エンゲージメント経営プラットフォーム TUNAG導入事例

弊社は2025年9月からエンゲージメントプラットフォーム「TUNAG」を導入し、基本理念より策定したMVVSS(ミッション・ビジョン・バリュー・スローガン・スピリット)のミッションに掲げている『人が集まる会社』づくりを自社もあり続けていくために組織文化の醸成に向けた取り組みを進めています。
本記事では弊社のリアルな導入の背景、運用開始後の変化、具体的な施策、従業員の声、そして今後の展望についてご紹介します。
TUNAGとは

株式会社スタメンが開発・提供する離職率や定着率、情報共有、生産性などの様々な組織課題の解決に向けて、最適な取り組みをカスタマイズできる組織改善プラットフォームサービス。
社内チャットや掲示板、ワークフローなどの豊富な機能を搭載しており、業務や人の動きを“見える化”し、社員のつながりと働きがいを高める設計が特徴。
導入背景・課題
2021年1月からミッションとして『人が集まる会社』づくりを掲げています。『人が集まる会社』とはその会社で働く人、働きたいと思う人、その他、その会社に関わりがある人。そうした人たちが、魅力を感じ、ずっと関わっていたい、つながっていたいと思う会社を指します。
顧客企業に対して『人が集まる会社』づくりを支援する会社として、自社が『人が集まる会社』であり続けていることが重要だと考えています。
しかし近年、働き方の多様化を受け入れながら、社員数の増加していく中で、組織のつながりが以前よりも見えづらくなり、理想とする姿との間にギャップを感じていました。
実際にコミュニケーションの希薄化も生まれはじめていました。このままでは、一体感がなく、『人が集まる会社』づくりの支援を体現できなくなっていくことへ危機感がありました。
また、社員一人ひとりの頑張りや成果を社内に発信・共有する仕組み自体は社内にありましたが、日常業務のやり取りの中で情報が埋もれやすく、全社に届きづらいという課題がありました。
持続的に成長し続けるためには、個の努力が埋もれずに共有され、お互いを理解し、称賛し合える“つながりの土台”を改めて強化する必要があると考えました。
そのためには、
- 社員がナレッジを共有・活用し、お客様へより高い価値提供が出来る状態をつくること
- 日常の中に「R4で成長し貢献できる」という実感・繋がりを増やし、組織の一体感を高めること
が不可欠でした。
これらの背景を踏まえ、R4では“文化醸成・ナレッジ活用”をつくる基盤として、TUNAGの導入を決定しました。
なぜTUNAGを選んだのか
エンゲージメント向上を目的とするのであればWebツールに限らず、対面施策やミーティング制度の強化など、さまざまな選択肢があります。実際、私たちも当初はツール以外の方法も含めて幅広く検討していました。
しかし、社員数の増加や働き方の多様化が進む中で、「全員が同じ時間・同じ場所で情報を受け取る」「気軽に声をかけ合う」というこれまでのコミュニケーションスタイルが難しくなり、情報共有が不均一になってしまう課題が生まれていました。
この状況では、対面施策だけでは十分にカバーできず、いつでも・どこでも・誰にでも情報が届く仕組みが不可欠だと判断しました。そのため、時間や場所に左右されず、全員が等しくアクセスできるWebツールを選択肢として重視しました。
その検討のまず最初に候補に挙がったのがTUNAGです。当社ではもともと販売代理店としてTUNAGを取り扱っており、サービスへの理解があったことから、自然と検討対象のひとつとなりました。その後、スタメン様に目的を共有した上で具体的な機能や運用方法を改めてご説明いただき、自社の理念や目指す組織づくりとの高い親和性を確認できたことで、TUNAGを本格的に導入候補として位置づけました。
その後、さらに偏りのない判断を行うため、他社ツールについても比較検討を実施しました。
比較検討した競合ツール
| ツール名 | 検討理由 | 特徴 | 課題 |
|---|---|---|---|
| Microsoft Teams / SharePoint | 既に社内で利用中。 まずは追加コストをかけず、既存ツールで課題が解決できるか検討。 | ・日常のチャット・会議・ファイル共有に強い ・Office 365との連携がスムーズ | ・情報が流れやすい ・検索性・ナレッジ蓄積に弱い ・情報の構造化がしにくい |
| Microsoft Viva Engage | 既に導入していたMicrosoftのOffice 365サービス内で追加契約なしで利用が可能だったため、実際にテスト導入して検証。 | ・社内SNS的な双方向コミュニケーション ・Office 365との連携がスムーズ | ・海外製UIが馴染みにくい ・カテゴリー分類などの設計自由度が低く、実運用のイメージがつきづらかった |
| Talknote | 社内コミュニケーション+ナレッジ蓄積を実現できる候補として比較対象に。 | ・チャット、ノート、タスク管理、組織状態の可視化、エンゲージメント分析など多機能 ・導入時の設計、運用の伴走サポートあり | コスト面の負担が大きい |
最終的には以下が決め手となり、TUNAG導入を正式に決定しました。
このTUNAG導入の決め手
- 会社の色を出せる柔軟なカスタマイズ性
- 日本企業に寄り添った分かりやすいUI
- 導入コストのバランス
- 導入後の運用伴走・定着支援の手厚さ
実際にどのように使っているか
TUNAGのメイン機能としては人を深く知るための「プロフィール機能」や、社内で共有したい取り組みや情報の種類ごとに投稿のカテゴリーを設ける「社内制度」という機能があります。
制度(=カテゴリー)を定義することで、投稿の目的が明確になり、どの情報がどこに集約されるのかが社員にとって分かりやすく整理されます。
また、制度単位で情報が蓄積されていくため、文化醸成やナレッジ蓄積にも効果的です。R4でも目的に応じていくつかの制度を設計し、TUNAG上で運用しています。
| 目的 | 制度名 |
|---|---|
| ■ コミュニケーション活性化・横のつながり強化 | ・オフタイム掲示板(差し入れやお土産の共有・個人のプライベートな話題など) ・部活動(活動報告・募集) ・イベントレポ(打ち上げ・研修・歓送迎会等の共有) |
| ■ 経営層の想い・理念の浸透 | ・YU TIMES(社長コラム) |
| ■ 成長促進・ナレッジ共有・成果の可視化 | ・新人日報 ・ナレッジ共有制度 ・社内表彰制度(表彰広報やプロフィールで実績を可視化) |

