新卒 ダイレクトリクルーティングのコツを紹介!Z世代がもらって嬉しいスカウトとは?
新卒採用においても売り手市場となる中、企業は「攻め」の採用=ダイレクトリクルーティングの必要性が高まっています。
新卒採用のダイレクトリクルーティングの主流であるスカウトサービスを、Z世代と呼ばれる今の就活生はなぜ利用するのか?
メリット・デメリットをお伝えするとともに、効果的なスカウトを送るコツについて解説します。
- 1. 新卒採用におけるダイレクトリクルーティングとは?
- 2. - 新卒 ダイレクトリクルーティング -なぜZ世代の学生はスカウトサービスを利用するのか?
- 2.1. 学生にとってスカウトサービスを利用するメリット
- 2.1.1. タイムパフォーマンス(=タイパ)がいい
- 2.1.2. 「個」を認めてもらえる
- 2.1.3. 特別な案内がもらえる
- 2.2. 学生にとってスカウトサービスを利用するデメリット
- 2.2.1. 大量にスカウトが届く
- 2.2.2. 志望していない業界からもアプローチされる
- 3. - 新卒 ダイレクトリクルーティング -学生が承諾したくなるスカウトとは?
- 3.1. 情報が「端的に」まとめられている
- 3.2. 「あなた宛」の個別感と根拠がある
- 3.3. 「限定イベント」に参加できる
- 4. - 新卒 ダイレクトリクルーティング -企業がスカウトサービスを利用するメリット・デメリット
- 5. - 新卒 ダイレクトリクルーティング -スカウトサービスで効果を出し続けるために必要なこと
- 6. 採用に関連する記事
新卒採用における
ダイレクトリクルーティングとは?
ダイレクトリクルーティングとは、企業側から求める人材に対して直接アプローチをかける採用手法のことです。
少子高齢化による労働人口の減少に伴い売り手市場となった今、求人媒体で学生のエントリーや説明会予約を受け付けるだけの「待ち」の採用ではなく、企業側が能動的に採りにいく「攻め」の採用、つまりダイレクトリクルーティングの必要性が高まってきました。
ダイレクトリクルーティングを新卒採用で行う場合には、学生に対して企業が直接メッセージを送る「リクナビスカウト」「OfferBOX」「ワンキャリア」等のスカウトサービスが主流となってきています。
そこで、なぜZ世代と呼ばれる今の就活生はスカウトサービスを利用するのか、メリット・デメリットをお伝えするとともに、効果的なスカウトを送るコツについて解説します。
- 新卒 ダイレクトリクルーティング -
なぜZ世代の学生はスカウトサービスを利用するのか?
学生にとってスカウトサービスを利用するメリット
タイムパフォーマンス(=タイパ)がいい
デジタルネイティブと呼ばれるZ世代が重視しているのは、タイムパフォーマンス(=タイパ)です。
大半の学生はSNSを活用し、リコメンドされる(自分にお勧めの情報が自動で流れてくる)ことに慣れています。
無限に情報が溢れている時代だからこそ、自ら情報を探しに行くのではなく、お勧めされた情報の中から取捨選択することで効率よく情報収集を行います。
就活においても同様で、プロフィールを登録すれば自分に合った求人案内が届くスカウトサービスは、まさにタイパがいいと言えます。
「個」を認めてもらえる
Z世代の特徴として「承認欲求が強い」ということも挙げられます。
SNSを日常的に利用する中で、「いいね!」をもらう=自分を見てもらい他者に肯定されることに価値を感じやすい傾向があり、
すなわち不特定多数向けに公開されている情報ではなく、「個」に届くスカウトメッセージに価値を感じると言えます。
特別な案内がもらえる
スカウトサービスでは、個別面談の案内や書類選考免除など、個人宛ならではの案内が届くことがしばしばあります。
特別な案内、限定感を出すことで「個」を認めてもらえた、という上記のメリットにも繋がります。
学生にとってスカウトサービスを利用するデメリット
大量にスカウトが届く
売り手市場の背景により求人倍率(求職者に対しての求人数)は年々上昇しています。
スカウトサービスも一般的になりつつあるため、1人の学生に対してのオファー数は増加の傾向にあります。
志望していない業界からもアプローチされる
大量に届くスカウトは、必ずしも志望業界からのメッセージだけとは限りません。
視野を広げるチャンスとも捉えられますが、志望業界が明確になっており限定して就活を行っている学生からするとデメリットと言えます。
- 新卒 ダイレクトリクルーティング -
学生が承諾したくなるスカウトとは?
