R4ブランド戦略室コラム│第24回 仕事の意味づけと共有が、働くエネルギーになる

ブランディング

企業に人が集まり、価値が伝わり、事業が育つ。
そのカギとなる「ブランディング」や「理念の力」について、
毎回さまざまな視点からお届けしてまいります。

人が集まる「ブランド思考」 第24回  仕事の意味づけと共有が、働くエネルギーになる

株式会社R4ブランド戦略室 室長 毛利大一郎

5月もいよいよ後半、ようやく新年度の流れが落ち着いてきた頃です。
そんな中、「ゴールデンウィーク明けに退職が増える」という話題を
ニュースで目にされた方も多いのではないでしょうか。  

実際、ヘルスケアテクノロジーズ社の調査によると、
3〜5月に「ストレス」「不眠」「不安」といった
心身の不調に関する相談が通常期の約6倍に増える傾向にあるそうです。
参考:“やる気低下”から“不眠” “体調不良”へ 五月病に変化、相談は秋に最多

こうした状況に、企業側はどう向き合えばよいのでしょうか。  
もちろん、相談しやすい環境づくりやハラスメント防止など
物理的な「安全」を確保することは欠かせません。
さらに、もう一歩踏み込むなら
社員が「この会社で働く意味」を実感できるようにすること。
それを上司や仲間と共有することが
不調や離職の根本的な予防策になると私は考えます。  

人は「何をするか」よりも「なぜそれをするのか」を
理解しているときに最も力を発揮します。
理念が現場に浸透し、一人ひとりが自分の仕事を
“会社の存在意義”と結び付けて考える。
「何のために、この会社で、この仕事をしているのか」の意味づけを行う。
また、大切なのはその意味づけを社内で共有することです。
会社や仲間とのつながりを感じることができ、
日々のモチベーションやエンゲージメントを向上させます。

私がサポートしているある企業様では、
日々の仕事と理念とが結びついたエピソードを
部署ごとにリレー形式で社内配信する取り組みを始めました。
目的は、日々の仕事と理念との接続だけではありません。
理念を共通の言葉として部署間の理解を深め、
組織全体の連携を強めることも狙いとしています。

「自分の仕事は誰の役に立っているのか?」
「何のためにこの仕事をしているのか?」
「なぜ、この会社で働いているのか?」
「なぜ、この人たちと一緒に働いているのか?」

その問いに答えられる状態であれば、
多少のストレスや環境変化があっても
仲間とともに乗り越えられます。

一度、「意味づけ」と「共有」の場をつくることを検討してみてください。
きっと、社員の不調や離職の予防策になるはずです。

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