採用トレンド:4月~6月|学生・主婦(夫)・フリーターの動き
中途採用、パート・アルバイトの募集。人が動いている時期に効果的に求人募集をしたいですよね。採用担当のお客様より、「採用したいんだけれど、今の時期ってどうなの?人動いてるの?」とよくお問い合わせをいただきます。そんな採用活動計画の参考にしていただけるように、4月~6月のスケジュール、イベントや行事に伴う人の動きのデータをまとめてみました。
採用にまつわる4月~6月の人の動き
転職者の属性により、仕事探しの時期には特徴があります。月毎の転職者の特徴を理解して採用活動に繋げていきましょう。
求職者の動き│4月
3月と比較すると求人広告件数は減少傾向します。年度が代わることで心機一転し仕事探しを始める求職者を採用するチャンスとなります。
求職者の動き│5月
年間で見ると求人募集件数が少ない月です。相対的に求人を見つけてもらいやすい時期と言えます。春から新しく環境が変わった人も生活リズムが固まりはじめ、仕事探しをする人が増えます。
学生
4月中に授業の時間割が固まり、アルバイトを探しはじめやすい時期です。初めてアルバイトをする学生には、学校との両立が可能かどうかを伝えていけるとよいでしょう。
主婦(夫)
環境が落ち着き、ゴールデンウィーク明けから新たなパート先を探し始める人が増える時期です。
フリーター
ゴールデンウィークの短期バイトが終わると新たな職場探しをする人もでてきます。「Wワーク」や「シフト増加」等勤務シフトに関する工夫をすると効果的です。
正社員・契約社員
5月になると、新年度の組織変更や異動等による配属先とのミスマッチをきっかけに、転職を考え始める人が増える時期です。また、普段は忙しくてなかなか転職活動に時間を割くことができない人も、ゴールデンウィークの長期休暇を活用することができるため、普段は採用市場に現れづらい優秀層と巡り合うチャンスも広がります。
一方、企業側の動きとしては、新卒採用と中途採用を同じ採用担当者が兼任しているケースでは、新卒採用に注力する傾向があります。そのため、ライバルとなる採用企業が少ないタイミングで採用活動を行うことができる時期です。
求職者の動き│6月
夏の短期バイトやボーナス退職に伴う社員募集が増える時期です。7月に向けて求人数が増加傾向となるため、早めに募集するとよいでしょう。
学生
新学年にも慣れ、夏休みに向けてお金を貯めようと考える時期です。「即日勤務開始」や「長時間勤務」といった工夫ができるとよいでしょう。
大学3年生はインターンシップが始まる時期になるのでシフトに入れなくなることもあるでしょう。
主婦(夫)
学校行事等が少なく、年間で見て比較的落ち着いている時期といえます。このタイミングでパート探しをする方を採用するチャンスです。
フリーター
6月のボーナスの話題で正社員志向が高まる時期です。「正社員登用有」を押し出せるとよいでしょう。
正社員・契約社員
6月下旬~7月上旬は多くの企業で夏のボーナス支給日を設定しており、転職希望者は「退職するならボーナスをもらってからにしよう」と考える傾向がある為、年間でも求職者が増える月の一つです。
また4月に入社した新社会人や転職者が、職場の雰囲気や仕事にやや慣れてくる時期。この考える余裕が出てきた頃に陥りやすい3カ月の壁にあたる為、特に若手の転職希望者が増える時期でもあります。入社して間もない為、引継ぎ等をあまり気にせず転職することが出来るので、6月頭に仕事を探し始めて7月1日入社といった、「転職までのスピード感が早い」といった傾向があります。
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