Indeedにクローリングさせる方法(自社採用サイトの連携)
- 1. Indeedの掲載方法は「クローリング」と「直接投稿」の2つ
- 1.1. Indeed「クローリング」で自社サイトを連携させる方法
- 1.1.1. Indeed クローリング連携できるサイトの特長
- 1.1.2. Indeed クローリング申請のやり方
- 1.2. Indeed 「直接投稿」で掲載する
- 2. Indeedにクローリングされるための条件
- 2.1. 求人情報が画像ではなくテキスト(html)で書かれていること
- 2.2. 求人情報に応募ボタンがあり、応募方法が記載されていること
- 2.3. 仕事内容、勤務地、募集条件が明記されていること
- 2.4. 一つの求人ページ(URL)に複数の職種や勤務地の記載がある
- 2.5. 求職者は無料で、登録無しで応募できる
- 3. Indeedにクローリングさせるメリット
- 3.1. 求人数が多い場合は、作業が効率的
- 3.2. 既存の使い慣れた応募者管理システムが利用できる
- 3.3. 独自の応募フォームを利用できる
- 3.4. 動画や写真の活用で求人情報の作成の自由度が高い
- 4. Indeedのクローリングよりも直接投稿の方が良いケース
- 4.1. 自社サイトの採用ページがスマフォ対応していない
- 4.2. クローリングさせる求人ページのテキスト修正ができない
- 4.3. 応募者にとって、入力しづらい応募フォームになっている
- 5. まとめ
- 6. Indeed関連の記事
- 7. 開催中セミナー
Indeedの掲載方法は「クローリング」と「直接投稿」の2つ
Indeedに求人情報を掲載する方法は大きく分けて「クローリング」と「直接投稿」の二つがあります。どちらも一長一短があり、利用状況に応じて選択することが重要です。それぞれの違いやメリットデメリット、具体的なクローリングの方法について、Indeedの代理店であるR4が、解説します。
Indeed「クローリング」で自社サイトを連携させる方法
「クローリング」はIndeedのプログラムが、自動的に自社サイトの求人情報を取得してくれる方式です。既にある自社サイトの求人ページの内容を、そのままIndeedに読み込んでもらい、掲載することができます。
自社採用ページを変更すれば、自動的にIndeedの方も反映される仕組みになっています。
Indeed クローリング連携できるサイトの特長
自社サイト求人ページをそのままIndeedに掲載できる、大変便利な『クローリング』というやり方ですが、全ての求人ページが、Indeedに読み込まれる(連携できる)わけではありません。
Indeedのクローリングが可能なサイトは、求人情報が明確にテキストで表記され、ページ内に応募方法も記載されている特長があります。その他にも細かな条件がありますので、条件を知りたい方は、以下をご覧ください。
Indeed クローリング申請のやり方
Indeedのクローリング申請はIndeedの公式ウェブサイトから行います。申請フォームに必要事項を入力し、自社サイトのURLを提供することで、Indeedのクローリングが可能になります。
前提として、Indeedにクローリングされる条件を満たしていることが必要です。自社のサイトを確認し、満たしている場合は、Indeedにクローリング依頼をすることができます。ただし、依頼をしても、確実にクローリングされる保証はありません。
Indeed 「直接投稿」で掲載する
「直接投稿」はIndeedの求人情報掲示板に直接情報を入力する方法です。こちらは、Indeed専用のフォーマットに従って情報を入力するため、求職者にとっては情報の一貫性があり見やすい形式で掲載ができます。
また、自社求人サイトを持っていなくてもIndeedの掲載をスタートできることもメリットです。
更に詳しい直接投稿の内容、直接投稿のメリットは以下記事もご覧ください。
Indeed関連記事
Indeedにクローリングされるための条件
求人情報が画像ではなくテキスト(html)で書かれていること
Indeedのクローリングはテキスト情報のみを取得します。そのため、求人情報がPDFや画像で提供されている場合は、それらの情報が正しく取得できないため、NGです。
求人情報に応募ボタンがあり、応募方法が記載されていること
Indeedにクローリングされるためには、求人ページに「応募ボタン」があることが必要です。応募フォームを通じて、求職者が『応募』のアクションができない求人情報は、Indeedにクローリングされません。せっかく条件を満たす求人情報のページを作成したとしても、応募ボタンが無く、例えば「こちらのメールアドレスに直接応募ください」などの記載のみでは、Indeedには掲載できません。
仕事内容、勤務地、募集条件が明記されていること
Indeedのクローリングは、求人情報の中心部分である「仕事内容」「勤務地」「募集条件」が明確でなければ掲載されません。これらの情報は求職者が応募を決定する重要な要素となります。Indeedは求職者ファーストのサイトであることを最重要視しているサイトであるため、求職者にとって不親切な求人原稿は、掲載されない仕組みになっています。
一つの求人ページ(URL)に複数の職種や勤務地の記載がある
