【26卒】インターンシップ後半戦にエントリーを増やす打ち手

10月に入り、内定式を終えられた企業様が多い時期かと存じます。改めまして25年卒学生のご内定、おめでとうございます。

徐々に25卒は採用を終えられる企業が増えて参りましたが、厳しいマーケットにおいてまだ採用を続けられる企業様もおられるかと存じます。

今回は25卒の終盤に向けた対策と、後半戦に突入した26卒インターンシップ期(以下IS期)においてエントリーを増やすためのポイントについてお伝えします。

《25卒》 10月1日時点の内定状況・進路確定状況

【10月1日時点】内定率:95.9%  進路確定率:90.6% 

上記数値の通り、10月に入り、9割の学生が進路を決めて就活を終えようとしています。ここからは残り1割の学生とどうやって会うか、そして1名のエントリーが大変貴重となって参ります。

この時期にエントリーがあった学生は御社への興味関心が高く、丁寧にフォローしてあげることで採用につながりやすい学生となります。

今後も採用活動を続けられる企業様は、下記ポイントを押さえたご活動をおすすめします。

《25卒》 終盤に向け、これから打てる対策とは

詳細日程を決めた説明会予約画面の設置

終盤に入るとエントリー出来る企業が減る為、学生は効率を考え「この時期に説明会をやっている企業はどこか?」を検索軸に入れます。

新卒サイトでは詳細日程が入力された説明会予約画面がこの検索にヒットする仕組みとなっております。漏れなくヒットする為、日程を決めた上で設定しましょう。

スピード選考を意識

この時期に活動する学生は、自分だけ何らかの理由で進路が決められず焦っています。企業もここからは1名ずつの個別対応がほとんどです。説明会と一次選考、二次面接と最終選考を同時に行うなど期間を短縮し、エントリーがあった学生には速やかな対応を心掛けましょう。

「最短●日で内定」や「スピード選考」といったワードを押し出すことも有効です。

大学へのアプローチ

未だに進路を決められず、少数ですが大学のキャリアセンターに相談している学生もいます。大学側も学生が無事にどこか就職してくれるよう、希望が叶いそうな求人であれば、学生に紹介をしています。これまでに接点を取った大学や、自社にOB・OGがいる大学を中心に今一度アプローチしましょう。

その際、どんな人でもいい。ではなく「こういう学生がこういう理由で活躍できる会社です」と端的に伝えられるようにしておきましょう。

中途採用への転換

ここからの活動は厳しい時期になるため、中途採用で第二新卒を狙うのも一手です。募集の背景にもよりますが、これから1割の学生を狙うより中途採用にシフトした方が採用可能性は高いです。

R4では中途採用向けの「Indeed PLUS」といった新サービスで予算に合わせたご支援も可能です。 中途採用を検討される様であればお気軽にご相談くださいませ。

《25卒》 内定者のフォローについて

内定式に参加した学生の声として「同期や社員と交流し、この会社を選んで良かったと思えた」や「社会人として働く決意が固まった」などポジティブな意見がある一方、「内定式を経て気持ちが揺らいできた」「配属が不安」といった不安を感じる学生もいるようです。

2024年3月卒業の学生アンケートでは、約3割の学生が就活を終えたあと内定ブルーになり、そのうち5割の学生が「入社してからやっていけるか自身をもてなかった」と答えています。

このことから内定式以降も学生の不安を取り除いてあげるようなコミュニケーションやフォローが重要となり、それが帰属意識を高め、入社後の立ち上がりや定着にもつながります。できれば下記のようなポイントで内定者のフォローを行うようにしましょう。

また企業様の中には「何をやったらよいか分からない」「内容を考えている時間がない」といったご相談をいただくこともあります。そういった企業様向けに、弊社では内定者フォローのご支援も行っております。お困りの企業様は営業担当までお声がけくださいませ。

<内定者フォローの例>

・同期や先輩社員と交流出来る場の提供(食事会や会社のイベント参加など)

 →人間関係の不安を払拭

・会社に入ってから役に立つ学び・課題の提供(勉強会の開催・課題やテストの提供・フィードバック)

 →能力に対する不安の払拭

・学生ごとに入社前・入社後不安な点を確認・フォロー

 →会社・仕事内容に関する不安の払拭

《26卒》 秋冬インターンシップに向けた打ち手

下の図は、リクナビ2025 IS期における学生アクション推移です。

学生アクションが最も多い夏季のインターンシップシーズンが終わり、学生の動きが緩やかになる後半戦に突入しました。26卒も厳しいマーケットが続いておりますが、引き続きIS&C期における学生との接点が採用に大きく影響します。そのため、ここからは秋冬開催に向けた対策をお伝えします。

リクナビ2025 IS期における学生アクション推移

引き続きナビサイトでは詳細日程を決めた説明会予約画面を設置

25卒終盤の打ち手でも述べたように、タイパ意識の強い学生はスケジュールから検索することも多いため、発見してもらえる様に日程を決めて予約画面を設定しましょう。

企業も学生の動きが活発な夏季は力を入れ、秋冬は随時開催や開催しないなど活動量を落とす傾向があります。特に学生が時間的に参加しやすい冬休みも必ず設定しましょう。

プレ期でのスカウト利用を徹底

スカウトをお持ちで、まだあまり使えていない企業様は、必ずIS&C期をメインで使いましょう。

リクナビスカウトの開封・承諾率はIS&C期の方が高いです。

まずは秋冬の予約画面を設定し、そこへの集客に向けて「自動送信」も併用しながら、しっかりと活用しましょう。

ISの内容は「企業説明会」や「OB・OG訪問」を設置

学生は夏季の参加で、ある程度「興味のある業界・職種」を絞り、秋冬は具体的にどのような会社があるかを軸に検索します。

また冬休みも短く、授業やテストもあるため、参加出来る時間が限られています。

この時期のおすすめは「半日」や「2時間程度」で、企業の魅力が端的に伝わりやすい「企業説明会」や「OB・OG訪問」を設定しましょう。

採用ブランディングの検討

この厳しいマーケットにおいて昨今では、改めて自社の魅力を見つめ直す企業が増えています。

「ターゲットはどのような学生か?」「そのターゲットに向けて伝えられる自社の魅力とは?」ここが明確で求める学生に届けば、マーケットやサイトに左右されない「人が集まる会社」になります。

R4ではこの「採用ブランディング」を通じて、「人が集まる会社づくり」のお手伝いをしております。ご興味がございましたら、是非ご相談くださいませ。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今後もマーケットデータを基に、皆様のご活動の一助となる情報をお届けして参ります。

ご質問などございましたら、当社または営業担当までお気軽にご相談くださいませ。

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