【新卒/理工系採用】26年新卒リカバリー、27年新卒IS/OC集客と新リクナビの活用

26年新卒採用活動も一段落、一方、採用予定人数を満たせていない企業は最終盤戦へと… 近年は、大手企業においても内定承諾後辞退が大きな課題となっており 
思わぬタイミングでの辞退により9月末を目処に、追加募集を実施するところも見受けられます。 新卒採用の主軸は完全に27年卒にシフト。 

今は夏期プログラム実施のピークを迎え、早くも集客での苦戦を強いられている企業も多く見られます。 
学生の動きは、昨年以上に早期化している傾向も見られるなか、 夏以降を見据えた27年卒の対応策をスピーディーに講じていく必要があります。 

今回は、理工系採用における「今からできること」「今後を見据えてやるべきこと」を整理したいと思います。 

26年新卒理工系採用、今からの打ち手

26年新卒は、2025年6月1日時点で就職内定率82.4%、理系に限っては84.0%となっています。
(リクルート就職みらい研究所_就職プロセス調査(2026年卒)「2025年6月1日時点内定状況」) 

著しい早期化を象徴するかのごとく推移してきた内定率も6月以降にもなると”例年の動き”に落ち着きました。 
これからの26年卒の理工系採用を考えたとき、もうあまり多くの動きが見られないと考えられますが、 少しの可能性を見出すべき打ち手を考える必要があります。

【想起される今からの動き】 

  • 修士の学生には、自身の研究や学会発表で就活に着手できていなかった学生もいます。 
    ※ちなみに電気系のメイン、一般社団法人日本電気学会の全国大会は3月開催です 
  • 大学院への進学を断念する学生がでてきます
    一般的に大学院への進学は、春の研究室訪問を経て、6月から出願が始まります。 
    国立大学においては、推薦選抜と一般選抜の前期/後期に分かれており、 学部成績優秀者は推薦選抜に参加し大半の学生は問題なく合格となります。 
    後期の一般選抜は、他大学から進学志望者が含まれたりするため、 少なくない学生が”院試落ち”となり、就職に切り替える学生もでてきます。 また大学院への進学を断念する学生は”不合格”ではなく、ご家庭の事情、金銭的な事情による断念です。 
    奨学金の利用率も50%を超える時代、金銭的な理由で進学を断念する学生が一定数います。 

”院試落ち”学生が就職に切り替えるタイミングは9月上旬です。 国立大学の一般選抜は、7月願書→8月試験→9月上旬の合格発表です。 各大学、院試スケジュールが公開されていますので、ぜひ確認してみてください。 
※受験者数と合格/不合格数も開示されています。

アプローチにおいて大事なことは、学生の専攻・専門性と自社の事業の相関関係を明確に伝え、なぜあなたにオファーをしているのかを明確に伝えることです。 
手法は、リクナビスカウトなどのナビ系オファーやダイレクトリクルーティングでのオファーなど、決して新しいものではありません。 
大事なことは、オファーメッセージの内容です。 
学生のどんな専攻や専門性、ないしは興味が、自社のどの領域で活かせるのかを明示できていますでしょうか? 
学生に自社を選ぶ(べき)理由を提示できていますでしょうか? 
この2点が、理工系学生に響くキーメッセージとなるはずです。 ぜひ学生と自社を繋げる線を丁寧にわかりやすく示してあげてください。 

27年新卒理工系採用、夏以降の集客を見据えて

お盆明けから9月2週目までが5daysをはじめとした下記プログラムの実施ピーク。 
ここまでのIS/OC集客は、一旦この夏期プログラムをターゲットにした動きになっていたなか、今見据えるべきは、9月以降の集客への打ち手です。 
近年は、秋口からの集客は厳しさの一途を辿っていますが、それでももっと先の集客の厳しさを考慮するのであれば、まだいくつも打ち手を講じられるため 
厳しさ覚悟で進めていかなくてはいけません。 

考えるべきは、学生の【変化】です。 
春先から企業/プログラム探しのアクションはしていたものの、 はじめて【企業】と直接接したのはこの夏がはじめてという学生が大半だと考えられます。 
そんな学生の一番の変化とは、実際に企業と接してみてなにか違ったという【違和感】。 
大手企業ばかり見ていた学生(実際のところは大手しか知らないので、そこに向けてのアクションしかできなかった)が、いざ企業と接する機会を通して、自分は違うと感じる… 
本当はここの違和感をしっかり抑えた打ち手を講じたいのですが、同時に発生するもう一つの変化が【早期選考案内】です。
なにか違うと感じつつも、プログラム終了時に伝えられる早期選考の案内に、 学生は「でも、そんな機会を得られるのであれば」と自身の違和感に蓋をしてしまうことがあります。 
秋口からの打ち手のキーワードは【違和感】と【選考】です。 違和感を払拭したいと考える学生もいるでしょう。 
それが本質とわかりつつ、それでも【選考】という言葉に引っ張られてしまう学生も多いでしょう。 

違和感を払拭する機会、 
そして、【選考】の機会自体はレアなものではないことを伝える場の提供です。 
理工系学生を前提とするのであれば、 
「思ったより自身の専攻を活かせる場面ってないんだな…」 
「研究・開発・設計しか知らなかったけど、技術職っていろいろあるんだな…」 
を自社につなげるセミナー型プログラム。 
また、自社の選考について解説をする選考解説セミナーの開催。 
設計のポイントは、秋口から一層多忙になる学生に対する開催日時の配慮です。 
平日夕方×WEB×1時間のセミナーが接点構築において最も有効な形になると考えられます。 

具体的にどんな内容があるの?と気になる方はぜひ弊社営業担当にお問い合わせください。 

新リクナビの活用事例

27年新卒からの新リクナビ。 
月ごとの広告費設定など、新しい運用の形がはじまっていますが、学生の動きが明確な新卒採用との相性は特によく、 例えばこの夏のプログラム集客において例年にはない費用対効果で、理工系学生のエントリーを募れている企業も多く見受けられます。 
また、新リクナビの「コース募集」は、そもそも理工系学生との相性は良いだろうと思われていましたが、こちらも確信を得るに至ります。 

理工系学生集客おける新リクナビの活用について効果的かつ再現性の高いポイントをみていきます。

 【前提】理工系向け特化プログラムを実施している 
【ポイント①】同プログラムに対して、学生の学科系統ごとにコースを細分化して掲載している 
【ポイント②】コース毎の原稿内でその学科系統と自社の事業や技術との相関を提示できている 
【ポイント③】技術解説の機会がある※技術者プレゼンでなくてもよい 

R4にてご支援させていただいている金属加工メーカー様において、 
平日夕方×WEB×1時間開催の2つのプログラム:
①仕事理解&金属加工メーカー業界理解セミナー 
②金属加工メーカーの技術解説セミナー 
において、 一見、①のプログラムは汎用性が高く多くの集客が見込めそうなイメージがありますが、 実際は、②の方が2倍ほど学生のエントリーが入っていたりします。 

決して、奇をてらった打ち手ではありません。 
これらをいかに丁寧に設計するかがポイントになっています。 

【工学系特化プログラムのポイント】

  • 活かせる専攻と事業の相関 
  • 技術力の可視化と言語化 
  • プロダクト/サービスの優位性 

のプレゼンを通して、学生に対して、自社を選ぶ(べき)理由を提示することです。 

具体的なプログラムの事例について、ぜひ弊社営業担当にお問い合わせください。 

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