有期雇用契約とは?企業側のメリットや注意点、無期雇用との違いを解説

有期雇用契約とは?企業側のメリットや注意点、無期雇用との違いを解説

「有期雇用契約とは、どのような契約なの?」「企業側にはどんなメリットや注意点がある?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

有期雇用契約は、あらかじめ契約期間を定めて締結する雇用契約です。
契約社員だけでなく、パートやアルバイトなども有期雇用契約に該当する場合があります。

企業側にとっては、繁忙期など必要な期間に合わせて人材を確保しやすい一方、契約更新や無期転換ルールへの対応など、注意すべきポイントもあります。
また、有期雇用契約で人材を採用する場合は、契約条件を明確に伝えるだけでなく、採用ターゲットに合わせた求人媒体の選定や求人原稿の工夫も重要です。

この記事では、有期雇用契約の基本的な仕組みから、企業側のメリット・デメリット、無期雇用契約との違い、契約時の注意点までわかりやすく解説します。
さらに、有期雇用人材の採用で応募を集めるためのポイントも紹介しますので、採用活動の見直しにぜひお役立てください。

有期雇用契約とは?無期雇用契約との違い

有期雇用契約とは、あらかじめ契約期間を定めて締結する雇用契約のことです。
契約期間が満了すると原則として契約は終了しますが、企業と労働者の双方が合意すれば契約を更新できます。

一方、無期雇用契約は契約期間に定めがなく、原則として契約期間の満了によって雇用が終了することはありません。
有期雇用契約と無期雇用契約では、契約期間や更新の有無などに違いがあるため、企業が人材を採用する際は、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。

ここでは、有期雇用契約と無期雇用契約の違いや、有期雇用契約に該当する雇用形態、企業が雇用条件を定める際の注意点について解説します。

有期雇用契約は契約期間が定められた雇用契約

有期雇用契約は、契約期間をあらかじめ定めて締結する雇用契約です。
契約期間が満了した場合、原則として契約は終了しますが、企業と労働者が合意すれば契約を更新できます。

一方、無期雇用契約は契約期間に定めがない雇用契約です。
契約期間の満了によって雇用が終了することはなく、労働者が退職を申し出たり、企業が適切な手続きを経て解雇したりしない限り、雇用関係が継続します。

両者の違いは、主に契約期間や契約終了のタイミング、更新の有無などにあります。
企業が採用時に雇用形態を決める際は、それぞれの特徴を理解したうえで、自社の採用目的や人員計画に合った契約を選択することが大切です。

有期雇用契約と無期雇用契約の違い
比較項目有期雇用契約無期雇用契約
契約期間あらかじめ契約期間を定める契約期間を定めない
契約終了のタイミング契約期間が満了すると原則として終了する契約期間の満了による終了はない
契約更新の有無契約期間満了後も雇用を継続する場合は更新が必要更新の手続きは不要
無期転換ルール一定の条件を満たすと、労働者の申し込みにより無期雇用契約へ転換できるすでに無期雇用契約のため、無期転換の対象外

契約社員・パート・アルバイトも有期雇用契約に該当する

有期雇用契約は「契約社員」という雇用形態だけに限られません。
パートやアルバイトなども、契約期間が定められている場合は有期雇用契約に該当します。

企業が人材を採用する際は、雇用形態の名称だけで判断するのではなく、契約期間が定められているかどうかを確認することが重要です。
たとえば、契約社員として採用する場合でも、契約期間を定めていれば有期雇用契約となり、パートやアルバイトでも契約期間を定めずに雇用する場合は無期雇用契約となります。

雇用形態と有期・無期雇用の関係
雇用形態有期雇用契約無期雇用契約
契約社員契約期間を定めている場合契約期間を定めていない場合
パート契約期間を定めている場合契約期間を定めていない場合
アルバイト契約期間を定めている場合契約期間を定めていない場合

このように、「契約社員=有期雇用」「正社員=無期雇用」とは限りません。
採用時には、雇用形態だけでなく契約期間や更新の有無などを明確にしたうえで、労働条件を提示する必要があります。

有期雇用契約でも待遇差には注意が必要

有期雇用契約の労働者を雇用する場合、正社員などの無期雇用労働者との間に不合理な待遇差を設けないよう注意が必要です。

「同一労働同一賃金」の考え方では、雇用形態が異なることだけを理由に、基本給や賞与、手当、福利厚生などの待遇に不合理な差を設けることが禁止されています。
待遇差がある場合は、職務内容や責任の範囲、配置変更の可能性などを踏まえ、その違いが合理的なものかを判断する必要があります。

企業が有期雇用契約の労働者を採用する際は、「契約社員だから」「パートだから」といった雇用形態だけを理由に待遇を決めるのではなく、業務内容や責任、働き方などを考慮して雇用条件を設定することが重要です。

また、労働者から待遇差の理由について説明を求められた場合に、企業側が説明できるようにしておくことも求められます。

企業が雇用条件を定める際の注意点

  • 正社員と有期雇用労働者の仕事内容や責任の範囲を確認する
  • 基本給や賞与、各種手当などに不合理な待遇差がないか確認する
  • 福利厚生や教育訓練などの適用範囲を確認する
  • 待遇に差を設ける場合は、その理由を合理的に説明できるようにする
  • 労働者から待遇差について説明を求められた場合に適切に対応する

有期雇用契約を活用する場合でも、雇用形態だけを理由として待遇を一律に決めるのではなく、職務内容や責任などを踏まえて適切な雇用条件を設定することが大切です。

企業側から見た有期雇用契約のメリット

企業側から見た有期雇用契約のメリットは、事業や業務の状況に応じて必要な期間・人材を確保しやすいことです。
たとえば、繁忙期の一時的な増員や特定の業務を担う人材の確保など、正社員とは異なる採用ニーズにも対応しやすくなります。

