石黒建設株式会社 様|経営者・人事インタビュー

数ある採用支援会社の中から、なぜR4が選ばれるのか。その理由を、企業の人事・採用ご担当者様へのインタビューを通じて明らかにしていくシリーズです。今回のゲストは愛知県内を中心に、大型商業施設や集合住宅といった大規模建物の、新築および改修をおこなう総合建設会社、石黒建設株式会社の代表取締役社長・古谷 豊治様。採用難が叫ばれる建設業界において優秀な人材を確保するためにおこなったチャレンジや、インターンシップの開催を通じて起きた社風の変化、そして、経営者としての覚悟や自社の将来像についてもお話し頂きました。

インタビュアー/R4サービスサイト編集部 専属ライター

企業について

法人名:石黒建設株式会社
本社:愛知県名古屋市
従業員数:36名 (2022年3月 時点)

採用は建設業の生命線。採用パートナーは、経営パートナーです

人事部を持たない中小企業が、新卒採用で勝つために

――R4との取引は、新卒採用から始まったと聞いております。

そうですね。2018年3月卒の大学生の採用に向けて、2016年の夏に手伝ってもらったのが始まりじゃないかな。

――新卒採用において、何かお困り事が生じていたんでしょうか?

新卒採用・中途採用ともに、どんどん人が集まらなくなっていました。新卒に関して言うと、それまでは学校推薦でコンスタントに採用できていたんですが、推薦という文化そのものの薄まりを感じていたんです。加えて、せっかく推薦を頂いてもうちの会社の仕事や風土とマッチしない学生さんもいて、それはお互い不幸というか。中途に関して言えば、ハローワークに出していた求人票への反響が減っていたんですよね。

――R4を知られたきっかけは何だったのでしょう?

知り合いの会社からの紹介だったと思います。最初にお願いしたのはリクナビ新卒の掲載と、インターンシップの企画・設計・運営、それから、応募者対応等の実務一式のアウトソーシングだったかな。

――新卒採用関連の業務を、まるっと依頼されたんですね。

それが妥当というか、現実的だと思ったんです。自社の社員には、収入源となる現場を見るという “本業” に集中してほしいと思っていましたから。

こんなふうに言ってしまうと、採用を軽んじているように聞こえるかもしれませんが、決してそんなつもりは無いんです。ただ現実として、採用も大事だけれども、今いる仲間も守っていかなきゃいけません。仲間というのは自社の社員もそうですし、200社近くある協力会社の職人さんもそう。僕たちは、彼らの人生も彼らの家族の生活も背負っていて、現場が止まれば収入も止まりかねません。そういう意味でも社員たちには、現場管理にリソースを割いてほしかったんです。

――長期戦となる新卒採用では、アクションの必要な時期が繁忙期に重なると大変ですしね。

うちの場合は入札シーズンが本当に慌ただしいですね。中小企業で、人事部を作れるほどの規模でもないし、それならプロに任せるのがベストかなという考えもありました。

一歩先を行く採用のための『社外人事部』がR4

――インターンを開催する企業さんって、2016年頃はまだ多くありませんでしたよね。

そこは僕自身の意向もありました。採用に限らずどんな領域でも、同業他社の一歩先を行きたいと思っているもので。インターンは当時、一部ゼネコンクラスがやり始めたくらいで、うちくらいの規模の建設会社はあまりやっていなかったと記憶しています。でも、営業担当さんが「採用のためには必要だと思います」と提案してくれたので乗ってみました。

大変といえば大変でしたね。人事部もノウハウもマンパワーも無いのに、インターンをやりたいなんて言い出したものですから。でも、企画・設計という最上流の段階から依頼できましたし、当日の進行も専門家の方をアレンジして頂けたので、助かりましたね。

――最終的には、どんな内容になったんでしょうか?

現場を仕切る施工管理者としての役割を、仮想体験するコンテンツです。5億円くらいまでの予算の決裁権を持つ “所長” として、机上で工事を仕切ってもらうんです。もちろん学生さんの知識だけでは進められませんから、参加者のそばに現役の社員が付いて、こんな時はこうするといいよって随時アドバイスしていく。入社してから担う仕事について、やりがいとコミュニケーションの両方を先取りで感じてもらうイメージですね。

――それは面白そうですね!実際にやってみて、反響はどうでした?

最初は正直、ちょっと厳しかったかな。実は1年目はいい結果が出なくて、営業担当さんと再度作戦会議をしましてね。うちは何としてでもいい採用がしたいんだ、どうか手伝ってくれって。少し熱くなっちゃったかな。

でも、それで営業担当さんがもう一段、本気になってくれました。僕の熱意に応えるように改善できそうな部分を探して、新しい提案をしてくれて。ブース装飾をしてイベントで目を惹きましょうとか、手元に残せるパンフレットを作って配りませんかとか。そういうことを一つひとつ積み重ねて軌道に乗って、今に至るという感じですね。

――古谷様と営業担当との、二人三脚だったんですね。

そうですね。そこからは学生さんからのフィードバックでも、「インターンに参加していい会社だと思ったから、選考に進みました」っていう声が本当に多くなったし、こちらとしてもより自社に合う人を選べるようになりました。昔は応募してくれるだけでありがたいっていうスタンスで全員合格にしていましたけど、インターンに十数人が集まるようになった今は、結果的により望ましい人材と出会えるようになっています。うちの新卒採用の大きな転機になったのは、間違いなくインターンの開催ですね。

――嬉しい変化ですね。インターン当日に、工夫された点等はおありでしたか?

