【アルバイト・パート採用】応募を集めるための求人票の書き方・改善ポイント
「求人を出しているのに応募が全然来ない」「どうしたらより多くの人に見てもらえるのか」「IndeedやAirワークで簡単に求人票が作成できるようになったけど、書き方のコツがわからない」といった求人票の作成に悩みを抱えていませんか?
良い人材と巡り合うためには、魅力的かつ明確な求人票を作成することが不可欠です。
今回は求人票の作成に役立つポイントを、「具体例」「実際にあった事例」とともにご紹介します。
求人票の書き方ポイント①│言葉を言い換える
仕事内容をハローワークの求人票通りに入れたり、同じような表現を使って表記したりしていませんか?
ちょっと言葉の書き方を変えることで、より多くの方に見ていただけるようになり、応募に繋がる可能性も高まります。
ここからはどのような表現にしていけばいいか、具体例をあげながら解説していきます。
専門用語や業界用語を使いすぎない
業界用語や専門用語はできるだけ避け、わかりやすい言葉で説明し、仕事の具体的なイメージを持ってもらうことが重要です。
「私にもできるかも!」「この仕事、面白そう!やってみたい!」と自信をもって応募していただくためにも、仕事のイメージがしやすい分かりやすい言葉・簡潔かつ明瞭な言葉を使うことが有効です。
具体例
● 軽作業の仕事です ⇒ 段ボールを組み立てて、指定された商品を入れる仕事です
● 接客・販売の仕事です ⇒ 売り場のご案内や、レジ作業をお任せします
同じ表現でも異なる言葉や表現を使う
異なる言葉や表現を使用することで、より幅広い人々にアプローチができます。
例えば「副業で接客のバイトがしたい」と思っている方がいたとします。
ネットを使用して仕事を探す方法は大きく分けて3つ存在し、
<パターン1> 各求人サイトで「駅」「勤務地の住所」といった条件を選んで仕事を探す
<パターン2> 検索エンジン(Yahoo!やGoogleなど)を使って仕事を探す
<パターン3> 各求人サイトのフリーワード検索機能を使って仕事を探す
パターン2・3で仕事を探す場合、「接客 バイト 初心者 Wワーク」と入力して検索する方もいれば「接客 アルバイト 未経験 かけもち」と入力して検索する方もいます。
上記のように個人の使用する言葉や表現によって入力される文字が変わるため、異なる言葉や表現を使うことで、より多くの人に見てもらえる確率が高くなります。
具体例
● Wワーク…かけもち、兼業
● 稼げる…高時給、高収入
● 未経験…初めて、初心者
● シフト…希望休み、スケジュール
求人票の書き方ポイント②│「リアルな声」を反映
実際に働く場所・現場のリアルな声をしっかりヒアリングし、求人票に反映していますか?
その声を求人票に反映することで、求職者からの興味を引きつけ、応募に繋げられる可能性が高まります。
応募者が求める条件・要望を知り、求人票に反映する
実際に働く社員の声などを取り入れることで、求職者が知りたい情報を分かりやすく伝え、応募者に魅力的なイメージを与えることができます。
事例│働くスタッフの声を反映し、採用に成功!
■企業プロフィール:関東エリア デリバリー&店内調理・注文受付
■同エリアの採用相場:4週間で約8名の応募 採用数2~3名程度
実際に働いている学生アルバイトスタッフにアルバイトを決めるためのポイントをヒアリングしたところ、「バイト先が自分にできるか不安なため職場の雰囲気を知ったうえで働く先を選びたい」といった声が多いことが判明。
そこで求人票内に「お試し短期OK」を追記。
⇒結果、初バイトの学生から多数の応募獲得に成功し、4週間で8名の採用が決定!
同エリアの相場と比較して約2.6倍の効果が出ています。
実態を参考にターゲットを明確化
現場の声を参考に、実態を把握して「どのような人物像を求めるのか」を明確にすることで、より適切な言葉や表現を用いて、効果的な応募を集めることができます。
事例│ヒアリングをもとに求人票を作成し、ターゲット通りの採用に成功!
■企業プロフィール:静岡県 スーパーの店舗スタッフ
■お悩み:応募はあるが、採用したいと思える人からの応募が獲得できていない
どのような方が長く勤務しているかを改めて整理。
「仕事内容は黙々と行う品出し作業の割合も多く、バックヤードでの仕事もある。しかし長く勤務されている方は、接客やお客様と話すのが好きな方が多い」ということで、ターゲットを下記のように変更。
変更前「黙々と作業・品出し等、軽作業の仕事が好きな方ターゲット」
変更後「レジや商品のご案内・お客様と話す等、接客系の仕事が好きな方ターゲット」
⇒結果、ターゲット通りの接客が好きな方からの応募獲得に成功!
応募者の声に合わせた柔軟な対応
応募者が求める条件や待遇を正確に把握し、その声に合わせた柔軟な対応をすることで、より多くの求職者から応募を得ることができます。
事例│応募者のイメージに合わせた求人票の作成で応募獲得に成功!
■企業プロフィール:岐阜県 運送業 軽作業募集
■お悩み:5ヶ月という期間限定の仕事に対し、大量採用が必要にも関わらず、応募数の獲得に苦戦。
求人サイトは短期募集を3ヶ月とすることが多いことから、求人サイトを見ている求職者も「短期=3か月以内」とイメージすることを考慮して、「3ヶ月短期OK」を求人票に表記。
⇒結果、応募数:改善前から1.5倍となり、応募数獲得に直結!
求人票の書き方ポイント③│相場を調査する
求人票を見てもらうための工夫はたくさんしているのに、応募が来ない・辞退されてしまう、ということはないですか?心当たりがある場合は、周囲の求人に応募者が流れているかもしれません。
求職者はより良い条件で働きたいと考えます。業界・地域の平均給与水準や競合・周辺の勤務条件を把握し、適切な給与や勤務条件を提示することで、優秀な人材を獲得できる可能性が高まります。
事例│周辺エリアの相場を参考に、適切な条件に変更し応募獲得数UP!
■企業プロフィール:静岡県 スーパーの店舗スタッフ
■お悩み:求人票の魅せ方を工夫しているのに応募が来ず採用成果が出ない
採用難が続いていたため、周辺のエリアでアルバイト・パートを募集している競合他社の「時給」「勤務条件」などを調査。調査の結果をもとに、時給・勤務条件を周辺エリアの相場に合わせた内容に変更。
⇒結果、応募数獲得に繋がり、最終3名の採用に成功!
応募を集めるための
求人票の書き方・改善ポイントのまとめ
いかがでしたでしょうか。ちょっとした工夫で応募の獲得や採用成功につながる可能性があります。ぜひ参考にしてみてください。
また「給与相場や勤務条件が適正かどうか相場を知りたい」等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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