また、勤務地や職種を限定した働き方を提示することで、転勤や業務範囲の広さを理由に正社員としての就業をためらう人材にも、選択肢として検討してもらえる可能性があります。

ただし、有期雇用契約だからといって、必ずしも人件費を抑えられるとは限りません。
待遇については、職務内容や責任などを踏まえて適切に設定する必要があります。

ここでは、企業が有期雇用契約を活用することで得られる主なメリットを4つ紹介します。

有期雇用契約の主なメリット

  • 必要な期間に合わせて人材を確保しやすい
  • 繁忙期や事業状況に応じて人員を調整しやすい
  • 勤務地や職種などを限定した採用がしやすい
  • 正社員とは異なる働き方を希望する人材を採用できる

必要な期間に合わせて人材を確保しやすい

有期雇用契約のメリットの一つは、必要な期間に合わせて人材を確保しやすいことです。
あらかじめ契約期間を定めて採用できるため、一定期間だけ人手が必要な業務やプロジェクトなどにも対応しやすくなります。

たとえば、新規事業の立ち上げや期間限定のプロジェクトなど、将来的に必要な人員数が変わることが見込まれる場合、業務の状況に合わせて人材を確保する方法の一つとして有期雇用契約を活用できます。

また、採用時に契約期間や更新の可能性などを明確に伝えることで、企業と求職者の双方が働く期間をイメージしやすくなります。
採用後のミスマッチを防ぐためにも、契約期間だけでなく、担当する業務や更新条件などを求人情報や労働条件通知書などでわかりやすく提示することが重要です。

繁忙期や事業状況に応じて人員を調整しやすい

有期雇用契約は、繁忙期や事業状況に応じて人員を調整しやすい点もメリットです。
年間を通じて業務量に波がある企業では、繁忙期に合わせて人材を確保することで、必要なタイミングに人手不足を補いやすくなります。

たとえば、年末年始や決算期など特定の時期に業務量が増える場合や、季節によって来客数が変動する店舗などでは、繁忙期に合わせて有期雇用の人材を採用する方法があります。

また、新規事業やプロジェクトの立ち上げなど、一時的に人員を増やしたいケースにも活用できます。
事業状況の変化に合わせて必要な人材を確保しやすくなるため、長期的な人員計画を立てながら柔軟に採用を行える点は、企業にとって大きなメリットといえるでしょう。

勤務地や職種などを限定した採用がしやすい

有期雇用契約では、勤務地や職種などの条件を限定して人材を採用しやすい点もメリットです。
正社員の場合、将来的な異動や転勤を前提とするケースもありますが、有期雇用契約では、特定の勤務地や業務内容に絞って募集することもできます。

たとえば、「転勤せずに働きたい」「特定の業務に集中したい」と考える人材に対して、勤務地や職種を限定した働き方を提示することで、正社員とは異なる選択肢を提供できます。

企業側にとっても、採用時点で必要な業務や勤務地を明確にすることで、特定のスキルや経験を持つ人材を募集しやすくなります。
求人原稿では、勤務地や仕事内容だけでなく、業務範囲や異動・転勤の有無なども具体的に記載し、求職者が入社後の働き方をイメージできるようにすることが重要です。

正社員とは異なる働き方を希望する人材を採用できる

有期雇用契約を活用することで、正社員とは異なる働き方を希望する人材にも採用の間口を広げられます。
正社員として長期的に働くことだけを希望する人材だけでなく、「期間を限定して働きたい」「仕事とプライベートを両立したい」といった希望を持つ人材にもアプローチしやすくなるためです。

たとえば、特定の期間だけ働きたい人や、転勤・異動を避けたい人、家庭や副業などと両立しながら働きたい人など、有期雇用ならではの働き方を求める人材もいます。
こうしたニーズに合わせて雇用条件を設計することで、正社員採用だけでは出会えなかった人材を採用できる可能性があります。

ただし、求職者が有期雇用契約に対して「契約終了後も働けるのか」「更新される可能性はあるのか」といった不安を感じるケースもあります。
求人原稿では、契約期間や更新条件を明確にするだけでなく、実際の働き方や正社員登用制度などのキャリアの選択肢も具体的に伝えることが、応募を促すうえで重要です。

企業側から見た有期雇用契約のデメリット・注意点

有期雇用契約は、必要な期間に合わせて人材を確保しやすい一方で、企業側には契約更新や無期転換ルールへの対応など、いくつかの注意点があります。

契約期間が満了したからといって、必ずしも雇用を終了できるとは限らないため、契約更新の有無や判断基準について適切に管理することが重要です。

また、契約社員やパート、アルバイトなどの有期雇用労働者を採用する場合は、無期雇用労働者との待遇差についても注意が必要です。
雇用形態が有期であることだけを理由に、不合理な待遇差を設けることはできません。

ここでは、有期雇用契約を活用する企業が知っておきたい主なデメリットや注意点について解説します。

有期雇用契約の主なデメリット・注意点

  • 契約期間満了後も雇用を継続できるとは限らない
  • 契約更新の判断や手続きが必要になる
  • 無期転換ルールへの対応が必要になる
  • 有期雇用を理由に不合理な待遇差を設けてはいけない

契約期間満了後も雇用を継続できるとは限らない

有期雇用契約では、契約期間が満了した後も必ず雇用を継続できるとは限りません。
契約を更新する場合は、企業と労働者の双方が合意する必要があり、労働者側が契約更新を希望しなければ、契約期間の満了によって雇用関係が終了することがあります。

