Indeed直接投稿のメリット・デメリット|クローリングとの違い
そもそもIndeed(インディード)の直接投稿ってどんなもの?という内容から、どんなメリットデメリットがあるのか、採用成功に向けてどんな使い方をすればよいのか等について本記事では触れていきます。
(情報更新:2022年12月)
- 1. Indeed(インディード)への掲載方法は2種類ある
- 1.1. 掲載方法(1)【 直接投稿 】
- 1.1.1. 【 直接投稿 】の求人制作方法
- 1.2. 掲載方法(2)【 クローリング 】
- 2. Indeed【 直接投稿 】の機能・メリット
- 2.1. メリット① キャッチコピーの表示が可能
- 2.2. メリット② 求人タグや職種カテゴリーの設定が可能
- 2.3. メリット③ Indeed簡単応募を利用することが可能
- 2.4. メリット④ 写真を検索結果一覧に表示させることが可能(スマフォ版のみ)
- 3. Indeed直接投稿を使った採用効果の事例
- 4. Indeed【 直接投稿 】の デメリット
- 4.1. ①表示可能な写真枚数は1枚のみ
- 4.2. ②会社情報を閲覧していない志望動機が薄い応募者が増える可能性
- 5. Indeed 【 クローリング 】の特長・メリット
- 6. Indeedクローリング掲載の【メリット】
- 6.1. 自社サイトへの誘導により、会社情報を多く伝えられる
- 6.2. 他の職種への募集に興味を持つ可能性がある
- 7. Indeed直接投稿とクローリングはどちらが良い?
- 7.1. Indeedを掲載するときに満たす必要がある広告掲載基準
- 7.1.1. 求人票ページが1職種1勤務地になっている
- 7.1.2. 求人票ページ毎に、応募(エントリー)ボタンがある
- 8. Indeedの直接投稿で採用活動をする|まとめ
- 9. 採用活動に関連する記事
Indeed(インディード)への掲載方法は2種類ある
掲載方法(1)【 直接投稿 】
Indeedにアカウントを開設し、Indeedの管理画面から求人票を作成し、掲載をする方法です。Indeedだけで完結する掲載方法です。
【 直接投稿 】の求人制作方法
具体的には、下記のような編集画面で、職種名や、仕事内容などを書き込むことができます。
掲載方法(2)【 クローリング 】
直接投稿に対して、『クローリング』とは、企業が自社で持っている採用サイトや求人ページをIndeedに読み込み、自社の採用サイトの求人情報を、Indeedに掲載する方法です。
Indeed【 直接投稿 】の機能・メリット
直接投稿でどのような機能が使えるのか、それによるメリットデメリットをご紹介します。
メリット① キャッチコピーの表示が可能
通常、Indeedの検索結果一覧画面では、求人の職種名のみですが、直接投稿ではキャッチコピーの機能が利用でき、職種名とともにキャッチコピーを表示させることができます。他の競合求人と検索一覧で並んだ際に目立たせることが可能です。
ただ、これはβ版での機能であり、必ず表示されるわけではない為、注意が必要です。また、表示される範囲は、アプリ版Indeedでのみの表示のようです。これに関しては、近年のスマホユーザーの数から考えても、さして問題ではなく、アプリのみの表示でも効果は十分に期待できると思います。
メリット② 求人タグや職種カテゴリーの設定が可能
Indeedアプリの検索タグと対応したものが設定できる為、アプリ上での発見性が上がることが期待できます。採用サイトをIndeedで掲載している場合もタグが付くことはありますが、こちら側で設定することが出来ず、意図しないものが付く場合がある為、初めから自分でタグ設定をできる利点があります。
メリット③ Indeed簡単応募を利用することが可能
求人に興味を持ったユーザーが、採用サイトなどの別ページへ飛ぶことなくIndeed内でそのまま応募が完了出来る機能です。名前やメールアドレスなどの少ない入力項目で応募できる為、求職者側で応募する手間が省け、途中で応募を中断してしまうリスクを防ぐ効果が期待でき応募率アップを狙えます。
メリット④ 写真を検索結果一覧に表示させることが可能(スマフォ版のみ)
こちらもアプリ版Indeedでのみの表示のようですが、検索結果一覧に写真を表示させることができるので、競合他社と比較した際に目立てます。また、テキストのみでは伝えづらい職場の雰囲気も伝えることができます。
Indeed直接投稿を使った採用効果の事例
ここで現場作業員を募集していた会社様の事例をひとつご紹介します。
募集勤務地は都心ではなく郊外であることもあり、表示回数もこれ以上は期待できない状況から、限られた検索ユーザーの中からよりクリックして中身を見てもらえるよう、クリック率を上げる為の改善策を考えました。
