なぜ企業は“新卒採用”をするのか?その理由は?新卒採用の意義、意味
たとえ経済状況が苦しい状況下だったとしても、継続して”新卒採用”を行う企業がたくさんあります。それは、「新卒採用を真剣に取り組み始めてから“当社は確実にいい方へ変わった”」と感じている企業が多いからに他なりません。中途採用ではなく、”新卒採用”をする理由を、改めて見つめてみましょう。
企業が新卒採用をする理由・意味は?
1.事業存続の意思
新卒採用は将来を見据えた事業への覚悟がなければできません。絶対に会社を潰さない・存続し続ける、という未来への意思表明でもあるのです。
2.人材に対して向き合う覚悟です
それは、教育に手間もコストもかかりリスクがあるということではありません。新卒であるが故、入社を決めてくれた彼らに対しての責任が大変大きいのです。当然ですが新卒は、まだ自身で仕事をしたことがありません。
その中で決断し、たったひとつの企業に入社するのです。仕事観の醸成は、新卒で受け入れられた企業に良くも悪くも一番影響されるものです。受け入れた企業の責任は大きいはずです。
中途ではなく、新卒採用をするメリットは?
1.自社の企業理念や考え方を身につけるのが早い
吸収の早さ、浸透の早さから見ると、即戦力と判断し採用した中途採用人材よりも、新卒入社者の方が短期間で戦力になる場合も往々にして見られます。他を知らないが故の会社理念の浸透の早さ。理念浸透型組織、ひいては理念型経営に寄与します。これは事業的なメリットが大変大きいです。
2.職場を活性化させる
新卒社員は、既存社員が当たり前だと思っていたことに疑問を持ち尋ねてきてくれます。そのことで職場が活性化し、既存社員が今一度自社の判断基準に立ち返り、見直すことで、既存社員も一緒に育っていく。また、人材への向き合い方や、育てるとはどういうことかといった文化継承ができてきます。
3.新しい発想や価値提供するための活動ができる
新卒入社者は、日々の業務の責任や目標(狭義での)が組織上小さいために、ひたむきに純粋に顧客やマーケットを思って行動してくれます。その結果、新しい事業やサービスが創造できることもあるでしょう。 新規事業組織の実働部隊が新人ばかりなのに成果を出している例は多々あります。
いかがでしょうか。中途採用、新卒採用、それぞれにメリット・デメリットがあります。改めて、自社の未来を、組織を創っていくときに、どのような人材を採用するのか?それは中途・新卒、どちらが良いのか?整理してみてはいかがでしょうか。組織づくりに迷うことがございましたら、お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
関 春菜 / 営業 / ウェブ解析士
『お客様の想い』を丁寧にヒアリングしたうえでのご提案を大切にしています。課題が明確になっていなくとも、お話をお伺いしながら情報整理し、課題設定・解決策のご提案をすることが得意です。
自身の営業・組織運営・マネジメント・マーケティングの経験を活かして、経営者や採用責任者にとっての、信頼できる相談相手を目指しています。
◆以下テーマの実績が豊富
「採用業務の効率化」「事業の強みや組織の魅力の抽出(言語化)」「50名の大量募集(中途社員・アルバイト)」「新卒・中途・アルバイト・教育の一気通貫」
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