一方で、企業側が契約を更新しない場合にも注意が必要です。
契約更新を繰り返している場合や、労働者が契約更新を期待することに合理的な理由がある場合などは、契約期間満了を理由として雇用を終了することが認められないケースがあります。

そのため、企業が有期雇用契約を活用する際は、契約期間や更新の有無だけでなく、更新判断の基準などもあらかじめ明確にしておくことが重要です。
契約更新の可能性がある場合は、求人情報や労働条件通知書などで求職者・労働者にわかりやすく伝え、双方の認識にズレが生じないようにしましょう。

契約更新の判断や手続きが必要になる

有期雇用契約では、契約期間が満了するたびに、契約を更新するかどうかを判断する必要があります。
更新する場合は、契約期間や労働条件などを確認したうえで、適切な手続きを行わなければなりません。

契約更新を行うかどうかを判断する際は、業務の必要性だけでなく、労働者の勤務状況や能力、契約時に定めた更新基準などを踏まえて判断することが重要です。
また、更新しない場合には、契約期間満了の直前に突然伝えるのではなく、必要な時期に適切な説明を行うことが求められます。

企業側は、契約期間や更新回数、更新の判断基準などを一元的に管理し、更新時期を把握できる体制を整えておくことが大切です。
特に複数の有期雇用労働者を雇用している企業では、契約更新の漏れや手続き上のミスを防ぐため、労務管理の仕組みを整備しておく必要があります。

無期転換ルールへの対応が必要になる

有期雇用契約を活用する企業は、一定の条件を満たした労働者が無期雇用契約への転換を申し込める「無期転換ルール」への対応も必要です。

無期転換ルールとは、同一の使用者との間で有期労働契約が更新され、通算契約期間が5年を超えた場合、労働者の申し込みによって無期労働契約に転換できる制度です。

無期転換申込権が発生する前から、企業側は対象となる労働者の契約期間や更新状況を適切に管理しておく必要があります。
また、無期転換を申し込まれた場合に備えて、転換後の労働条件や就業規則などについてもあらかじめ検討しておくことが重要です。

なお、無期転換ルールは「5年を超えたら自動的に無期雇用になる」という制度ではありません。
労働者が無期転換を申し込むことで、次の契約から無期労働契約が成立します。
企業は無期転換申込権が発生するタイミングを把握し、対象者に適切な情報提供を行えるよう、契約更新の状況を継続的に管理しておきましょう。

有期雇用を理由に不合理な待遇差を設けてはいけない

有期雇用労働者を採用する場合は、雇用形態が有期であることだけを理由に、正社員などの無期雇用労働者との間に不合理な待遇差を設けてはいけません。

同一労働同一賃金の考え方では、基本給や賞与、各種手当、福利厚生などについて、職務内容や責任の範囲、配置変更の可能性などを考慮し、不合理な待遇差を解消することが求められています。
たとえば、正社員と同じ業務や責任を担っているにもかかわらず、「契約社員だから」という理由だけで一方にのみ手当を支給しないといった対応は、不合理な待遇差にあたる可能性があります。

企業が有期雇用契約を活用する際は、正社員と有期雇用労働者の仕事内容や責任、働き方などを比較し、待遇差に合理的な理由があるかを確認することが重要です。
雇用条件を設定する際は、雇用形態だけで判断せず、待遇の違いについて労働者に説明できるよう、社内のルールや基準を整理しておきましょう。

有期雇用契約の「5年ルール」とは?

有期雇用契約を活用する企業が特に注意したいのが、「5年ルール」と呼ばれる無期転換ルールです。
これは、同一の使用者との間で有期労働契約を繰り返し更新し、通算契約期間が5年を超えた場合、労働者が申し込むことで無期労働契約へ転換できる制度です。

企業側は、対象となる労働者の契約期間や更新状況を適切に管理し、無期転換申込権が発生するタイミングを把握しておく必要があります。また、無期転換の申し込みを受けた場合に備え、転換後の労働条件や社内制度についてもあらかじめ検討しておくことが重要です。

ここでは、無期転換ルールの基本的な仕組みや申込権が発生するタイミング、企業側が対応すべきポイントについて解説します。

通算契約期間が5年を超えると無期転換申込権が発生する

無期転換ルールでは、同一の使用者との間で有期労働契約を繰り返し更新し、通算契約期間が5年を超えた場合、労働者に「無期転換申込権」が発生します。
労働者がこの権利を行使して申し込むと、現在の有期労働契約が終了した翌日から、期間の定めがない無期労働契約へ転換されます。

たとえば、契約期間が1年の場合、5回の契約更新を経て通算契約期間が5年を超える契約を締結すると、無期転換申込権が発生するタイミングを迎えます。
ただし、5年を超えた時点で自動的に無期雇用へ切り替わるわけではなく、労働者本人が無期転換を申し込むことが必要です。

企業側は、対象となる労働者が無期転換申込権を行使できるタイミングを把握するとともに、契約更新時に通算契約期間を適切に管理しておくことが重要です。

無期転換申込権が発生するタイミングに注意する

無期転換申込権は、同一の使用者との間で有期労働契約を更新し、通算契約期間が5年を超える契約を締結した時点で発生します。
企業側は「5年を超えたら無期雇用になる」と考えるのではなく、労働者が無期転換を申し込めるタイミングを正しく把握しておくことが重要です。

たとえば、1年契約を繰り返している場合、5回目の契約期間が終了した時点ではなく、6回目の契約を締結して通算契約期間が5年を超えた時点で無期転換申込権が発生します。
労働者が申し込みを行った場合は、その有期労働契約が終了した翌日から無期労働契約へ転換されます。