直接投稿では写真を検索結果一覧で表示させることが出来る為、社員様の写真や、現場の作業風景の写真をアップし、検索結果一覧画面でより目にとまるような工夫をしました。また、キャッチコピー欄も活用し、募集職種のターゲットとなるユーザーがメリットに感じるような給与体系や福利厚生を全面に出し、詳細を知る為に求人をクリックしたくなるような文言を記載しました。
このような機能を活用し改善をした結果、変更後1週間比較で、クリック率が4%から8%と2倍に増加し、今までなかなか入らなかった応募も変更後5日後に1件入り、採用につながりました。
さらに詳しいIndeedの商品プラン、掲載費用についてはこちらもご覧ください。
Indeed【 直接投稿 】の デメリット
①表示可能な写真枚数は1枚のみ
写真は管理画面上で最大5枚登録できますが、表示はその中から1枚、ランダム表示になる為、採用サイトよりも、一度に見せることのできる写真枚数は少なくなります。しかしIndeed検索結果画面で写真が1枚でも表示されることによって、求職者の目に留まりやすくなるというメリットは大きいはずです。
②会社情報を閲覧していない志望動機が薄い応募者が増える可能性
Indeed上で簡単に応募できるようになる為、会社の情報や、志望動機が薄い応募者が増える可能性があります。その後、面接でしっかりと会社の魅力を伝えていただき、応募者と求める人材にマッチしているかの判断をしていただくことが重要になります。
Indeed 【 クローリング 】の特長・メリット
クローリングとは、クローラー(プログラム)が採用サイトを巡回してサイト上にある情報を収集し、Indeedに反映させる掲載方法のことを指します。定期的に十回しているので、採用サイトの更新があれば時間差でIndeedに反映されます。
Indeedクローリング掲載の【メリット】
自社サイトへの誘導により、会社情報を多く伝えられる
クローリングによって求人情報の掲載をすると、Indeedに自社サイトのURLを掲載することが可能になります。
Indeed経由で求職者を自社サイトに訪問させることができれば、求職者に詳しい企業情報や採用情報を知ってもらうことができたり、会社の魅力を直接アピールすることができるので応募可能性が高まることが期待されます。
他の職種への募集に興味を持つ可能性がある
Indeedから求職者が採用サイトにアクセスし他の募集職種を見てくれれば、他の職種にも興味を持つ可能性もあるため、同時に複数の職種の募集をする場合、クローリング掲載をするメリットは大きくあります。
Indeed直接投稿とクローリングはどちらが良い?
採用サイトがそもそもないといった企業や、採用サイトはあるが採用サイトの作りがIndeedの広告掲載基準を満たしていない場合は、直接投稿の選択肢一択になります。
Indeedを掲載するときに満たす必要がある広告掲載基準
Indeedの広告掲載基準は主に、下記を満たしていることが必要です。
求人票ページが1職種1勤務地になっている
例えば、営業職/愛知県と、営業職/岐阜県の募集がある場合、それぞれ別のURLで求人ページが作成されている必要があります。
求人票ページ毎に、応募(エントリー)ボタンがある
それぞれの求人URLページ毎に求職者がすぐに応募できるようなサイト構成になっている必要があります。
※その他、細かいチェック項目などもある為、採用サイトをIndeedに掲載することを検討される際にはIndeedへ直接問い合わせをするか、私たちのような代理店に問い合わせいただくのが確実かと思います。
一方で、採用サイトをIndeedで掲載することはできたが、イマイチ反応が良くなかったという企業様もいらっしゃると思います。その際には一度、直接投稿を検討してみても良いかもしれません。直接投稿でのみ使える機能が存在する為、それらを活用することで効果が出る可能性があります。
Indeedの直接投稿で採用活動をする|まとめ
直接投稿で使えるキャッチコピーや、写真等、一見小さなことに思えるかもしれませんが、求職者からの見え方は変わります。求職者に刺さるようなキャッチコピーや職種名等を試行錯誤で繰り返し検証し、PDCAを回していくことが地道ではありますが、採用成功への近道になるはずです。
もし現在採用サイトをIndeedでも掲載しているが効果がなかなかでないと悩まれている企業様や、直接投稿投稿の機能を活用しきれていなかったという企業様は、一度今回ご紹介したことを試していただくことをオススメします。
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