内定辞退はなぜ起こる?採用サイトを見直してみませんか
面接を繰り返しても、なぜか内定辞退されてしまう…。人事担当であれば誰しも経験があるのではないでしょうか。採用サイトやオウンドメディアを見直すだけで、改善できるかもしれません。この記事では、求職者の心理もふまえて、採用サイトの重要度をお伝えしていきます。
内定辞退はなぜ起こる?求職者の心理
せっかく内定まで至ったのに、なぜ内定辞退をしてしまうのでしょうか?他の企業からより良い条件の内定をもらったというようなこともありますが、入社後の働き方や環境に対する具体的なイメージを持てないことから生じる不安に起因することが多いとされています。
転職活動をしている求職者の心理、行動からイメージしてみましょう。
新しい企業への入社、転職。自分の人生に大きく関わることですから、求職者は慎重に企業選びをしています。
『少しでも良い条件のところに転職したい』という気持ち以上に、“失敗だけはしたくない”感情を強く持っています。周囲からの反対を押し切り、一世一代の想いで前職に別れを告げ、(大袈裟な表現かもしれませんが、求職者の悩みや想いを、軽視してはいけません。)新しい環境に飛び込んだときに、『前の会社の方が良かった…』なんて後悔はしたくありませんから。慎重になるのも当然です。
転職を失敗しないために。ネットで比較検討
転職を成功させるために、求職者はネットの情報を頼りにします。多くの情報から、比較検討して、転職先を決めます。このとき、ネットの情報の少ない企業は、“あやしい企業かもしれない…ブラック企業かもしれない”と不本意に疑われることもあるかもしれません。「この仕事内容が気になる」「雇用条件が良さそう」と思ったとしても、ネット上の情報が少ないと、失敗したくない求職者は、選択肢から外してしまう傾向にあります。
転職活動の経験がある方はもちろん、経験がなくとも、何かを選択する場面では、同じ行動をされているのではないでしょうか。『初めての場所へ旅行に行くとき』、『高額な家電を買うとき』、『デートの食事のお店を選ぶとき』、『引っ越しで新居を選ぶとき』、『病院を選ぶとき』…。少しでも良いものを、と情報収集するでしょう。失敗したくない、とネットで情報を比較検討しながら選ぶのが一般的です。人生が大きく変わる転職となると、なおさらです。
求職者が頼りにしている『採用サイト』
求職者はどこで情報を得ているのか?
では、求職者はどのようなサイトで情報を得ているのでしょうか?求職者が仕事を探すときには求人情報サイトや求人検索エンジンを活用することが多いです。求人情報サイトや求人検索エンジンは、企業を選ぶ(検索する)のに便利で、企業との出会いに適した、仕事“探し”には欠かせない情報源です。
一方で、求人情報サイトや求人検索エンジンの情報は限られた情報量であることが多いため、求職者は、仕事“探し”は求人情報サイトや求人検索エンジンで行い、エントリーや内定承諾などアクションのステップになると、採用サイトやSNS、口コミサイトなどでも信頼できる情報を得ようとします。
求職者の8割が見ている『採用サイト』
採用サイトとは、その企業の求人情報や魅力を伝えるために採用に特化させたWEBページやサイトのことです。近年では、単なる求人情報の提供にとどまらず、企業の理念、働く環境、社員の声、キャリアパスなど、応募者が「自分に合った会社かどうか」を見極められるような情報が充実した採用サイトが増えてきました。求職者にとっては、その企業の価値観や雰囲気を事前に知るための重要な手段であり、企業にとっては「魅力的な人材に選ばれるためのツール」として活用されています。
実際に、求職者の8割以上は採用サイトを見ている、ということがデータでも出ています。(※Indeedの調査より)
『採用サイト』が無いと、辞退のリスクが高まる?!
求人広告を出すと、エントリーはたくさんあるから、採用サイトなんてなくても大丈夫、と思っていませんか?
広告に費用をかけ、求職者にとスカウトメールのアプローチを繰り返せば、反響があるかもしれません。しかし、“失敗したくない”と慎重になるのが求職者心理です。企業から声がかかり、面接に臨もうとするかもしれませんが、採用サイトを見たときに情報が少なければ、不安になって辞退するかもしれません。面接ができても、内定承諾をするときには、情報が少ない企業は、選ばれにくいのではないでしょうか。
採用サイトが無くとも、面接が実施できれば情報を伝える機会を得られます。しかし、たった1~2時間で伝えられる情報には限りがありますし、貴重な面接時間なので、情報を伝える場ではなく、相互理解が深まる方が有意義です。
更には、面接で入社意欲が高まった求職者も、内定承諾を見極めるときには、再度ネットの情報を見て、冷静に自分のこれからの人生を考えます。会社HPや採用サイトを見ながら、家族会議をする人もいます。
まずは、求職者の行動や心理を理解した上で、求職者に寄り添い、求職者が“選択”・“納得”できるだけの情報を自社のサイトで伝えていくことを見直してみませんか。そうするだけで、良い人の採用につながる確率は間違いなく上がります。
採用サイトの制作も弊社R4にお任せください
この記事を書いた人
関 春菜 / 営業 / ウェブ解析士
『お客様の想い』を丁寧にヒアリングしたうえでのご提案を大切にしています。課題が明確になっていなくとも、お話をお伺いしながら情報整理し、課題設定・解決策のご提案をすることが得意です。
自身の営業・組織運営・マネジメント・マーケティングの経験を活かして、経営者や採用責任者にとっての、信頼できる相談相手を目指しています。
◆以下テーマの実績が豊富
「採用業務の効率化」「事業の強みや組織の魅力の抽出(言語化)」「50名の大量募集(中途社員・アルバイト)」「新卒・中途・アルバイト・教育の一気通貫」
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