大人数での開催ではなく少人数制にして、学生さん一人ひとりと丁寧に向き合ったことでしょうか。中にはインターンで取得できる単位が目的だったり、練習のつもりで来ている人も居るようですが、例えそうであったとしても、うちとしては「明日から入社してくれる人」ぐらいの意識でお迎えしています。そういう姿勢が学生さんに伝わると、向こうも本気になってくれますし、真っすぐ向き合うことでミスマッチも減らせますから。…まあ、これも営業担当さんの受け売りなんですけどね。

――R4をフル活用されているんですね。

企画から実務まで全部任せられるから、信用し切っていますよ。採用全体の進捗管理もしてもらっているので、こちらがなかなか人手を割けない時期もヌケモレなく対応できていますしね。「来月の10日までに次のアクションをしてください」とか、「この内定者さんから相談が入っていまして、実際の現場を見学したいということでした」とか、いつもきちんとアラートを鳴らしてくれて助かっています。もはや、うちの社外人事部だと思っています。

――担当者が泣いて喜ぶ言葉だと思います。

やるべきことを気付かせてくれるだけじゃなく、こちらの熱意にしっかり応えてくれるのがR4さん。取引先というよりも、自社に伴走してくれる採用パートナーだと感じています。そういう意味でも、社外人事部と言えるかな。

こんなツーカーな関係性になったからこそ打ち明けられますが、最初に紹介を受けてからしばらくは、R4さんって何の会社かよく分かっていなかったんです。人材派遣会社だっけ?人材紹介会社だっけ?いや、求人広告の会社だっけ?って。今にして思えば失礼な認識でしたね。

インターンの内製化が、自社の風土も変えた

――そうして始まったお取引も、もう5年以上になりますね。

たくさん勉強させてもらっていますよ。アウトソーシング部門の皆さんとのやり取りを通じて、僕自身が採用ノウハウを身につけられたのも大きかったです。選考に進んでいる方への対応は、一律じゃなく個別事情に応じて考えるべきなんだとか、内定の際は直筆のメッセージを添えてあげた方が、こちらの想いが伝わるとか…。今となってはそのくらい当然だと思えますが、知識が無かった頃には考えつかない工夫でした。アウトソーシング部門の皆さんのきめ細かい仕事を見習えたからこそ、自分のものにできた知識ですね。

――近年はインターンも、自社だけで運営されるようになったそうですね。

僕が採用のノウハウを覚え始めた頃に、営業担当さんが「インターンも自社でできるようにしてみませんか?」って言ってくれたんです。将来的なことも考えると、社内に担える人がいた方がいいだろうということで、やり方を教えてもらって。ようやく最近、不慣れながらも自社で完結できるようになったところです。

思わぬ効果もありました。現場管理の仮想体験で学生さんのアドバイザーを務めた社員が、その後入社に至った新卒者を「自分が採用に関わった新人さん」と認識するようになって、熱心に面倒を見る文化が生まれたんです。このおかげで、新卒者の定着状況も良くなってきています。

先程も少しお話ししましたが、うちは元々、自社の社員を採用活動に参加させてこなかったんです。 “本業” に集中してもらうためには、それが一番だと思っていたもので。でも今は、会社全体で採用に向き合うのが当たり前という雰囲気になって、社員全員が “本業” と採用活動とを両立できるようになりました。僕自身も積極的に現場を回って、新人さんにどんどん声を掛けるようになりましたね。

――全社として『採用力』が向上したんですね。社内の雰囲気も変わったのではないですか?

そうですね。仲間意識が強くなったのに合わせて、社内イベントも見直しました。忘年会や新年会などは元々やっていたんですが、希望があれば、内定者となった学生さんもお呼びするようになったんです。入社前の時点でアイスブレイキングの場を設けたことで、受け入れもよりスムーズになり、一層いいムードになったかと思います。

――最近は社内イベントを縮小する企業様も多いですが、真逆ですね

実は、R4さんもそのような試みをされていると聞きまして、そんな所も真似させてもらったんです。そうしたらこれが好評で。若い仲間が楽しそうにしているのは、定着云々を抜きにしても、経営者として単純に嬉しいですよね。

今はコロナの関係で集まるのが難しい状況ですが、お蔭様で業績もいいので、みんなが喜んでくれるような形で何か還元できればと思っています。まだ内緒ですが、ちょっと高級なお肉なんか取り寄せられたら盛り上がらないかなって。このアイデア、どうですかね?