利用推進のために実施した施策
- 月次の利用状況分析と社内へのフィードバック
TUNAGの利用推進・定着のために数値で目標を設定し、定期的に利用状況データを分析。
前月の利用状況を毎月レポートとして作成して全社に共有し、利用率の低いグループやユーザーの利用をフォロー。 - オリジナルスタンプの作成
社長をはじめとした役員をモデルとしたオリジナルスタンプをリリース。
第二弾として弊社理念であるMVVSSのスタンプや、一般社員をモデルとしたスタンプも企画中。 - 打ち上げでのレクリエーション
半期ごとの全社打ち上げで、TUNAGに登録されている社員のプロフィールを題材にしたチーム対抗戦のクイズ大会を実施。
その様子はイベントレポの制度でも共有し、参加できなかった人向けにも発信。

導入後2ヶ月で見えてきた変化
導入直後のフェーズではまず全社員が日常的にログインし、情報を閲覧する習慣をつくることを最優先の目標として設定しました。
制度や投稿内容がどれだけ整備されていても、社員がTUNAGにアクセスしなければ価値は生まれません。
そのため、ログイン率に具体的な数値目標を置き、利用定着の状態を測る指標としました。


導入から2ヶ月が経過した段階で、まず設定していた初期目標である「全社員のログイン習慣化」を達成し、TUNAGを日常的に閲覧する行動が社内に定着しました。
さらにその先の変化として、オリジナルのスタンプを活用したリアクション増加、業務ナレッジやノウハウの投稿も活発になり、TUNAG上に発信することを前向きに受け止める文化が芽生え始めています。
加えて、新人日報や業務外のカテゴリーといった新しい制度をきっかけに、これまで閲覧が中心だった社員が自ら投稿やコメントを行うなど、発信・参加へと行動が変化しており、TUNAGを通じた文化醸成に確かな広がりが見られました。
従業員の声
チームのメンバーが多いため、毎日直接コミュニケーションをとるのは中々難しいのですが、TUNAGのおかげでメンバーが日々どんな行動をしているか、どんな商談をしているかというプロセスを把握することができて大変役立っています。
部署を越えたスタンプやコメントの承認文化も広がり、情報共有の量・スピードが大きく向上しました。業務効率化や育成スピードのアップ、一体感強化など、様々な面での効果が期待できるツールだと感じています。
営業・管理職
コメント機能や既読機能のおかげで、投稿がきちんと届いている実感があります。
プロフィールを見ると意外な共通点が見つかったりして、思わぬ会話が生まれることもあります。UIも直感的で使いやすく、これから活用できる機能が増えるのも楽しみです!営業・入社3年目
TUNAGは、さまざまなジャンルの投稿を一覧でスクロールしながら確認できる“社内新聞”のような感覚が気に入っています。
情報を取りにいかなくても自然と目に入るので、他部署の動きや取り組みを把握しやすくなりました。
また、メンバーの思いや行動が以前より伝わりやすくなり、同じ会社で働く仲間としての距離が縮まったように感じています。内勤・リーダー職
検索機能で情報が探しやすく、投稿をブックマークできる機能が便利です。スタンプも使いやすくて、気軽にリアクションできるのも魅力です。毎朝TUNAGをチェックする習慣がつきました!
内勤・入社5年目
代表コメント(取締役社長:熊澤 祐太)