一つの求人ページに複数の職種や勤務地が記載されている場合も、Indeedのクローリングには適していません。求職者が探している情報を明確にするため、一つの職種や勤務地ごとにページを分けることが求められます。
求職者は無料で、登録無しで応募できる
求職者が応募をする際に、ユーザー登録を求められたり、また応募をする際に費用が発生するようなサイトは、Indeedにクローリングされません。誰もが無料で応募ができることが条件です。
以上の条件については、以下のIndeedの公式ページにも、ガイドラインとして明記されておりますので、参考にしてみてください。
Indeed公式サイト ガイドライン
Indeedにクローリングさせるメリット
Indeedのクローリングを利用するメリットはいくつかあります。
求人数が多い場合は、作業が効率的
Indeedの掲載条件として、一つの原稿には、【 1職種×1勤務地 】というルールがあります。そのため、例えば50店舗を運営している飲食店の場合。50店舗でキッチンスタッフを募集するためには、同じキッチンスタッフの原稿だとしても、50本の原稿作成が必要です。1本1本作成するのは手間がかかるため、自社サイトであれば、例えば原稿のコピーが簡単だったり、原稿をcsvで一括編集することもスムーズでしょう。
既存の使い慣れた応募者管理システムが利用できる
クローリングの仕組みで自社サイトをIndeedに掲載する場合、これまで通り、自社サイトを通じて応募が入ってくるため、新たな管理画面が増えることなく、これまで通りの応募者管理の方法が可能です。
一方で、クローリングを使わず、直接投稿で掲載する場合は、Indeedが発行する管理画面を使うことになります。元々Indeedはアメリカ本社のシステムであり、それを日本バージョンに変換しているものなので、文化の異なるアメリカ仕様のシステムは、使い勝手が悪いという企業の声もあります。
独自の応募フォームを利用できる
Indeedのクローリングを利用すると、自社サイトの応募フォームをそのまま使用できることがメリットです。クローリングではないもう一つのIndeedの掲載方法である「直接投稿」では、応募フォームのカスタマイズに限りがあるため、取得したい応募者情報が取得できず、選考がしづらいといったネックもあります。
独自に応募時に入力してもらいたい項目がある場合は、Indeedクローリングがオススメです。
動画や写真の活用で求人情報の作成の自由度が高い
自社サイトでは動画や写真などを活用した求人情報の表現が可能です。クローリングを利用すれば、これらの要素を活かした自由度の高い求人情報作成が可能になります。
Indeedのクローリングよりも直接投稿の方が良いケース
上記にて、Indeedのクローリングのメリットについて記載しました。メリットだけ見ると、直接投稿よりも、クローリングの方が良いのではないか?と思われるかもしれません。しかし、そんなことはなく、それぞれのメリットデメリットがありますので、ここでは直接投稿の方がオススメの理由についても述べていきます。
自社サイトの採用ページがスマフォ対応していない
Indeedのユーザーは、8割以上がスマフォです。そのため、自社サイトがスマートフォンに対応していない場合は、いくらIndeedにクローリングさせて自社サイトの求人を掲載しても、求職者は求人情報が見づらく、応募に至ることは少ないでしょう。
クローリングさせる求人ページのテキスト修正ができない
Indeedを活用するメリットは、いつでもすぐに募集要項の修正をして、応募効果を高めるための運用ができる点です。そのため、Indeedにクローリングさせる自社サイトの求人ページのテキストが、手元ですぐに修正できない場合は、クローリングさせるサイトとしては、オススメできません。
専門知識がないと求人ページのテキストが修正できないサイトや、さらには外部の制作会社に依頼しないと修正ができない場合は、Indeedの直接投稿がオススメです。
応募者にとって、入力しづらい応募フォームになっている
どれだけ求職者に原稿を見てもらっても、応募に繋がらなければ採用にはつながりません。そこで大事になってくるのが、応募しやすい応募フォームかどうか、という点です。実際に、Indeedを活用している企業の中で、求職者が原稿を読んで「応募する」ボタンを押したにも関わらず、「応募完了」されない、ということが多発しているケースがあります。
それは、応募時に入力する項目があまりにも多かったり、スマフォから応募する際に、見づらいフォームであったりする場合がほとんどです。せっかく「応募ボタン」まで進んだ求職者を取りこぼしている、大変もったいない状態です。
見落としがちですが、改めて自社の応募フォームをスマフォから見てみて、入力しづらい形式であれば、クローリングではなく、直接投稿でIndeedを掲載することを検討しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Indeedに掲載する方法は、クローリングと直接投稿の2種類がありますが、それぞれ特長も様々です。上記を参考に、改めて検討してみてください。
また、Indeedにあまり詳しくない、実際に自社にはどちらが適しているのか?を知りたい場合は、お気軽に以下よりお問い合わせください。貴社のサイトを見て、オススメの掲載方法や、運用方法をご提案させていただきます。
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