【25年新卒】早期選考からの採用決定に向け、人事が“今”やるべきこと
当社R4では、新卒採用に関わる人事のご担当者向けに定期的にメール配信をしており、メルマガの内容の詳細をサイトでご紹介しています。人事のみなさまの、新卒採用を進めていくにあたって、少しでもヒントになり、お役に立てると幸いです。
25卒の採用活動はインターンシップだけではなく、早期選考も本格的に動かされている時期かと思います。
しかし、思った以上に学生との接点がとれておらず母集団が足りていない、周りの企業に合わせて自社も内定を出す!と決めたものの、早くに内定を出しても、最後は他社に逃げられるのではないか、と不安や焦りを感じている人事の方も多いのではないでしょうか。
そんな人事の皆様に“今”やるべきことを端的にお伝えいたします。
本サイトスタートまでの最後の母集団形成
ご存じだと思いますが、学生の就職活動(特にエントリー)は大きく4つの時期に分かれています。
インターンシップへの応募・参加ともに6~8月に集中し、2023年はより高い傾向にありました。
特にこれからは、夏以降では2つ目のエントリーの山場にはなりますが、新規エントリーが少なくなるため受け皿のインターンシップや説明会の日程だけでなく、キャリア形成や早期選考に向けたコンテンツをしっかり広報する必要があります。
SNSを使いこなしている世代の学生が得る情報は、レコメンドされたものが主となっているため「自ら検索する」行動をとりにくいことが特徴です。
そのため、自社に気づいてもらう仕掛け(スカウト)を使い倒して学生に対してアプローチすることも大切になります。
既エントリー者に対しては、就活相談会や説明会といったコンテンツで新規日程追加し、学生の空いている日に予約ができる状態を作っておくことが大事です。
※詳細はこちらの記事をご確認ください。
早期選考参加者のフォロー
是非、実施していただきたいことは「学生の決断フローの把握」です。
学生ごとに、「就活の重視Point」「相談相手」「決断方法」は様々なため、この3つをきちんと理解することが大切です。
「就活の重視Point」については、上記の表をみると「社員の魅力」「事業内容」「社風」が上位3つを占めていますが、そのバランスは年々変化しており、2023年では「事業内容」が1位になっております。そのため、自社が何屋なのかをわかりやすく伝えることを意識してください。
「相談相手」については、上記表からも、トップは「親・兄弟姉妹・親戚」です。
理由は、「自分のことを1番分かってくれているから」が挙げられています。そのため、学生のご家族の方にも理解をしてもらうことが大事ですが、学生よりも就活や企業に対する情報が少ないため、ご家族の方に向け、パンフレット送付や動画を送る等のフォローが大事です。
「決断方法」について、ここは面接時(学生接点時)にしっかり聞く必要があります。以下の把握方法を実践いただくことをオススメします。
年内に出会う学生は、様々な企業からアプローチを受けていますが、志望動機は高まっておらず、集めた情報の整理、自己分析、エントリーシート作成と混乱状態です。
そのため早期選考に踏み込む場合は、特に上記の3つを意識し、学生自身が決めやすい状態を整えることで、「この企業に相談してよかった」とプラスイメージを持ってもらい、他社との差別化を図りましょう。
<参考>
・就職みらい研究所 就職プロセス調査(2024年卒)「2023年10月1日時点 内定状況」
https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/naitei_24s-20231010.pdf
・HRプロ 【大学生の就職活動アンケート調査比較】
入社先を決めた理由、「社員の魅力」が半減し「事業内容」が最多に
https://www.hrpro.co.jp/press_detail.php?ccd=00753&press_no=83
・PR Times 23卒学生の「就活相談相手」、トップは「親・兄弟姉妹・親戚」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000060461.html
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