採用ブランディングの進め方と方法|成果につながる6つのステップを解説

採用ブランディングの進め方|成果につながる6つのステップを解説

人材獲得競争が激化する中、「自社らしさ」を明確に打ち出し、一貫性を持って採用広報を展開する採用ブランディングが注目されています。

単なる求人広告では伝わらない企業の魅力を、戦略的に発信することで「共感」による採用を実現できる時代です。
しかし、採用ブランディングを始めようと思っても「どこから始めればよいのかわからない」「どんな施策が有効なのかわからない」といった声も少なくありません。

本記事では、R4が20年以上にわたり採用支援で培ってきたノウハウをもとに、採用ブランディングを効果的に進めるための6つのステップを解説します。
自社らしさの言語化から採用ターゲットの明確化、採用コンセプト策定、採用広報展開まで、一貫したプロセスで成果につなげる方法をご紹介します。 

採用ブランディングの進め方

採用ブランディングは、自社の魅力や特徴を整理し、採用ターゲットに伝わる採用コンセプトとコミュニケーションを設計する取り組みです。

採用ブランディングを進める際は、いきなり情報発信を始めるのではなく、採用ブランディングに携わるチーム体制づくりから始め、自社らしさや採用ターゲットを整理したうえで、分析・採用コンセプト策定・発信設計へと進めることが重要です。

以下の6ステップは、R4が実際にクライアント企業様と取り組む際にも活用している基本プロセスです。

採用ブランディングの進め方

  • プロジェクトチームを結成する
  • 自社らしさを言語化する
  • 採用ターゲットを明確化する
  • 分析を行う
  • 採用コンセプトを策定する
  • 採用コミュニケーション戦略を設計する

STEP1 プロジェクトチームを結成する

採用ブランディングを効果的に進めるためには、採用活動に関わる人たちが、自社の魅力を等しく理解・納得・体現することが不可欠です。

「説明会で言っていることとホームページの記載内容が違う」「パンフレットの内容と面接で会った人との話にズレがある」となってしまうと、就活生・求職者も戸惑ってしまいます。
一貫性あるアピールを行うためにも、採用活動に関わる人たちでプロジェクトチームを結成しましょう。 

プロジェクトチームは、採用担当者だけではなく経営層や若手社員など幅広い層で構成するのが理想的です。

プロジェクトチームの構成例

  • 採用担当者
  • 経営層
  • 次世代幹部候補
  • 募集職種の活躍人材
  • 自社らしさを体現していると思われる人材
  • 新卒採用1~2年目の社員(新卒採用の場合)