ダイレクトリクルーティングを新卒で行う場合に主流であるスカウトサービスについて、メリット・デメリットを見てきました。
それを踏まえて、学生が承諾したくなるスカウトメッセージについて、ポイントをご紹介します。
情報が「端的に」まとめられている
タイパを求める学生は、大量にスカウトが届く中で「この企業に興味を持てるかどうか」を瞬時に判断します。
そのためスカウトメッセージは
- 冒頭にキャッチコピーを設ける
- 自社の魅力や仕事内容について、キーワードを羅列する(Instagramでの#のイメージ)
- 文面全体がワンスクロールで読み切れる
など、伝えたい情報を端的に・明確に記載し、アピールポイントを学生に知ってもらうことが承諾獲得の第一歩です。
「あなた宛」の個別感と根拠がある
その他大勢に向けられたメッセージでなく「あなた宛」にスカウトを送っていることを強調し、学生の承認欲求に訴えます。
- 何を評価したか
- 長所やこれまでの経験が、自社ではどのように活かせるか
など、【だからあなたにスカウトを送った】という根拠が明記されていることで、スカウトの説得力が増し承諾率アップに繋がります。
「限定イベント」に参加できる
個別面談の案内や書類選考免除など、スカウトならではのメリットを設けることで、承諾率アップに繋がります。
- 新卒 ダイレクトリクルーティング -
企業がスカウトサービスを利用するメリット・デメリット
ダイレクトリクルーティングを新卒採用で行う上で、企業がスカウトサービスを利用するメリットはいくつかありますが、ここでは従来の採用手法にはない3つのメリットを挙げます。
- マッチする人材に自社の魅力を直接アプローチできる
- 自社の採用力、採用ブランド力を向上できる
- 効率的な採用で採用コストを抑えられる可能性がある
ダイレクトリクルーティングについて詳しく知りたい場合は以下のページをご覧ください▼
一方で、検索条件を模索し、PR文を一人一人チェックしスカウト文を作成するなど「業務負担が増える」というデメリットもあります。
また、上記のような実際の作業だけではなく、”採用業界で注目の「ペルソナ設計」”を、まずは社内で検討・統一する必要があります。
ペルソナ設計について詳しく知りたい場合は以下のページをご覧ください▼
- 新卒 ダイレクトリクルーティング -
スカウトサービスで効果を出し続けるために必要なこと
最後に、「継続して」「効果的に」スカウトサービスを利用する際に、必要なことについて解説します。
前章でもお伝えした通り、明確なターゲット設定が出来ていないと、いくら魅力的な企業や心に響くスカウト文でも求める人材と出会うことが出来ず、労力を無駄にしてしまいます。現在スカウトサービスは増える一方ですので、適切なサービス選択のためにもターゲットを明確にしておくことは必須条件と言えるでしょう。
また、スカウトサービスに登録する学生も日々更新され、志向も変化していきます。同じ検索条件や文面では学生の反応が得られないことも当たり前にあります。日々反応を確認しながら、トライ&エラーを繰り返すことが重要です。
スカウトサービスを活用したいが自社での対応が難しい場合は、プロの送信代行サービスや採用コンサルタントを利用するのもおすすめです。
弊社のアウトソーシングサービスでは、送信代行を担うだけではなく、ターゲット・ペルソナ設定から効果出しのための検証・改善までもお手伝いしております。
複数のサービスを取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
弊社のアウトソーシングサービスのご案内は以下のページをご覧ください▼
無料相談会 実施中!お気軽にお問合せください
お気軽にお問い合わせください。052-212-2007受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]
メールでのお問い合わせはこちら採用に関連する記事
オンラインセミナー予約受付中!