「人が財産」の建設業では、採用が生命線

――近年は、中途採用の領域(リクナビNEXT掲載+応募者対応等の実務一式のアウトソーシング)でもご依頼を頂いていますね。

新卒採用をお任せして成果が出たので、中途採用もお願いしようと思いまして。こちらも成果が出ているので、引き続きお手伝い頂くつもりです。

建設業は本当に、採用が生命線なんです。現場を仕切る施工管理者なら、新人さんが入社して一人前になるには5年くらい掛かります。数千万円レベルの利益を生み出せる “所長” になるには更に2~3年が必要で、そこまで人が育って初めて、採用が成功したと言えるんです。

ちなみに、R4さんのお手伝いがあって入社した最初の人材が、もうちょっとでそのくらいの地位に来るんです。これは素晴らしい実績と言えますよ。

――育成に時間が掛かるからこそ、定着してくれる人を採ることが肝心なんですね。

その通りです。だから建設業は「人が財産」だし、自社に合う人の入社という成果を出してくれるR4さんが頼りになるんです。今では新卒・中途を合わせて毎年3~4人を採用できるようになりましたが、採用難と言われるこの業界では上々。会社も着実に成長しています。

同業の知り合いからもよく「石黒さんは一体、どうやってそんなに採用しているんだ?」って羨ましがられるんです。みんな苦労している中で、うちはこれだけ採用できている。R4さんあってのことですよ。

――営業担当は「ご期待頂いていることが、普段からビシバシ伝わってきます」と。

成果が出なかったら他社に乗り換えちゃうよ!なんて、僕が発破を掛けているからね。でも人事担当者としては本当に、成果が全てだから。本気で向き合ってくれて成果を出し続けてくれていることに、すごく感謝しています。…って、営業担当さんにも伝えておいてね。

世襲をしない会社だからこそ、本気のパートナーが必要

――採用を強化した先にある、会社の将来像についてお聞かせください。

僕らが目指していくのは、地域社会に貢献できる会社です。石黒建設は創業以来、愛知県内を中心とした地場のお客様に支えられて成長してきました。その恩返しではありませんが、これからは私たちが地元の皆様を支える道を確立したいと考えています。

この目標は、2020年夏に完成したばかりの現社屋にも反映されています。建物周辺の休憩用ベンチや、1階に設置した災害時用の充電スポットは、地元の方にもお使い頂けるよう設計しました。石黒建設が地域の暮らしに寄与する会社として、より一層親しまれる存在になってほしいという願いを込めてプランニングしたんです。

――地域に貢献できる会社だからこそ、永続的に発展しなければいけない訳ですね。

そういうことです。そして石黒建設は、世襲をしない会社です。およそ10年サイクルで優秀な人が上に立ち、会社を率いていくというのが僕たちのやり方。だから、次世代にバトンを繋ぐための準備というのは、2013年に社長へ就任した時点で僕に与えられていた使命だったんです。

――改めて、古谷様のご覚悟と、お立場のシビアさを感じます。

優秀な人材を確保できるかどうかが、会社の存続に関わりますからね。同時に、組織のあり方についても見直していかなければいけません。互いの仕事ぶりが見える体制を整えなければ、次の社長、その次の社長として、誰が適任かも見出せませんから。

――そんなお立場にいらっしゃる古谷様が、今後R4に求めるものは何でしょうか?

ごく短いスパンの中で言えば、更なる定着促進のためのノウハウや方策を、引き続き共有・提案してもらいたいと思っています。R4さんほど、うちの情報を持っているパートナーは他にいないんじゃないかな?営業担当さんは、うちの役員全員のことも知ってくれていますしね。

うちは大手の経営コンサルタントさんともお付き合いがあります。マーケット等の情報収集力は流石で、次世代を一緒に作ってくれる、心強いパートナーだと感じています。一方で、そこから受ける提案の中には、うちのような中小企業では少し壮大すぎることも含まれているんです。必要な施策だと思えば勿論しっかり取り組んでいきますが、僕はR4さんが提案してくれる、リアルサイズなアイデアも欠かせないと感じています。R4さんは石黒建設にとって必要なことを、現実的な規模感かつ、ベストなタイミングで提案してくれる。小回りが利いて親身になってくれるところが、うちには合っているなと感じています。

――信頼してくださっているからこそ、ご期待も頂いているんですね。中長期的にはいかがでしょう?

次期社長候補者を含め、現役員たちとの関係性を更に深めていってほしいです。経営者である私と同じように、彼らも常に緊張と隣り合わせです。だからこそ、熱意を持ちつつ、ちょうどいい距離感で隣を走ってくれる “理解者” の存在は重要になってきます。

R4さんは『人が集まる会社づくり』を掲げているとのことですが、僕にとってそれは経営パートナーになるくらいのことだと思っています。採用支援という業種柄、色々な業界・規模の会社の実情をご存じですから、その知識をお借りしつつ、R4さんにしかできない提案を今以上に頂きたいですね。

――更なるご期待、ありがとうございます。営業担当にも伝えますね。

宜しくお願いします。僕も期待の分だけ熱くなってしまうんですが、営業担当さんのことは本当に頼りにしています。叱咤激励、お待ちしていますよ。


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