また、契約期間が1年未満の場合は、契約期間や更新回数によって無期転換申込権が発生するタイミングが異なります。
企業側は、契約更新のたびに通算契約期間を確認し、対象者がいつ無期転換申込権を得るのかを正確に管理しておく必要があります。

企業側は契約更新の管理と無期転換への対応が必要

企業が有期雇用契約を活用する場合は、契約更新の管理と無期転換ルールへの対応を適切に行う必要があります。
特に複数の有期雇用労働者を雇用している企業では、契約期間や更新回数を個別に管理し、無期転換申込権が発生するタイミングを把握しておくことが重要です。

また、労働者から無期転換の申し込みがあった場合に備え、無期転換後の労働条件や就業規則などをあらかじめ整理しておく必要があります。
無期転換後の労働条件は、別段の定めがない限り、原則として直前の有期労働契約と同じです。
そのため、無期転換を機に労働条件を変更する場合は、事前にルールを明確にしておくことが大切です。

契約更新の漏れや無期転換への対応遅れを防ぐためにも、契約期間や更新状況を一元的に管理できる仕組みを整えておくとよいでしょう。
対象者への説明や必要な手続きを適切に行えるよう、無期転換申込権が発生する前から準備を進めておくことが重要です。

有期雇用契約から無期雇用契約へ転換する流れ

有期雇用契約を締結

契約更新を繰り返す

同一の使用者との通算契約期間が5年を超える

無期転換申込権が発生

労働者が無期転換を申し込む

現在の有期労働契約が終了

無期労働契約へ転換

※無期転換申込権が発生しても、労働者が申し込まなければ自動的に無期雇用へ転換されるわけではありません。
申し込みを行った場合、原則として申し込み時の有期労働契約が終了した翌日から無期労働契約が成立します。

有期雇用契約で人材を採用する際のポイント

有期雇用契約で人材を採用する際は、契約期間や更新条件などの雇用条件を明確にするだけでなく、どのような人材を採用したいのかを整理し、そのターゲットに合わせて求人媒体や求人原稿を設計することが重要です。

たとえば、繁忙期の人員確保を目的とするのか、特定の業務を担う人材を求めているのか、将来的な正社員登用を見据えているのかによって、適した採用手法や訴求内容は異なります。

また、有期雇用契約に対して求職者が感じやすい不安を理解し、契約更新の可能性やキャリアの選択肢などを求人情報でわかりやすく伝えることも、応募を集めるうえで大切なポイントです。

ここでは、有期雇用契約で人材を採用する際に押さえておきたい4つのポイントを解説します。

有期雇用契約のポイント

  • 有期雇用で採用する目的とターゲットを明確にする
  • 契約期間や更新条件などの雇用条件を明確に伝える
  • 求職者が感じやすい「契約が終了する不安」を解消する
  • 正社員登用制度などキャリアの選択肢を示す

有期雇用で採用する目的とターゲットを明確にする

有期雇用で採用する場合も、「契約社員だから」「パートだから」と雇用形態だけで採用方法を決めるのではなく、まずは採用する目的とターゲットを明確にすることが重要です。

たとえば、繁忙期の人員確保が目的なのか、特定の業務を担う経験者を採用したいのか、将来的な正社員登用を見据えているのかによって、求める人物像や適した採用手法は変わります。

採用目的想定するターゲット採用時の訴求ポイント
繁忙期の人員を確保したい短期間・期間限定で働きたい人契約期間、勤務期間、働きやすさ
特定の業務を任せたい経験・スキルを活かしたい人仕事内容、必要な経験・スキル
勤務地や職種を限定したい転勤や異動を避けたい人勤務地、業務範囲、働き方
将来的な正社員登用を見据えたい長期的なキャリアを考える人正社員登用制度、登用実績、キャリアパス

採用ターゲットが明確になったら、その人材がどの求人媒体を利用しているのかを考え、自社に合った媒体を選定します。
有期雇用だからといって特定の求人媒体が必ず適しているわけではなく、採用したい人材の年齢層や経験、職種、勤務地などを踏まえて媒体を選ぶことが大切です。

有期雇用人材の採用で検討したいポイント

  • 採用目的:なぜ有期雇用で採用するのか
  • 採用ターゲット:どのような人材を採用したいのか
  • 求人媒体:ターゲットが利用する媒体は何か
  • 求人原稿:ターゲットが魅力を感じる情報は何か
  • 運用方法:応募状況を見ながら改善できているか

R4では、採用目的やターゲットを整理したうえで、Indeedをはじめとする求人サイトや求人媒体の選定から求人掲載・運用、求人原稿の設計・改善まで、企業の採用活動を支援しています。

「有期雇用の人材を採用したい」という理由だけで媒体を決めるのではなく、「どのような人材を採用したいのか」「その人材にどうすれば求人を見てもらえるのか」という視点から採用手法を検討することが、応募獲得につながります。

契約期間や更新条件などの雇用条件を明確に伝える

有期雇用契約で人材を採用する際は、契約期間や契約更新の有無、更新する場合の判断基準などを明確に伝えることが重要です。
雇用条件が曖昧なままだと、企業と求職者の間で認識のズレが生じ、入社後のトラブルや早期離職につながる可能性があります。

求人募集の段階から、契約期間や更新の可能性、更新の判断基準などをできるだけ具体的に記載し、求職者が入社後の働き方をイメージできるようにしましょう。

求人募集時に明確に伝えたい主な雇用条件
契約期間いつからいつまでの契約なのか
契約更新更新の可能性があるのか
更新の判断基準どのような場合に契約を更新するのか
更新上限更新回数や通算契約期間に上限があるのか
仕事内容契約期間中に担当する業務や業務範囲
正社員登用登用制度の有無や登用実績

