採用ブランディングに役立つオススメ本、 厳選6冊!人事担当必見!
”採用ブランディング”を社内で推進したいと思われている人事のご担当者様も多いのではないでしょうか?何からどのように始めると良いのか。何か良いヒントはないのか。そんなときに役立つ、採用ブランディングの理解に役立つ関連書籍を紹介いたします。
採用ブランディングの理解に役立つ本!参考図書6冊
①『ブランド・マネージャー資格試験公式テキスト』
著者 : 一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 (著), 田中 洋 (監修)
発売日 : 2019/9/4
単行本 : 244ページ
ISBN-10 : 4502316814
ISBN-13 : 978-4502316814
出版社 : 中央経済社
日本で唯一のブランド・マネージャーを養成する専門機関として知られる一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会が発刊している『公式テキスト』。日本におけるブランド論の第一人者である田中洋先生が監修されており、安心・信頼して学べる一冊です。『試験』『資格』『テキスト』と聞くと身構えてしまいますが、文体も平易ですし、イラストや図解も多用していますので非常に理解がしやすいです。ブランドの定義からブランドを構築する(=ブランディングを実践する)メソッドまで、幅広い内容が丁寧にわかりやすく解説されています。ブランディングの基礎を理解するには最適な一冊と言えるかもしれません。当社のブランディングサービスも、この本に書かれている内容を大いに参考にしています。
②『ブランディング』
著者 : 中村正道
発売日 : 2019/12/13
新書 : 232ページ
ISBN-10 : 4532114179
ISBN-13 : 978-4532114176
出版社 : 日本経済新聞出版
ブランディング=広告コミュニケーションという一般的な“誤解”を改め、ブランディングは事業戦略と一体であるというグローバルスタンダードが理解できるだけでも大変価値のある一冊です。社会的背景や時代の流れ、様々なデータを通して「ブランド」を捉えながら、その意義や効能が細かく解説されています。また、スターバックスやスノーピークなどのブランディングの好事例も詳しく紹介されています。「なるほど、ブランドとは、ブランディングとはこういうものか」と腑に落ちるまで理解ができる良書です。新書サイズでコンパクトな点もありがたいです。
③『ブランド戦略シナリオ―コンテクスト・ブランディング』
著者 : 阿久津 聡、石田 茂
発売日 : 2002/7/1
単行本 : 286ページ
ISBN-10 : 4478374007
ISBN-13 : 978-4478374009
出版社: ダイヤモンド社
ブランドがどのように構築されていくのかをじっくりと理解したい方にオススメです。学術的な視点で語られている箇所もあるので難易度はやや高いですが、その分、知識レベルは一気に高まるはずです。特にアセロラドリンクのブランディング事例は非常にわかりやすく、ブランド構築の流れに対する理解がグッと深まるでしょう。①もしくは②を読んだ後、さらに一段上の知識を習得したい方には絶好の一冊です。
④『ブランド論―無形の差別化を作る20の基本原則』
著者 : デービッド・アーカー (著), 阿久津 聡 (翻訳)
発売日 : 2014/9/27
単行本 : 352ページ
ISBN-10 : 4478027595
ISBN-13 : 978-4478027592
出版社 : ダイヤモンド社
どのジャンルにも、そのジャンルを代表するような象徴的な存在がいます。ブランディングの世界でその一番手と言えるのがデービッド・アーカー教授です。たくさんの著書があり、どれも勉強になりますが、すべてを読破するのは至難の業です。この本は、デービッド・アーカー教授のブランド論の数々を一冊にまとめたダイジェスト版です。音楽アルバムでいうベスト盤のような本です。ただし、内容は上級者向けです。世界的権威が説くブランド論に触れてみたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。
⑤『「無名×中小企業」でもほしい人材を獲得できる採用ブランディング』
「無名×中小企業」でもほしい人材を獲得できる 採用ブランディング
著者 : 深澤 了
発売日 : 2018/1/16
単行本(ソフトカバー) : 251ページ
ISBN-10 : 4344994612
ISBN-13 : 978-4344994614
出版社 : 幻冬舎
これまでの4冊が「採用ブランディング」ではなく「ブランディング」に関する本ばかりだったのは、まだ「採用ブランディング」に関する本が多く存在しないからです(もちろん、4冊とも「採用ブランディング」の理解に大いに役立つ本には違いありませんが)。そんな中、採用ブランディングをテーマにした代表的な書籍として紹介したいのがこちら。日本における採用市場・採用活動の実態、それを受けて、今、採用ブランディングを実践する意義や採用ブランディング関する様々な理論など、網羅的に採用ブランディングについて学べる書籍です。採用ブランディングに携わる方には必読の書と言えるでしょう。
『明日から使える「採用ブランディング」実践法』
明日から使える「採用ブランディング」実践法 採用ブランドを構築する9つのステップ
著者 : 毛利大一郎
発売日 : 2021/10/25
単行本(ソフトカバー) : 172ページ
ISBN-10 : 4434294253
ISBN-13 : 978-4434294259
手前味噌で恐縮ですが、当社より発刊した本を紹介させていただきます。「明日から使える」と銘打っている通り、採用ブランディングの具体的な実践法をイチから解説しています。「そもそもブランディングとは何か?」という話から始まる構成にもなっていますので、基礎の基礎から段階的に理解いただけると思います。「採用ブランディングをやるなら、この本さえ読んでおけばいい」というつもりで書き上げました。ぜひ、ご一読ください。
採用ブランディングを実践するには基礎的な知識が必要
採用ブランディングを実施する際、ほとんどの企業は外部の専門業者に自社の採用ブランディングを依頼します。だからといって、「プロにお願いするから自分たちは採用ブランディングの知識は無くてもいいよね」というわけではありません。外部の業者が実践してくれるのは、いわば採用ブランディングの土台づくり。採用ブランディングの核となる部分=コンセプトや言葉・イメージはつくってくれますが、以降の採用フローを継続的に実践してくれるケースはめったにありません。つまり、採用ブランディングの土台づくりは外部にサポートしてもらうものの、その手法を使って採用活動を行うのは「自分たち」に他ならないのです。
採用ブランディングへの理解が浅いと核となる部分(コンセプトや言葉・イメージ)を活かした採用活動ができません。たとえ素晴らしいコンセプトをつくってもらったとしてもムダになってしまいます。また、少しでも知識があったほうが納得して進められます。採用ブランディングを実践する際は、できるだけ関連知識を身につけておいたほうがいいでしょう。
では、どのように知識を習得したらいいのでしょうか。セミナー等に参加するのも有効ですが、本から学ぶのが最も手軽で効率的です。上記オススメの関連本のうち、一冊を読んでいただくだけでも多くの知識が得られるはずです。
この記事のライター
毛利大一郎/株式会社R4 制作部 事業部長 ブランド・マネージャー
愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学 第一文学部卒。クリエイティブ・ディレクターとして、求人広告やパンフレットの他、映像、ウェブサイトから社史、CI/VIにいたるまで、さまざまな企業広告・広報物の企画・制作を手がける。手がけた社数は愛知県・岐阜県の企業を中心に200社を超える。 また、これまでにインタビューをした人数は約2000人に及ぶ。◆その他著書:『仕事にやりがいを感じている人の働き方、考え方、生き方。』(幻冬舎)
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