用方法を振り返る。
③ 振り返りとあわせて新人の困りごとを先輩社員が聞いて助言する場も設定。

という形で、同じテーマを新人・先輩が学び、話し合う場を継続的に設定しました。

e-learning(オンライン学習)では「タイムマネジメント」や「ストレスコントロール」などを受講しました。
※受講記録シートです。各章のポイントがしっかりと整理され、仕事に役立つポイントが抑えられています。

< 効果 >
★ 同じテーマを学ぶことで、新人と先輩の繋がりをつくることができた
★ 新人は日頃の指導の意味を理解しやすくなった
★ 先輩も、人に教えるという役割を持ったことでモチベーションがアップ

\ e-learning(オンライン学習)はこちらの講座を使用しました /

『スグに使える! ビジネススキルe講座』は、 オンライン型(eラーニング)の研修プログラム。動画での学習を行った後、すぐに演習(ワーク)で腕試しを行い、学んだスキルを定着させます。単なる知識習得の場ではなく、「現場で役立つ」ことを意識した実践的な内容です。

ご検討のためのスグe講座の無料視聴や、動画を活用した集合研修のご相談も承っております。ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

事例②日常を整理しリフレッシュする場を設ける

具体的には…

< 課題 >
● 新人の定着に課題があり、フォローアップの方法を試行錯誤しているが、うまくいかない。
● 新人が自分の気持ちや悩みをなかなか打ち明けられない。 

< 実施内容 >
① 新人が「ストレスコントロール」について学ぶ。
e-learning「スグe」を使用。)
② 月に1度、新人が社外の講師に「1か月の出来事・気持ち」を共有する。
(弊社R4にて実施。)
⓸ 新人が学習した内容をもとに、自分なりのストレスケアの方法について整理する。

1か月の出来事・気持ちの共有の際に使用したシートです。仕事・プライベートでどのようなことがあったかなど、出来事に対して自分の気持ちや学びが、びっしりと書かれています。



できごとシートをもとに、モチベーションのアップダウンを可視化したシートです。

< 効果 >
★ 社外で自分の気持ちを話すことで、新人が社内ではなかなか打ち明けられない思いを発散できた
★ 人に伝えることで、新人が自分の考えを整理することができた
★ 「継続して成果を出していくこと」「自分を整えていくこと」に役立つ考え方をインプットできた

上司・先輩(タテ)、同期・友達(ヨコ)の関係に加えて、社外(ナナメ)の関係を入れることで、新人のフォローアップをすることができます。ナナメの関係は、社外に関わらず、メンターやOJTリーダーを設定されれば社内で実施することも可能ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、新人のフォローアップ事例として2社の取り組み内容をご紹介しました。
どちらも効果的な方法ですが、「時間がない。」「社内で実施するのが難しい。」とお困りの企業様も多いのではないでしょうか。自社に新人をフォローアップするリソースがない場合は、外部の研修やツールを活用することがおすすめです。

弊社R4では新人フォローアップの支援として、e-learningスグe講座を活用した「振り返りパック」FFS理論を活用したオンボーディングと、各企業様の課題にあわせて新人フォローアップをお手伝いしております。

ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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