【5月・6月】人の動きと採用成功に向けたポイント│中途・アルバイト・パート採用編

コロナ禍で一時期採用を中断していた企業も採用活動の再開を始めており、市場の活発化が進んでいます。さらには新型コロナウイルスが5/8より第5類(季節性インフルエンザと同じ位置)に移行。それに伴い、より募集企業の増加が見込まれ、売り手市場が続くと言われています。5月・6月に効果的に採用活動をするためのポイントをまとめました。

最新の求人数の動き

コロナの感染が拡大した2020年・2021年は多くの企業が採用活動を停止した影響もあり、求人数は減少しました。
2022年には徐々に増加傾向が見られ、現在の新規求人数はコロナ前の水準まで戻りつつあります。

データ出典元:e-Stat 政府統計の総合窓口https://cutt.ly/N5pWQKs

コロナ禍の人の動きと例年のトレンド

下記表はGoogleトレンドというツールを使ったデータです。求職者が仕事を探すときには、Googleなどの検索エンジンで、「求人」や「転職」と検索してリサーチしている人が多くいます。Googleトレンドを使えば、【どの時期にたくさんの人が検索しているのか?=仕事を探しているのか】のデータを見ることができます。

今回は、求職活動で使われそうな求人・転職・採用の3つのキーワードでどれくらい検索需要があるかを見てみました。
赤枠が2020年~2022年の5月・6月緑枠が2023年1月以降です。

1年のうち、最も求職活動が活発になるのが1月~3月。4月~6月は少し落ち着く時期です。
表の枠内を見ていただくと5月初旬はキーワード検索のボリュームが少ないことが分かります。理由としては、年度始めの入社に向かって動いていた方の活動が4月で落ち着き、5月は長期休暇(ゴールデンウィーク休暇)があるため、求職活動は控えめとなる傾向があります。この例年の傾向から見て、今年も同様に5月初旬は求職活動が落ち着く可能性があるでしょう。

企業側はというと、4月は新入社員の研修に注力し、5月は求職者と同様に長期休暇(ゴールデンウィーク休暇)があるため採用活動は控えめになる企業が多いです。6月は研修がひと段落するため、中途採用を少しずつ再開する企業が増える傾向があります。

転職活動者層の見極めが採用成功のカギ

5月は意外な人材が動き出す?

第二新卒人材

「学校を卒業して新卒で入社した社会人経験3年未満の人」を指すことが多い第二新卒。4月に新卒として入社した社員は、職場の環境が合わず転職に向けて動き出すのが多いとされるのがこの時期です。
若手人材の採用をしたい企業の方は、ポテンシャル採用として第二新卒の採用を検討してみてはいかがでしょうか。

長期休暇中にも活動をする熱意の高い人材

休暇中も転職活動を行う方は熱意が高い人材の可能性もあります。
スカウトなどを利用されている企業様は、求職者がサイトにログインした日を休暇中に絞ってみるのも一つの手かもしれません。

6月は少し先の入社に向けた採用活動を

6月は転職を考えようとする人が多くなる時期です。それは「賞与月」が関係しています。賞与を貰ってから転職するかを検討し始める、かつ現職ですぐに退職ができないため、1~2ヶ月先を見据えて転職活動をする方が多くなります。

潜在的な求職者には、求人票に「●月以降の入社もOK」など、少し先の入社も受け入れるメッセージを発信していくことが重要になります。

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