また、2024年4月からは、労働条件の明示ルールが改正され、労働契約の締結・更新時に、就業場所や業務の変更の範囲などについても明示が必要となっています。
有期労働契約については、更新上限の有無や内容、無期転換申込権が発生する場合の無期転換申込機会など、必要な事項を適切に明示することが求められます。

契約条件を明確に伝えることは、法令を遵守するだけでなく、求職者が自分に合った働き方かどうかを判断するためにも重要です。
企業側と求職者の双方が契約内容を正しく理解したうえで採用・入社を進められるよう、求人情報や労働条件通知書などで分かりやすく伝えましょう。

求職者が感じやすい「契約が終了する不安」を解消する

有期雇用契約は契約期間が定められているため、求職者の中には「契約期間が終わったら仕事を失ってしまうのではないか」「契約は更新されるのか」と不安を感じる人もいます。

そのため、有期雇用の求人では、企業側が伝えたい情報だけでなく、求職者が応募前に知りたい情報を具体的に記載することが重要です。

求職者が感じやすい不安と求人原稿で伝えたい情報
求職者が感じやすい不安求人原稿で伝えたい情報
契約期間が終わったらどうなる?契約期間、更新の可能性、更新条件
契約更新される可能性はある?過去の更新実績、更新の判断基準
長く働き続けられる?長期勤務の実績、継続して働ける環境
将来的にキャリアアップできる?正社員登用制度、登用実績、キャリアパス
入社後の働き方がイメージできない仕事内容、職場環境、具体的な働き方

求人原稿を作成する際は、「契約社員募集」「契約期間あり」といった条件を記載するだけでなく、求職者が感じる不安を先回りして解消できる情報を盛り込むことが、応募につなげるポイントです。

また、求人を掲載しても応募が集まらない場合は、求人原稿の内容が求職者のニーズと合っていない可能性があります。
応募状況を確認しながら、仕事内容や待遇、働き方の訴求を見直し、原稿を継続的に改善していくことも重要です。

R4では、Indeedをはじめとする求人サイトや求人媒体の運用において、採用ターゲットや求職者の視点を踏まえた求人原稿の作成・改善を支援しています。

求人を掲載して終わりではなく、応募状況などのデータを確認しながら、よりターゲットに響く内容へ改善することで、採用成果の向上を目指します。

有期雇用の採用で応募が集まらない場合は、求人媒体だけでなく、「求職者がどのような不安を感じているのか」「その不安を求人原稿で解消できているか」という視点から、採用活動を見直してみるとよいでしょう。

正社員登用制度などキャリアの選択肢を示する

有期雇用契約で人材を採用する際は、契約期間中の仕事内容だけでなく、契約終了後も含めたキャリアの選択肢を示すことが重要です。
特に、将来的に正社員として働きたいと考えている求職者にとっては、正社員登用制度の有無が応募先を選ぶ際の判断材料になることがあります。

正社員登用制度がある場合は、制度の有無だけを記載するのではなく、登用の条件や過去の登用実績、登用までの流れなども具体的に伝えると、求職者が入社後のキャリアをイメージしやすくなります。

求人原稿で伝えたいキャリアの選択肢
正社員登用制度制度の有無
登用実績過去に何名が正社員になったか
登用条件どのような基準で登用されるのか
登用までの流れ入社から登用までのステップ
キャリアパス正社員登用後に目指せるポジションや役割

また、すべての有期雇用契約で正社員登用制度を設ける必要があるわけではありません。
制度がない場合も、契約更新の可能性や長期的に働ける環境など、実際に提供できるキャリアや働き方の選択肢を正確に伝えることが大切です。

正社員登用制度がある場合は、制度の有無だけでなく、登用実績や登用までの流れなども具体的に記載すると、求職者が入社後のキャリアをイメージしやすくなります。

有期雇用契約の採用で応募を集めるには?

有期雇用契約での採用では、契約条件を明確に伝えるだけでなく、採用ターゲットに合った求人媒体を選び、求職者が「この会社で働きたい」と思える求人情報を作ることが重要です。

また、求人を掲載して終わりにするのではなく、応募状況や掲載データを分析しながら求人原稿や運用方法を改善することで、採用ターゲットにより届きやすい求人へとブラッシュアップできます。

有期雇用人材の採用で見直したい求人原稿の項目
項目見直すポイント
雇用期間・契約更新契約期間、更新の有無、更新条件を明確にする
仕事内容担当する業務や役割を具体的に伝える
勤務地・勤務時間希望する働き方と合っているか判断できる情報を記載する
待遇・福利厚生給与や各種制度など、働くメリットを具体的に伝える
正社員登用制度登用制度の有無だけでなく、実績や登用後のキャリアも伝える

有期雇用人材の採用では、契約条件を正確に記載するだけでなく、求職者が「この条件なら働きたい」と感じられる情報をわかりやすく伝えることが大切です。

ここからは、有期雇用人材の採用で応募を集めるために押さえておきたいポイントを紹介します。

有期雇用を希望する人材に合わせて求人媒体を選ぶ

有期雇用を希望する人材といっても、仕事を探す目的や希望する働き方は様々です。
たとえば、これまでの経験や専門性を活かしたい人もいれば、期間を限定して働きたい人、将来的な正社員登用を目指している人もいます。

そのため、「有期雇用の求人だから、この求人媒体に掲載すればよい」と考えるのではなく、まずは採用したい人材を明確にし、そのターゲットが利用する求人媒体や採用チャネルを選ぶことが重要です。

