人が集まらない地方での求人募集|田舎ならではのメリットを活かしたUIターン事例!
「地方だから」「若い人が少ないから」という理由で、採用をあきらめてはいませんか?僻地での採用のポイントは、地元にこだわらず「全国から集める」こと。アピールの方法ひとつで全国から人が集まる可能性は十分にあります。ここでは実際に僻地で中途の正社員採用を成功させた事例より、アイデア・ノウハウを公開します。
自治体の取組みを活用、地方で移住者採用を実現。
人口流出はどの市区町村でも抱える問題です。そのため、意外と移住に対しての支援をしている自治体も少なくありません。例えば、「東京からの移住者には最大で100万円の支援」「定住のための家探しの支援・家賃補助」など。県での取り組み以外にも、市・町単位での細かな支援もあり、すべてを合わせると最小限の費用での引越しが実現することもあり得ます。
採用活動の際に気を付けたいポイント
適用にはほとんどの場合条件があります。移住者側の条件のみの場合もあれば、雇い入れる企業側に条件を求めるケースも。事前に自治体に問い合わせ、不明な点をクリアしておくことをおすすめします。
また、適用には期限や支援金額に枠が設けられているケースも。今も利用できる制度なのか、まだ金額の上限には達していないかなども合わせて確認しておくと良いでしょう。
企業側に条件がある場合でも、「今は適用されていないが、簡単な申請一つで支援の対象になる」という場合も見受けられます(例:企業が自治体の雇用支援情報に求人を掲載する⇒掲載企業に採用決定した方に支援金)。まずは自治体に確認し、積極的に利用していくと良いでしょう。
アクティビティ・趣味に力を入れたい方を採用
移住するメリットを考えた時、大自然の良さをどう活かすのかは一番初めに頭に浮かぶかもしれません。単純に空気がおいしいことや星空がきれいなことだけでは、人を呼び込むのは正直難しいです。そのため、具体的な要素としてアクティビティにフォーカスをあててみるのも一つの手。近年キャンプブームでもあり、オートキャンプ場に覚えのある方はチャンスです。他にも釣りやサーフィン、家庭菜園、DIYや、観光客向けのアクティビティであっても魅力として打ち出していける可能性を秘めています。車で行ける距離でも良いので、一度周りに目を向けてみると、新しい発見があるかもしれません。
生活に必要な施設を案内、子育て世代の採用を狙う
移住には家族の了承があってこそ。自然の中で子育てをしたいと思っていても、生活のことを考えて二の足を踏む人も少なくないはずです。生活に必要な施設といえば、スーパーやドラッグストアなどの商業施設や、病院、学校、役所などの公共施設。一度勤務地の周辺や、最寄り駅の周りの施設を確認してください。実は地方になるほど駅の周辺や必要施設をまとめてつくっていることもありますから、「用事がまとめて片付く」というのはメリットになります。また、ホームセンターは規模によっては家電も置いてある便利な存在。少し遠くても書いておく方がいいかもしれません。
もしすべてが揃っていなくても、十分採用はできます
都市部では、田舎や自然の中での暮らしに憧れる方もたくさんいます。実際、コロナ禍でリモートワークが進み、PC一つで仕事が出来る職種の方は積極的に移住を行っています。いち企業の本社がまるごと移住したケースも。
しかし、誰もがリモートワークが出来るわけではありません。働き口もないのに暮らせないと思っている方に「自然の中で雇用を見つけつつ、田舎暮らしを実現できる」という利点をアピールすることが、僻地採用のポイントとなります。
実際に、「UIターン」や「地方就職」というキーワードで仕事を探している方も一定数います。
自治体の支援、アクティビティ、生活必要施設のすべてが揃っていない場合でも、思いがけない良さがフックになるケースも少なくありません。「どれも揃っていないから打ち手がない…」と思われる採用のご担当者様、ぜひ一度当社にご相談ください。第三者目線で御社の魅力、地域の魅力を探し出し、採用活動のお手伝いをさせていただきます。
この記事を書いた人
山川 なつみ / 制作 / ウェブ解析士
「本当にお客さまの元で活躍できる人って、どんな人?」を一番に考えます。会社の個性と働く人の個性がぴったり重なれば、きっと「いきいき働く」ことができると思うのです。そのために、お客さまをとことん掘り下げます。お話を伺うの、大好きです。
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