R4ブランド戦略室コラム│第21回 新入社員へ理念を浸透させるポイント」

お世話になっております。株式会社R4です。
株式会社R4のブランド戦略室による
メールマガジン『人が集まる「ブランド思考」』を
お送りいたします。
企業に人が集まり、価値が伝わり、事業が育つ。
そのカギとなる「ブランディング」や「理念の力」について、
毎回さまざまな視点からお届けしてまいります。
人が集まる「ブランド思考」 第21回 新入社員へ理念を浸透させるポイント
株式会社R4ブランド戦略室 室長 毛利大一郎
4月になりました。
多くの企業にとって、新しい仲間を迎える大切な節目です。
入社後の導入研修に、自社の理念を伝える企業も多いです。
私がインナーブランディングを支援している企業様では
新人導入研修用として「理念解説動画」を制作しました。
理念の内容はもとより、そこに込められた想い
策定の背景やプロセスに加えて、
社内浸透の意義=自分事と捉えることの大切さなどを
伝える内容で構成されています。
研修に加えて「自社は何を大切にしているのか」を
自然と感じてもらう瞬間を設けることも大切です。
そのための方法は、決して難しいものではありません。
たとえば、新入社員が初めて現場でお客様と接した際や
社内で業務の相談をした際に、
「今日のやりとりの中で“うちらしさ”を感じた瞬間はあった?」とたずねてみる。
本人なりの気づきを引き出し、それに対して上司から
「それはまさにうちの理念の○○に通じるね」とフィードバックしてあげる。
こうした対話の積み重ねが、理念をただの社内用語から
大切にすべき価値観へと変えていきます。
もちろん、経営者自身の言葉で理念を語る機会を持つことも効果的です。
「なぜその理念を掲げたのか」「どんな経験がその考え方を生んだのか」を
素直に共有することで、新入社員は会社の背景や想いに共感しやすくなります。
さらに、理念を感じる場として有効なのが、
日常の中のささやかな成功体験です。
新入社員が小さな成果を上げたとき、成果を称賛するとともに
「うちの理念の○○を体現していたね」と一言添える。
評価の言葉の中に理念を盛り込むことで、
理念が“会社の言葉”から“自分(の仕事)に関係するもの”へ変わります。
そして忘れてはいけないのが、既存社員の存在です。
新入社員にとって、先輩や上司こそが最もリアルな理念の伝達者です。
経営者だけがどれほど理念を語っても、
周りの先輩たちの日常の会話や振る舞いが伴わなければ意味がありません。
既存社員に自社の理念を改めて意識してもらうこと、
そのうえで新入社員に接してもらうことが大切です。
4月という時期は、組織全体が心を新たにできる貴重なタイミングです。
全員で改めて理念に向き合う、
理念に対する意識を高める絶好の機会でもあります。
新入社員が理念を感じ取る瞬間を意図的につくり、
既存社員がそれを後押しする。
そうした日常の積み重ねが、やがて企業文化をつくります。
理念とは掲げるものではなく、日々体現されるものです。
この4月、自社の理念を改めて見つめ直し、
組織全体でその実践を始める好機としましょう。
ピックアップコンテンツ
中小企業でもできる!採用ブランディング成功事例4選
採用ブランディングのメリットとは?採用ブランディングを行う企業が増えている理由
採用ブランディングに役立つオススメ本、 厳選6冊!人事担当必見!
R4は採用課題に対する支援をしています
母集団形成、採用コストの適正化、採用代行など、
採用活動の「困った」をご相談ください。