採用ターゲットから逆算して求人媒体を選ぶポイント
採用目的を整理するなぜ有期雇用で人材を採用するのかを明確にする
ターゲットを設定する年齢層や経験、スキル、希望する働き方などを整理する
採用チャネルを検討するターゲットが利用する求人媒体や採用手法を選ぶ
媒体の特性を確認する求人媒体ごとのユーザー層や特徴を踏まえて活用する
掲載後も改善する応募状況を確認し、必要に応じて媒体や求人内容を見直す

有期雇用人材の採用で重要なのは、「有期雇用だからこの媒体」と一律に考えることではありません。
「どのような人材を採用したいのか」から逆算して、ターゲットに合った媒体や採用手法を選ぶことが、効率的な応募獲得につながります。

R4では、採用ターゲットや募集職種、勤務地などを踏まえ、Indeedを含めた複数の求人サイト・採用媒体から企業に合った求人媒体を提案しています。
媒体を選定した後も、それぞれの特性を踏まえて求人を運用し、採用ターゲットに届く求人づくりを支援します。

求人原稿で仕事内容や働き方のメリットを具体的に伝える

有期雇用の求人では、仕事内容や給与、勤務時間などの条件を明確にするだけでなく、「この働き方なら自分に合っている」と求職者に感じてもらえる情報を伝えることが重要です。

正社員と比べて「契約期間がある」という点を不安に感じる求職者もいるため、有期雇用ならではの働き方のメリットを具体的に伝えることで、応募へのハードルを下げられる可能性があります。

求人原稿で伝えたい「働き方のメリット」
求職者の希望・ニーズ求人原稿で伝えたい情報
期間を限定して働きたい契約期間、勤務期間、更新の可能性
転勤や異動を避けたい勤務地、転勤・異動の有無
特定の仕事に集中したい仕事内容、業務範囲、担当する役割
プライベートと両立したい勤務時間、残業、休日・休暇
将来的に正社員を目指したい正社員登用制度、登用実績、キャリアパス

求人原稿を作成する際は、企業が伝えたい情報だけを掲載するのではなく、「求職者は何を知りたいのか」という視点を持つことが大切です。
採用ターゲットのニーズを踏まえ、仕事内容や条件だけでは伝わりにくい職場の魅力や働き方のメリットまで具体的に記載することで、応募を検討してもらいやすくなります。

「契約社員募集」「有期雇用」といった条件を記載するだけでは、求人の魅力は十分に伝わりません。
採用ターゲットが仕事探しで重視するポイントを把握し、その人が知りたい情報を求人原稿に盛り込むことが、応募を集めるためのポイントです。

R4では、採用ターゲットの年齢層や経験、希望する働き方などを踏まえ、求職者目線で求人原稿を設計・改善しています。有期雇用だからこそ訴求できる働き方のメリットを整理し、求職者が「自分に合った仕事かもしれない」と感じられる情報設計を行うことで、応募につながる求人づくりをサポートします。

契約更新や正社員登用など将来の選択肢をわかりやすく記載する

有期雇用の求人では、契約期間中の仕事内容や待遇だけでなく、契約期間が終了した後にどのような選択肢があるのかをわかりやすく伝えることも重要です。

「契約は更新されるのか」「長く働き続けられるのか」「正社員を目指せるのか」といった情報が不明確なままだと、求職者が将来の働き方をイメージできず、応募をためらう可能性があります。

求人原稿で明確に伝えたい将来の選択肢
契約更新の可能性契約更新の有無や更新の判断基準
更新実績過去に契約更新された実績があるか
更新上限更新回数や通算契約期間に上限があるか
正社員登用制度制度の有無や登用条件
正社員登用実績過去の登用人数や実績
キャリアパス正社員登用後に目指せるポジションや役割

ただし、契約更新や正社員登用を「必ず更新される」「必ず正社員になれる」と誤解させるような表現は避け、実際の制度や実績に基づいて正確に記載することが大切です。

また、こうした情報は、求人原稿内で求職者が見つけやすい位置に掲載することも重要です。
契約期間の先にどのような選択肢があるのかを具体的に伝えることで、求職者が入社後の働き方をイメージしやすくなり、有期雇用に対する不安の解消にもつながります。

応募状況を分析しながら求人内容を改善する

求人を掲載したにもかかわらず応募が集まらない場合、「求人の露出が足りない」と考えてしまいがちですが、原因はそれだけとは限りません。
求人を見られているのに応募につながっていない場合は、求人原稿の内容や訴求方法に課題がある可能性もあります。

そのため、応募数だけを見るのではなく、求人の閲覧数やクリック数、応募数などのデータを確認し、どこに課題があるのかを分析することが重要です。

応募状況に応じて見直したいポイント
状況見直しのポイント
求人の閲覧数が少ない求人媒体、掲載条件、ターゲット設定などを見直す
閲覧数はあるがクリックされない求人タイトルや給与、勤務地などの訴求を見直す
クリックされるが応募が少ない求人原稿や仕事内容、応募条件などを見直す
応募はあるが採用につながらないターゲット設定や求人内容と求める人材のズレを確認する

特に有期雇用の採用では、「契約期間がある」という条件が求職者の応募意欲に影響する可能性もあります。
そのため、応募状況を確認しながら、契約更新の可能性や働き方のメリットなど、求職者が知りたい情報が十分に伝わっているかを見直すことも大切です。

求人を掲載して終わりにするのではなく、データをもとに「どこを改善すれば応募につながるのか」を考え、継続的に求人内容や運用方法をブラッシュアップすることが、採用成功につながります。

