【転職市場】❝コロナ前～現在❞に至るまでの採用環境と求職者の変化

日本ではじめて新型コロナウイルスの感染が確認されてから、およそ3年が経ちました。
3年が経過した現在も、コロナ感染対策と向き合う日々が続いていますが、確実に「脱コロナ」に向けた日常を取り戻しつつあります。この3年の間に、転職市場においても募集する企業と仕事を探す求職者には大きな変化が起こりました。そして、経済の回復に伴い、求人倍率も上昇を続ける中で、企業の採用難易度は日に日に高まりを見せています。本日は“コロナ前～現在”に至るまでの採用環境と求職者の変化について解説し、その中で見えてきた採用活動の兆しについてお伝えさせていただきます。

新型コロナウイルスの影響による転職市場の変化

求人倍率の変化

2020年1月、国内で初めて新型コロナウイルスの感染が確認されてから最初の緊急事態宣言が解除される2020年5月31日までの間、求人数は減少し、求人倍率も約1倍の水準にまで落ち込みました。そこからは徐々に求人数が回復し、直近の求人倍率は1.46倍までが回復してきております。

また、働く人の転職意向も活発で、転職未経験者であっても３割以上が転職を志向していることが伺えます。特にコロナ禍における就職活動により、企業理解が進まないまま就職先を決めてしまった第二新卒層の早期退職が多くなっています。

今後の転職市場は？

2022年度の採用計画に対して、同等もしくは増やすと回答した企業が全体の約8割を占めています。脱コロナに向けた経済の回復と併せ、少子化による労働人口の減少が影響して、企業の採用活動意欲は今後も高い状態が続くことが予測されています。

求職者の変化と地方企業の採用活動における兆し

リクルートの調査結果によると、コロナを経験したことで、約43％の方が「地方や郊外への移住に興味をもった」と回答しています。テレワークを導入する企業が増加し、柔軟な働き方が可能になったことで、都心から離れて生活をしたいというマインドが高くなっていることが伺えます。

この求職者の志向の変化によって、これまでは限られたエリア内での採用活動を余儀なくされていた地方企業が、ＵＩターンをはじめとした他エリアに在住している求職者を採用できる可能性が、高まってきたといえます。

地方企業の採用活動

上記でもお伝えしているように、他エリアに在住している求職者を採用できるチャンスです。ターゲットとなる他エリア在住者に求人情報を届けるために当社が扱う中途求人サイト『リクナビNEXT』ですと、下記２点の方法でアプローチができます。

特設ページでアプローチ

サイトTOPにある特集バナー『地方特集ページ』や『ＵＩターン転職の向け』から、導線を増やすことで求人の露出を増やし、閲覧数を最大化します。

AIを用いたDM配信で求職者を効果的に動かす

求職者のリクナビNEXT内での行動履歴（検索、閲覧、応募等の傾向）をAIによって解析し、地方企業に興味関心が高いターゲットを抽出してDMを配信します。AI配信によって、例えば「名古屋の求人を探している東京在住の求職者」等、従来の会員登録情報に基づく配信ではアプローチが難しかったターゲットにも訴求することが可能になります。

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