Indeedの運用で効果を出すための方法とは?

2024年1月更新

人事や採用を担当される方であれば一度は聞いたことがあるIndeed(インディード)。最近はCMなどでもよく耳にしますが、「実際Indeedって何?」「Indeed運用とは?」など疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。今回はIndeed運用の具体的な方法Indeed運用で効果が出た事例を詳しくご紹介します。

そもそもIndeedってなに?

Indeedとは

Indeedとは、キーワード検索に特化した求人サイトです。職種や業種などのキーワードを入れ、勤務地で絞り込んで検索をかけると、求人情報が表示されるという仕組みになっています。

企業側は無料掲載からスタートできるので、気軽に始められるのがポイントです。気軽に始められる一方、ただ載せているだけでは応募を獲得することが難しいサービスでもあります。では、どうしたら良いのでしょうか? Indeedでの効果出しポイントは主に2つ。順に解説していきます。

Indeed運用で効果を出すためのポイント①有料課金

1つ目は、有料課金です。Indeedで求人を掲載する場合、有料と無料の大きな違いは検索結果で表示されやすくなることです。そのため、競合の多い職種は、有料課金をすることで、検索結果で上位表示され、閲覧数を増やしやすくなります。
※検索結果の上位に表示されるロジックは、閲覧履歴も影響する為、Indeedを利用するユーザー毎に異なります。有料課金は、必ず上位表示させる為の手段ではなく、閲覧数を増やす為に有効な手段とご認識ください。

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Indeed運用で効果を出すためのポイント②広告の運用

2つ目は、広告の運用です。「運用」と言われてもピンとこないかもしれませんが、「求人の効果状況を見て随時ブラッシュアップさせていくこと」とザックリご理解いただければと思います。紙媒体は、一度掲載したらそれっきりですが、WEB媒体は一度掲載してからが勝負。
「表示回数(検索結果にヒットした数)」・「クリック数検索結果一覧から求人閲覧に至った数)」といった数値を踏まえ、随時求人原稿をブラッシュアップしていきます。この数値を見てブラシュアップさせていく「運用」を適切に行うことが、効果出しのカギとなるのです。

Indeed運用の具体的な方法とは?

採用に至るまでの道のりを簡易的に示すと、下図のような形になります。
基本的には、一番上の表示回数(検索結果にヒットした数)が多ければ多い程、採用数を多く獲得できる可能性が高まります。その為、一番はじめにこの数値が適切か?をチェックし、改善(ブラッシュアップ)させていくことが多いです。次にクリック回数・応募数…と、各項目の数値が適切か?を日々チェックしていきます。

Indeed運用方法①数値チェック

数値の確認は、Indeedの管理画面で行うことが出来ます。日別の数値や、案件別の数値等、様々な角度からチェックをすることで、課題が見えてきます。

Indeed運用方法②課題発見

掲載開始してある程度数値が溜まってきたら、その数値が平均と比較してどうか?を確認します。ここで、平均よりも下回っている数値があれば、それが課題となるため、改善策を講じる必要があります。

例えば、表示回数。職種や時期にもよりますが、1求人の1日の表示回数が100回以下だと少ない可能性が高い為、改善が必要です。表示回数が少ない原因としては、「原稿内に検索流入の見込めるキーワードが少ない」「予算が足りておらず、検索順位の上位に表示されていない」などが考えられます。改善策として、「原稿内へ検索の見込めるワードの追加」「予算配分を変更する」といったアクションを実行します。

Indeed運用方法③改善策実施後のチェック

課題に対する改善を行ったら、その後の数値変化もチェックしましょう。改善策が良かったのか、悪かったのか、それを踏まえ、次は何をするか、を考える為に必要です。
チェックをする時期は改善実施後、1-2週間以上は間を空けることが理想。短い期間のデータは、一時的なものに過ぎず、改善策の良し悪しを判断するには不十分なデータとなってしまう為です。
チェックする観点は様々ですが、管理画面での数値が増えているか・検索順位・どんなキーワードで原稿内へ流入しているか、といったものを確認することが一般的です。

Indeedの「人気の特長・こだわりから探そう」の設定も大事

求職者が仕事を探すときには、キーワードや勤務地での検索の他、以下図のような「人気の特長・こだわりから探そう」という選択肢から絞り込むこともあります。
Indeed(インディード)での効果を出すための一つのポイントですが、以下でもし該当するものがある場合は、原稿内に記載しておくことで、求職者の目に触れる機会が増します。

Indeed運用で改善をした事例

実際にIndeed運用で改善をして効果を出した実例をご紹介します。

例①表示回数が課題の派遣・製造スタッフ(愛知県)

表示回数が課題の派遣・製造スタッフ募集の例

< 課題 >
●1日の表示回数が100回以下(平均以下)の日が続いていた。
表示回数が少ないと、得られる採用数も少なくなる為、改善が必要な状態。

< 実施内容 >
●原稿内に検索流入の見込めるキーワードを追加。

表示回数が少ないということは、検索にヒットする数が少ないということになるので、検索される可能性のあるキーワードをさらに追加することが有効。製造に興味のある求職者からの集客を増やすために、「製造スタッフ」に近い周辺キーワード「印刷工場・製紙工場・食品工場・自動車工場・自動車部品工場・機械工場」を追加。

< 効果 >
→表示回数が100回以上確認できるように!下図の赤枠以降のデータが改修後。

例②応募率が課題のカフェスタッフのアルバイト募集(岐阜県)

応募率が課題のカフェスタッフのアルバイト募集の例

< 課題 >
●応募率(求人閲覧者が、どれくらいの割合で応募したかの数値)が、平均より低くなっていた。
Indeedでは、100~200クリックで1応募(応募率0.5~1%)が平均と言われていますが、今回は、300クリックを集めても0応募という厳しい状況。
※応募率の平均は、職種や勤務地によっても異なりますので、あくまで目安としてご認識ください。

< 実施内容 >
●求める人物像の見直しを行い、ターゲットを変更。

応募率が低い要因として「企業が求める人材」と、「求人を閲覧するユーザー」にミスマッチがある、という仮説を立てた。
募集勤務地が主夫・主婦層からの人気を集めやすい立地にもかかわらず「土曜日に入れる方歓迎」と打ち出していたことが、平日に働きたい主夫・主婦とのミスマッチに繋がっていたと考えられる。

改善策として、求める人物像の見直しを実施。見直した結果「土曜日に入れる人であれば、週1日以上でなくても、月2回でもいい」という事実が判明。ここから「月2回の習い事感覚で通えるカフェスタッフ」という打ち出し方へ変更。母集団は少なくなるが、「稼ぎたい」よりも「働く、を通じて何か新しいことを始めたい・充実させたい」と考える層を狙った原稿へ変更した。

< 効果 >
→応募率が0%から約1.4%にまで増え、土曜日に入れる方の採用に成功!

まとめ

いかがでしたでしょうか?Indeed運用の理解に少しでもお役立て頂けましたら幸いです。
自社で運用するのが難しい…という場合にはIndeed運用代行サービスを利用してプロの力を借りるという方法もあります。

弊社R4にはIndeed運用に特化した専任スタッフが在籍しています。専任スタッフならではの細かい運用や、ノウハウを活かしたご提案をし、採用成功に向けて全力で伴走させていただきます。
「Indeedを試してみたい」「Indeedの効果出しについてもっと知りたい」「運用方法で悩んでいる」などあれば、是非お気軽にお問い合わせください。

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