R4では、Indeedをはじめとする求人サイト・求人媒体の運用において、応募状況や掲載データを分析し、データに基づいた改善提案を行っています。

改善の対象は求人原稿の内容だけではありません。採用ターゲットや媒体の選定なども含めて課題を見直し、必要に応じて求人内容や運用方法をブラッシュアップします。

有期雇用の採用においても、求職者の反応を確認しながら、契約更新の可能性や働き方のメリットなど、応募につながる情報が十分に伝わっているかを検証することが重要です。

求人を掲載して終わりにするのではなく、採用活動のPDCAを継続的に回すことで、企業の応募獲得をサポートしています。

有期雇用契約の採用にIndeedを活用する方法

有期雇用契約の採用では、採用ターゲットに求人情報を届け、仕事内容や働き方の魅力をわかりやすく伝えることが重要です。
Indeedは、求職者が希望する条件に合った求人を検索できるため、有期雇用で働きたい人材との接点をつくる採用手法のひとつとして活用できます。

また、求人を掲載して終わりではなく、応募状況や採用データを確認しながら求人原稿や運用方法を改善できる点も、Indeedを活用するメリットです。

有期雇用の採用でIndeedを活用するポイント

  • 採用ターゲットを明確にする
    どのような人材を採用したいのかを整理する
  • 求人情報をわかりやすく設計する
    仕事内容や契約条件、働き方のメリットを具体的に伝える
  • 求人原稿を改善する
    求職者の反応を確認しながら訴求内容を見直す
  • データをもとに運用する
    閲覧数やクリック数、応募数などを確認して改善につなげる

Indeedを活用する際も、単に求人を掲載するだけでは十分な応募につながらない場合があります。
採用ターゲットに合わせて求人情報を設計し、掲載後のデータを分析しながら改善を続けることが重要です。

ここでは、有期雇用契約の採用にIndeedを活用する際に押さえておきたい3つのポイントを解説します。

求める人材に合わせて求人情報を届けやすい

Indeedは、求職者が自分の希望する職種や勤務地、雇用形態などの条件から求人を検索できるため、企業が求める人材と求人情報の接点をつくりやすい採用手法のひとつです。

有期雇用の採用では、「契約社員として専門性を活かしたい」「期間を限定して働きたい」「将来的な正社員登用を目指したい」など、求職者によって仕事探しの目的が異なります。
そのため、採用ターゲットを明確にしたうえで、その人材が重視する条件や情報を求人に反映することが重要です。

有期雇用の求人で明確にしたい情報

  • 雇用形態
    契約社員、パート・アルバイトなど
  • 契約期間
    契約期間や更新の可能性
  • 仕事内容
    担当する業務や役割
  • 勤務地・勤務時間
    希望する働き方に合っているか判断できる情報
  • 待遇
    給与や福利厚生など
  • キャリアの選択肢
    正社員登用制度や登用実績など

こうした情報を具体的に記載することで、求職者が自分の希望する働き方に合った求人かどうかを判断しやすくなります。

ただし、Indeedを活用すれば必ず求める人材に求人が届くわけではありません。
採用ターゲットを明確にし、その人材が検索・比較する際に重視する情報を求人原稿に盛り込むことが大切です。

R4では、採用ターゲットや募集条件を踏まえた求人原稿の設計から、Indeedの掲載・運用まで支援しています。

採用したい人材に合わせて求人情報を整え、より適切なターゲットとの接点をつくることで、応募獲得をサポートします。

求人原稿を改善しながら応募獲得を目指せる

Indeedを活用した採用では、求人を掲載して終わりではなく、応募状況を確認しながら求人原稿を改善していくことが重要です。

有期雇用の求人では、契約期間や更新条件などの雇用条件を明確にするだけでなく、「期間を限定して働ける」「勤務地や仕事内容を選びやすい」「正社員登用を目指せる」など、求職者にとってのメリットを具体的に伝える必要があります。

求人原稿を改善する際に見直したいポイント

  • 求人タイトル
    採用ターゲットが魅力を感じる情報が含まれているか
  • 仕事内容
    具体的な業務内容や仕事の魅力が伝わっているか
  • 雇用条件
    契約期間や更新条件がわかりやすく記載されているか
  • 働き方
    勤務地や勤務時間など、希望する働き方をイメージできるか
  • キャリア
    正社員登用など、将来の選択肢を具体的に示せているか

たとえば、求人の閲覧数は多いものの応募が少ない場合は、求人原稿の内容や訴求方法に改善の余地がある可能性があります。
一方で、求人自体があまり見られていない場合は、ターゲット設定や掲載条件などを見直す必要があるかもしれません。

このように、応募状況を確認しながら課題を見極め、求人タイトルや原稿内容などを改善していくことで、採用ターゲットにより魅力が伝わる求人へとブラッシュアップできます。

R4では、Indeedをはじめとする求人サイトや各種媒体の運用において、採用ターゲットや応募状況を踏まえた求人原稿の作成・改善を支援しています。
求人を掲載して終わりにするのではなく、データを確認しながら継続的に改善を行い、応募獲得につながる求人づくりをサポートします。

採用データをもとに求人内容や運用を見直すことが重要

Indeedを活用して有期雇用の人材を採用する場合は、求人を掲載するだけでなく、採用データを確認しながら求人内容や運用方法を見直すことが重要です。

求人の閲覧数やクリック数、応募数などを確認することで、「求人が見られているのか」「求人内容に興味を持ってもらえているのか」「応募につながっているのか」といった採用活動の状況を把握できます。

採用データから考えられる改善ポイント
データの状況考えられる課題見直したいポイント
閲覧数が少ない求人がターゲットに届いていないターゲット、掲載条件、求人媒体など
閲覧数は多いがクリックが少ない求人に興味を持ってもらえていない求人タイトル、給与、勤務地など
クリックは多いが応募が少ない求人内容が応募の後押しになっていない仕事内容、働き方、契約条件など
応募はあるが採用につながらない求める人材と応募者にミスマッチがあるターゲット設定、応募条件、原稿内容など