2025年6月に2代目社長として理念を承継したことをきっかけに、もっと理念経営を実践してR4らしさを磨き、社員が自慢できる、誇れる会社にしていきたいという想いでTUNAGを導入しました。
週1〜2回TUNAG内で発信している社長日記「YU TIMES」は、日々の考えや想いを言語化することで自身の成長を確かめ、経営の目的を自問自答する機会にもなっています。
日常の出来事を通じて価値観やこだわりを自然体で伝えられる場でもあり、発信を続けることで思考が整理され、社内外で伝えるべきことを語る自信にもつながっています。
普段接点の少ないメンバーとも投稿内容をきっかけに会話が生まれ、「社長が何をしているのか分からない」という壁も低くなりました。
大切な方針を伝える際にも背景や意図、進捗を事前に共有でき、理解や共感が得られやすくなています。
今は、「人が集まる会社で経営する」という指針と、その実践を通じて「R4の『人が集まる会社づくり』は社会活性のエネルギーになる」という中期経営方針を発信し続けています。
こうした積み重ねこそが、風土や文化として根づくと信じているからです。
そして、この記録を“次世代経営陣への生きた教科書”として残したいとも考えています。
TUNAGは、私自身の成長を後押ししてくれる大切なツールです。「人が集まる会社で経営する」ために、これからも取り組みを続けていきます。
株式会社スタメン様(TUNAG 開発会社)コメント
R4様の導入プロセスは非常にスムーズで、経営層と運用担当の皆さまの間に信頼関係があり、『人が集まる会社』づくりというミッションがしっかり共有されていた点が印象的でした。
R4様の特徴は、とにかく施策実行力の高さと早さにあると思います。
導入から2ヶ月も経たないタイミングで、部活動の活動報告や新人日報、さらにはオリジナルスタンプのリリースまでスピード感を持って進めていただいております。
展開直後の熱量あるタイミングを逃さず改善を繰り返していただいたことで、プロダクト利用状況の中でも、特にコメント率は他の企業様と比較しても高い水準を早い段階で実現しております。
今後は、エンゲージメントサーベイや経営指標と連動しながら、MVVSSの浸透やナレッジ活用、称賛文化の強化など、より深い定着フェーズをご一緒できることを楽しみにしています。
今後の展望
初期目標であった「TUNAGのログイン率向上」と利用定着」は、導入から短期間で大きく進展しました。 今後は、社員一人ひとりの主体的な発信をさらに促し、組織の活性度を一段階高めるフェーズへと進んでいきます。
具体的には、日々の気づきや学びを気軽に共有できる制度づくりや、リレー(交代)形式の日報など、“発信が自然と続く仕組みづくり” を強化していく予定です。 こうした取り組みを通じて、R4が掲げる『人が集まる会社』づくりをより深く実現し、ナレッジが循環し、称賛が広がり、組織がつながっていく状態を目指してまいります。
検討中の企業様へ
「会社をより良くしたい・組織をより強くしたい」と考えていらっしゃると思います。
理論や事例などはあれど、それを自社流に置き換え現場レベルで浸透させることは一筋縄ではいきません。我々はそんな企業様に1社1社向き合い、理念、ビジョン、理想の会社・組織づくりに向けて、二人三脚で歩みを進めてまいりました。
まずは、どんな会社・組織にしていきたいか、その想いをお聴かせください。
会社・組織も相互理解から始まりますが、そのパートナー選びもまた相互理解から始まると信じています。