この様に、幅広い層で採用ブランディングのプロジェクトチームを構成することで、様々な視点が加わり、よりリアルで網羅的、多角的に自社の魅力を整理することができます。

また、幅広い層がいることで、チームで策定した採用コンセプトを社内に効率よく共有することもできます。

以下のSTEP2より採用ブランディングの詳しい進め方を解説します。

STEP2 自社らしさを言語化する

採用ブランディングの核となるのは「自社らしさの言語化」です。

まず、自社の魅力や特徴を、理念や大切にしている価値観・事業やサービス・職場環境・社風・制度や福利厚生などの観点から整理しましょう。

併せて、自社の仕事ならではのやりがい、魅力についてもまとめます。
整理が難しい場合は、社員へのヒアリングを実施するのも有効です。

また、採用は未来の同志を獲得する活動でもあります。
自社がこの先どのような方向へ進んでいくのかを整理します。

採用ブランディングのプロジェクトチームに経営層がいればスムーズに言語化が進みますが、必要に応じて経営者インタビューも行い、自社のビジョンを整理していきましょう。

以上のワークを行うことで、様々な観点での自社の魅力が言語化されます。
整理した「自社らしさ」を把握しやすくするために、端的にまとめておくほうがよいでしょう。

その際は「ハード面」「ソフト面」の2軸に分けるとまとめやすいです。

分類項目
ハード面企業規模、事業、商品・サービス、技術、エリアなど​
ソフト面企業の精神や風土、文化、社員の特徴など​

ハード面から自社らしさを整理する

ハード面の言語化では、自社の事業内容や商品・サービス、働く環境や制度など、外部から見ても分かりやすい企業の特徴や強みを整理します。

ハード面の言語化ポイント
項目考えるポイント例
事業・サービス競合と比べた自社ならではの強みは何か業界トップクラスのシェア、ニッチ市場に特化、ワンストップ対応
競合優位性顧客から選ばれている理由は何か高品質、迅速な対応、ソリューションの幅広さ、寄り添う姿勢
働く環境・制度社員が働きやすい環境や制度は何かフレックスタイム制、リモートワーク、資格取得支援
企業規模・事業エリア企業規模や地域性ならではの魅力は何か地域密着型、全国展開、海外拠点あり

ソフト面から自社らしさを整理する

ソフト面の言語化では、理念や価値観、企業文化、社員の特徴など、自社ならではの考え方や組織の雰囲気を整理します。 

ソフト面の言語化ポイント
項目考えるポイント例
理念・MVV企業として何を大切にしているか「挑戦を応援する」「地域社会への貢献」「顧客第一」
企業文化職場にはどのような文化が根付いているか意見を言いやすい、チームワーク重視、挑戦を歓迎する文化
社員の特徴活躍している社員にはどのような共通点があるか主体性がある、協調性が高い、学習意欲が高い
仕事のやりがい社員は何に魅力を感じているかお客様から直接感謝される、社会貢献を実感できる、大きな裁量を持てる

STEP3 採用ターゲットを明確化する

採用ブランディングは、「どんな人材が欲しいのか?」が明確でなければ効果を発揮しません。
伝える相手が明確になることで、アピールすべきメッセージを絞り込むことができます。
採用ターゲットを明確にする際には、STEP2で言語化した「自社らしさ」も参考にします。
「どんな人が自社らしい人材なのか?」を考えながらワークセッションを進めていきます。

採用ターゲットの基本情報を整理

まずは年齢・性別・スキル・志向など、採用ターゲットの基本情報を整理しましょう。

スキルや志向を整理する際は「MUST要件」=絶対に持っていてほしいもの、「WANT要件」=できれば持っていてほしいものに分けて整理するとターゲット像が立体的になります。

採用ターゲットを整理する際の考え方
項目内容例
MUST要件必ず満たしていてほしい条件必須資格、実務経験3年以上、普通自動車免許
WANT要件あれば望ましい条件マネジメント経験、語学力、特定業界での経験

採用ターゲットの能力・価値観を整理

また、能力や価値観も整理しておくとよいでしょう。
能力については、対人能力や課題発見能力など様々な項目に対して点数をつけていくと整理がしやすいです。

項目5段階評価
円滑な人間関係を構築できる★★★★★
自ら動いて課題を解決することができる★★★★☆
タフな精神力がある★★★★★
論理的に物事を考えることができる★★★☆☆
継続して努力ができる★★★★★

価値観については、自社の理念などをもとに「こういう価値観を大事にしてほしい」と思う内容をまとめていきます。

採用ターゲットのペルソナを作成

以上を踏まえてペルソナ(仮想人物)を作成します。
氏名や家族構成、居住地、趣味、休日の過ごし方など、あたかも実在するかのようなレベルまで具体化します。
欲しい人材をペルソナ化することで、採用ターゲットは「自社のどんな点に共感するのか」「どういう発信をすれば心に響くのか」を想定することができます。

STEP4 分析を行う

採用ブランディングの次のステップは、市場や競合状況、自社ポジションを把握するフェーズです。
同業他社や地域内企業など、採用上競合となる企業と比較し、自社独自の強みを抽出します。

ここまでのSTEPでまとめた「自社らしさ」「採用ターゲット」「採用上で競合に勝る優位性」をもとに、自社ならではの独自性を言語化します。

このときに重要なのは「採用ターゲット=ペルソナ」の視点で考えること。
「自分たちが思う自社の魅力」ではなく「採用ターゲットが感じる(であろう)自社の魅力」を捉えることがポイントです。

よくある注意点

採用ブランディングを進めるには市場における「差別化」が欠かせませんが、多くの企業が陥ってしまうのが「自分たちが考える自社の魅力」を発信してしまうこと。
「差別化」を成功させるためには選ぶ側の視点、つまり採用ターゲットの視点で「自社の魅力」を整えることが肝心です。