たとえば、有期雇用の求人で閲覧数は確保できているにもかかわらず応募が少ない場合、契約期間や更新条件、正社員登用制度など、求職者が気にする情報が十分に伝わっていない可能性があります。

一方で、求人そのものが見られていない場合は、求人原稿だけでなく、採用ターゲットや掲載方法から見直す必要があります。

R4では、Indeedをはじめとする求人サイトや各種媒体の運用において、掲載後のデータを分析し、求人原稿やターゲット設定、運用方法などの改善提案を行っています。
採用データをもとに課題を見極め、改善を繰り返すことで、採用ターゲットにより届きやすい求人づくりをサポートします。

有期雇用の採用を成功させるためには、求人を掲載して終わりにするのではなく、データをもとに採用活動を継続的に改善していくことが大切です。

有期雇用契約に関するよくある質問

有期雇用契約と契約社員は同じですか?

有期雇用契約と契約社員は、厳密には同じ意味ではありません。有期雇用契約とは、あらかじめ契約期間を定めて締結する労働契約のことを指します。
一方、契約社員は一般的な雇用形態の呼び方であり、企業によって定義や待遇などが異なります。

契約社員の多くは有期雇用契約を結んでいますが、契約社員以外にもパートやアルバイトなど、有期雇用契約で働くケースがあります。
そのため、「契約社員=有期雇用契約」ではなく、契約社員は有期雇用契約で働く人を指す場合が多い、と理解するとよいでしょう。

有期雇用契約は何年まで契約できますか?

有期雇用契約の契約期間は、原則として3年が上限です。
ただし、専門的な知識や技術、経験を持つ労働者や、満60歳以上の労働者との契約など、一定の条件に該当する場合は、契約期間の上限が5年となります。

また、契約期間の上限と、同じ労働者との契約を更新できる期間には違いがあります。
有期雇用契約を更新して通算契約期間が5年を超える場合は、労働者に無期転換申込権が発生するため、企業側は契約期間だけでなく、更新状況や通算契約期間も適切に管理する必要があります。

有期雇用契約は更新できますか?

有期雇用契約は、契約期間が終了する前に企業と労働者の双方が合意すれば更新できます。
ただし、契約を更新するかどうかは、契約内容や更新基準などに基づいて判断されます。

契約更新の可能性がある場合でも、必ず更新されるとは限りません。
企業側は、更新の有無や判断基準をあらかじめ明確にし、求人募集時や契約締結時に求職者・労働者へ分かりやすく伝えることが重要です。

また、契約更新を繰り返している場合、労働者が契約更新を期待することについて合理的な理由があるなど、一定の条件を満たすと、企業による雇止めが認められない場合があります。
契約更新や雇止めを行う際は、法令や契約内容を確認したうえで適切に対応する必要があります。

有期雇用契約を5年続けるとどうなりますか?

同一の使用者との間で有期雇用契約を繰り返し更新し、通算契約期間が5年を超えると、労働者に「無期転換申込権」が発生します。
労働者が無期転換を申し込んだ場合、現在の有期労働契約が終了した翌日から、無期労働契約へ転換されます。

ただし、5年を超えた時点で自動的に無期雇用へ切り替わるわけではありません。
労働者本人が無期転換を申し込むことで、無期労働契約が成立します。

企業側は、契約更新を繰り返している労働者について、通算契約期間を適切に管理し、無期転換申込権が発生するタイミングを把握しておくことが重要です。

有期雇用契約でも正社員に登用できますか?

はい、有期雇用契約で働く人を正社員として登用することは可能です。
企業が正社員登用制度を設けている場合は、一定の条件や選考を経て正社員へ登用するケースがあります。

ただし、正社員登用制度の有無や登用条件は企業によって異なるため、求人募集時には制度の有無だけでなく、登用実績や登用までの流れなども具体的に記載するとよいでしょう。

なお、正社員登用制度がない場合でも、無期転換ルールによって無期労働契約へ転換することはありますが、無期雇用契約と正社員は必ずしも同じではありません。
無期転換後の労働条件は、別段の定めがない限り、原則として直前の有期労働契約と同じです。

まとめ

有期雇用契約は、あらかじめ契約期間を定めて締結する雇用契約であり、企業にとっては繁忙期や事業状況に合わせて人員を確保しやすいというメリットがあります。

一方で、契約更新の判断や手続き、無期転換ルールへの対応、不合理な待遇差の防止など、企業側が適切に管理すべきポイントもあります。

また、有期雇用人材の採用では、契約期間や更新条件などを明確に伝えるだけでなく、「期間を限定して働ける」「勤務地や仕事内容を選びやすい」「正社員登用を目指せる」など、有期雇用ならではの働き方のメリットを求人原稿で具体的に伝えることが重要です。

もし応募が集まらない場合は、採用ターゲットや求人媒体の選定、求人原稿の内容などを見直し、求める人材に合わせて採用活動を改善していく必要があります。

R4では、Indeedをはじめとする求人サイトや求人媒体の選定・運用から、採用ターゲットに合わせた求人原稿の作成・改善、掲載データの分析まで、企業の採用活動を総合的にサポートしています。

「有期雇用の求人を出しているが応募が集まらない」「採用ターゲットに合った求人媒体がわからない」「求人原稿を改善したい」といったお悩みがあれば、ぜひR4にご相談ください。採用課題や募集条件を踏まえ、より効果的な採用手法をご提案します。

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