STEP5 採用コンセプトを策定する

採用ブランディングSTEP4で言語化した「自社ならでは独自性」をもとに採用コンセプトを策定します。
採用コンセプトは採用ブランディングにおけるすべての採用広報活動の軸になります。

採用コンセプト例

  • 「図面をカタチにする、加工と改善のプロフェッショナル」(製造業)
  • 「街の当たり前を支える、施工と保守の専門チーム」(建設業)
  • 「データと現場で改善する、売れる仕組みづくり」(小売業)
  • 「課題を整理して形にする、開発と改善のチーム」(通信業)
  • 「一人ひとりの可能性を広げる、成長のきっかけをつくる」(教育業)

採用コンセプト作成の注意点

ここで注意が必要なのは、採用コンセプトはキャッチフレーズではないということ。
気の利いた言いまわし、凝ったフレーズにする必要はありません。

採用コンセプトは広報用のフレーズではなく、プロジェクトチーム内、ひいては社内で共有するための「採用広報上の指針」です。

採用コンセプト作成のポイント

以下のポイントを踏まえて、採用コンセプトを策定していきましょう。

良い採用コンセプトにするためのポイント

  • 一目で理解できるシンプルな言葉である
  • 自社カルチャーとの整合性がある
  • 社員自身も誇りと共感を持てる
  • 自社だからこそできることが入っている
  • 採用ターゲットが期待することが反映されている

STEP6 採用コミュニケーション戦略を設計する

採用ブランディング最後のステップは発信フェーズです。

「どんな方法・媒体で」「誰に」「どう伝えるか」を戦略的に設計します。
採用ブランディングにおけるコミュニケーション戦略では、パンフレットやWebサイトだけでなく、SNSや動画など複数チャネルで統一されたメッセージ発信が重要です。

たとえば、R4では以下のようなツール制作を行っています。

R4の採用ブランディングツール制作例

  • 採用パンフレット
  • 採用サイト
  • 採用動画
  • イベントブース装飾

その他、「説明会」「面接」「入社後フォロー」まで含め、一貫したメッセージ体験として設計することも大切です。

また、ツールを作成するにあたり、基本となる採用スローガン(キャッチフレーズ)とキービジュアルを作成しておくとよいでしょう。
様々なツールに活用でき、一貫性を持った広報展開をすることが可能になります。

採用ブランディングは施策やツール制作だけでは成功しない

採用ブランディングを進めるためには、魅力的な採用広報を展開する必要があります。

しかし、いくら見栄えの良い、デザインのクオリティが高い採用ツールを揃えても、それが真の「自社らしさ」を表現したものでなければ、採用ブランディングはうまくいきません。

また、採用ブランディングとは単なるツール制作・展開のことではありません。
自社ならではの魅力・独自性=採用コンセプトを軸に、一貫した採用広報・採用活動を行う採用手法を指します。

そのためには、上記の施策、具体的な方法を実践して、全員が納得できる自社独自の魅力を言語化すること、それを自社内で共有することが必要です。

採用コンセプトを策定することも大事ですが、それを行うプロセスも同じくらい大切です。
プロジェクトチームのメンバーが、自社の魅力や未来の同志について真剣に意見交換をして、様々なSTEPを経ながら、自分たちの言葉で採用の指針を策定・共有する。

このプロセスを経験することで、常に納得感を持って採用広報・採用活動を実践することができるのです。

施策・方法から考えると失敗しやすい

採用ブランディングは、先に採用コンセプト(誰に何を伝えるか)を定めないと効果が出にくいです。

軸がないまま施策・方法に走ると、発信が媒体や担当者でブレて印象に残らず、採用ターゲットも曖昧になり、ミスマッチや工数増を招きます。
また、流行や勘で施策を選んでしまい、投資対効果も悪化しやすいです。

さらに、接点ごとの訴求がバラバラになって辞退や不信につながり、社内基準も揃わず改善が回りません。
結果として、早期離職やブランド毀損にも波及します。

採用コンセプト設計から始める

成果につながる採用ブランディングは、採用コンセプトの設計から始めるのがおすすめです。

まずは自社らしさを棚卸し、その上で自社らしい人材を採用ターゲットとして設定しましょう。
次に、採用ターゲットから見た自社の魅力、採用上の競合他社にはアピールできない独自性を言葉としてまとめます。
その上で、採用ターゲットに一貫して届けるメッセージと体験を設計し、媒体選定やコンテンツ、面接基準、内定者フォローまで落とし込みます。

この様に、採用コンセプト設計からスタートすることで軸が明確になるため、施策の優先順位が定まり、改善も再現性高く回せるようになります。

採用ブランディングの施策を成功させるにはプロセスが重要

採用ブランディングを成功させるには、完成した採用コンセプト以上に、そこへ至るプロセスが重要です。

採用コンセプト策定までにチームで自社の魅力を洗い出し、現場の実感や採用ターゲットの視点も含めて率直に意見を交わします。

多様な声を整理して共通言語にまとめていくことで、「これが自社の魅力だよね」「こういう人が欲しかった!」と腹落ちする内容になります。

さらに、皆で作り上げる過程そのものが社内の一体感を生み、採用コンセプトという共通言語も持てるため、一貫性のある採用広報につながります。

採用ブランディングを成功させる5つのポイント

採用ブランディングの効果を最大化するためには、単発の施策ではなく「中長期的な戦略」と「組織全体での共通認識」が欠かせません。

ここでは、R4が実際の支援現場から導き出した成功企業に共通するポイントを紹介します。

採用ブランディング5つのポイント

  • 経営層が主体的に関わる
  • チームで共創するプロセスを重視する
  • 理念・カルチャーと結びつけて発信する
  • 一貫性ある情報発信と体験設計
  • 短期成果ではなく中長期的な育成視点で運用する

経営層が主体的に関わる

採用ブランディングは経営戦略と密接に関わるテーマです。

経営層が「どんな人材とともに未来をつくりたいか」を明確に示すことで、より自社らしい採用コンセプトの策定が可能になります。

トップメッセージとして理念やビジョンを語ることは、社員のエンゲージメント向上にもつながります。

チームで共創するプロセスを重視する

R4では、採用活動に関わるメンバーでワークセッションを行うことを推奨しています。

現場・人事・経営それぞれの視点から意見を出し合うことで、「納得感」と「一体感」が生まれます。
この共創プロセスそのものが組織活性化につながり、結果的により強いブランド力を生み出します。

チーム共創による効果

  • メンバー間の視座が高まり、当事者意識が醸成される
  • 自社理解が深まり、社員エンゲージメントが向上する
  • 採用広報で伝える内容にリアリティと説得力が増す

理念・カルチャーと結びつけて発信する

採用ブランディングは「企業文化の可視化」でもあります。

「自社は何のために存在し、どんな価値観で働いているか」を明確にしましょう。

Z世代以降は特に「企業理念への共感」を重視する傾向があります。
理念やミッションへの共感軸で訴求できれば、自社らしい人材とのマッチング精度も高まります。

一貫性ある情報発信と体験設計

説明会・面接・パンフレット・採用サイトなど、それぞれの接点で伝える内容や印象がバラバラだと候補者は混乱します。

「どこで接触しても同じ世界観・トーン」を感じられるよう、一貫したコミュニケーション設計を行いましょう。
また、「入社前後」でギャップがないよう体験設計まで含めて考えることも大切です。

短期成果ではなく中長期的な育成視点で運用する

採用ブランディングは、自社や市場環境の変化に合わせて継続的に改善していく必要があります。
ブラッシュアップしながら、自社らしいブランドストーリーを積み上げていく姿勢こそが成功への鍵です。

採用ブランディングでの注意点

採用ブランディングは強力な武器になる一方で、誤った進め方をすると逆効果になることもあります。
ここでは実際の支援現場でもよく見られる注意点と、その回避策をご紹介します。

採用ブランディングでの注意点

  • 実態とかけ離れた理想像を描いてしまう
  • 発信だけに注力して社内への共有がおろそかになる
  • トレンドに流されて自社の軸を見失う
  • 採用ブランディングを人事部門だけに任せてしまう

実態とかけ離れた理想像を描いてしまう

「良いところだけ」を並べた情報発信は入社後ギャップにつながり、早期離職リスクを高めます。

採用ブランディングでは、「ありのまま+これからどう変えていきたいか」という姿勢で伝えることがポイントです。

発信だけに注力して社内への共有がおろそかになる

外部向けメッセージばかり整えても、社員自身がその内容に理解・共感していなければ意味がありません。

採用ブランディングを成功させるためには、まずは採用コンセプトの社内共有から始めましょう。
「自分たちの会社はこういう価値観なんだ」と社員一人ひとりが理解している状態こそ、本当のブランド力になります。

トレンドに流されて自社の軸を見失う

SNSやショート動画などの新しい発信方法が次々と登場するなか、「流行に乗る」ことが目的化してしまうケースも見られます。

採用ブランディングで大切なのは「手段」ではなく「目的」。
どのチャネルを選ぶにしても、自社の理念・カルチャーに合った表現かどうかを常に確認しましょう。
「軸をぶらさない」姿勢がブランドの信頼性を保ちます。

採用ブランディングを人事部門だけに任せてしまう

採用ブランディングは企業全体の取り組みであり、人事部門だけで完結するものではありません。

現場・広報・経営層など、全社で協力し合う体制が不可欠です。
全社で採用ブランディングを進めることで、一貫性がある採用広報・採用活動を行うことが可能になります。

よくある質問

採用コンセプトの策定にはどれくらいの時間がかかりますか?

「自社らしさの言語化」「採用ターゲットの明確化」それぞれ3~4時間 、「分析/採用コンセプトの策定」が3~4時間が目安です。
合計で9~12時間を要しますので、複数の日程に分けて実施することをおすすめします。

新卒採用、中途採用どちらでも活用できますか?

どちらでも活用できます。
ただし、中途採用は実務経験や具体的なスキル、資格などが選考の対象となることが多いので、職種別に採用コンセプトを策定するほうが効果的です。

採用ブランディングとTM設計は何が違いますか?

TM設計は、求人広告などにおいて「誰に」「何を」伝えるかを考えるプロセスです。
求める人物像を明確にし、その人に響くメッセージを設計することで短期的に採用成果を上げることができます。
それに対して、採用ブランディングは、自社の理念や価値観、文化をもとに「どんな人に共感してもらいたいのか」「この会社で働くことの意味は何か」を明確にし、長期的に企業としての「採用の軸」をつくる取り組みです。

職種ごとに採用コンセプトを策定したほうがいいですか?

上記の通り、中途採用においては有効です。
新卒採用においても事業部や職種別に策定することは可能ですが、仕事内容や求めるスキルに偏った採用コンセプトにならないよう注意が必要です。
基本的には一つの採用コンセプトを軸に展開することを推奨します。

一度策定した採用コンセプトは何年使用できますか?

会社の経営戦略や事業方針によって使用できる年数も変わります。
例えば、経営者の交代などがあり方針が大きく変わる場合は見直しが必要です。
あるいは、3年、5年と変わらずに使用できるケースもあります。
会社の状況を見ながら、継続なのか更新なのか検討していくとよいでしょう。

まとめ

採用ブランディングの進め方は、「自社らしさを明確にし、それを採用活動のすべてに一貫して反映させる」ことに尽きます。
プロジェクトチームを結成し、経営層・人事・現場が一体となって自社の魅力を言語化し、採用ターゲットや競合分析を踏まえて採用コンセプトを策定する。
このプロセスを丁寧に進めることが、採用ブランディング成功の第一歩です。

そして、ツールやデザインといった「形」を整えるだけでなく、その根底にある考え方や価値観を全社で共有することが最も重要です。
魅力的な採用サイトやパンフレットを用意しても、それが本質を表していなければブランドとしての信頼は得られません。

採用ブランディングとは「自社らしさを発見し、言語化し、伝え続ける」プロセスです。
短期的な採用施策ではなく、中長期的な視点から一貫した採用戦略を実践することで、共感を持って集う人材と出会い、選ばれ続ける企業へと成長していくことができます。

R4は採用課題に対する支援をしています

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