アルバイト募集でフリーターを採用するコツとは?おすすめの採用手法や事例を紹介!

アルバイト募集をされる際、シフト面、給与面など柔軟に働いてくれるフリーターを採用したいという企業も多いのではないでしょうか。弊社R4でも、実際に人事担当者からフリーターを採用したいという声をよく伺います。そこで、この記事では、フリーターを採用するコツをご紹介します。

フリーターとは

アルバイトとの違いは?「フリーター」の定義

改めて「フリーター」とはどんな人を指すのでしょうか?「アルバイト」や「パートタイマー」との違いはあるのでしょうか。
厚生労働省が発表している「平成16年雇用管理調査結果の概況」での定義によると、フリーターとは「15~34歳の若年者(学生及び主婦を除く)のうち、勤め先における呼称がアルバイト又はパートである者(これまでアルバイト・パートを続けてきた者で無業の者を含む。)」とされています。
フリーターは雇用形態としては”アルバイト”になりますが、学校を卒業した既卒者であり、かつ主婦(主夫)ではない若年層を指すこととなります。

日本にフリーターは何人いる?

総務省の労働力調査によると、日本の労働力人口は2021年時点で6,860万人ですが、そのうちフリーターの人数は260万人と、わずか3.8%です。アルバイト募集をする際、柔軟に活躍してくれるフリーターを希望される企業は多いですが、労働力人口の3.8%をピンポイントで狙い、かつある種他社との取り合いのような形になります。その中でフリーター採用を成功させるには、競合との差別化が重要となります。


アルバイト募集でフリーターを採用するメリット・デメリット

アルバイト募集でフリーターを採用する企業側のメリット、デメリットを整理します。
日本におけるフリーターの数は決して多くはない中、御社にとってアルバイト募集をする際にフリーターを狙うことを優先すべきかどうかを検討いただく材料としてください。

アルバイト募集でフリーターを採用するメリット・デメリット

アルバイト募集でフリーターを採用することのメリットがある一方、稼ぎたいという意欲を持った方も多く、あまりシフトに入れない状態が続くと離職してしまう可能性もあります。特に朝の時間帯は主婦(夫)のパート、夕方から夜にかけては学生が働いてくれることが多いです。フリーターよりも採用難易度は低いため、フリーターにこだわる必要があるのか、一度考えてみましょう。

フリーターへのアンケートから分かること

先述のように採用難易度は決して低くないフリーターを採用したい場合、いかにアルバイト探しをしているフリーターに響く募集を出来るかが重要となってきます。
フリーターを対象にしたアンケートを分析していくと、フリーターが何を意識して職を探しているのかが分かってきました。

  • フリーターが仕事探しをする理由

フリーターが仕事探しをする理由の約30%は人間関係によるもので、その他にも「仕事内容が合わなかった」が25%「仕事にやりがいを感じなかった」が20%ほど転職理由として挙げています。そのため、給与や待遇はもちろん、勤務地の写真や実際に働いている方の声を求人情報に載せ、自分(求職者)が働く環境を細かく想像できるようにすることが大切です。

  • ダブルワークへの興味

また、フリーターはシフトの調節や収入の関係からダブルワークに興味を持っている人が多い傾向があります。ダブルワークが可能であれば、フリーターにとってメリットになります。シフト制であれば実際に働いている人の勤務時間帯を記述することで、応募率アップに繋げることができます。

  • フリーターがアルバイト探しをするときに重視している点

そして職場が駅から近く公共交通機関で通勤しやすい場合や、車通勤が可能な場合はその部分をアピールすることが効果的です。アルバイトを探す際に重視した点を聞いたアンケートでは勤務地や休日・休暇が大きな割合を占めました。自分(求職者)が働いている姿を想像しやすい原稿にするために勤務地の外観、シフト調節の自由さを求人原稿に記載しましょう。

  • フリーターがアルバイト探しをするときに関心がなかった点

対して、フリーターがアルバイト探しをする際に関心がなかった点で半数以上を占めたのが会社の規模でした。企業の担当者様より「小さな会社だけど人が集まるのか」という疑問をいただくことがありますが、求職者はあまり気にしていないようです。また、会社の業種(何をしているか)や福利厚生もフリーターにとっては関心の少ない項目でした。

アルバイト募集でフリーターを採用するには

アルバイト募集でフリーターを採用するのにおすすめの手法

株式会社リクルートの情報調査機関ジョブズリサーチセンターが「求職者の動向・意識調査 2021」で実施した求職者に向けたアンケートによると、仕事さがしをするときに利用した情報源は「求人情報サイト(携帯・スマホ)」が全体の55%と一番多く、ハローワーク28%、フリーペーパー23%に大きく差をつけています。若年層の仕事さがしはWEBが主流であると言って過言ではないでしょう。
なかでもIndeedはさまざまなサイトの求人情報を一括で見ることができるおまとめサイトのような求人検索サイトになっており、月間4000万人以上が訪れる日本で最も人が集まる求人サイトです。アルバイト募集でフリーター採用においてもおすすめできます。

Indeedの新サービス「IndeedPLUS」もおすすめ!

アルバイト募集でフリーターの採用成功ができた事例

弊社R4で採用をお手伝いさせていただいたお客様で、
フリーターをターゲットにしたアルバイト募集を行った事例をご紹介させていただきます。

お客様のご希望は週4日以上働いてくれる方。
アルバイトのターゲットとしてよく候補にあがる主婦や学生は週1日~の募集が当たり前という中、今回の週4日以上の勤務という条件で応募を集めるのは難しいと考えました。
そこでターゲットの選定をフリーターのみに絞り、ライバル会社との差別化をするために『即日入社ができる』ことや『シフト収入例』を充実した内容にし、自分が働く環境をより想像しやすいように勤務体制を徹底的に記載しました。
『たくさんシフトに入りたい、シフトを減らされたくない』という思考を踏まえ、フリーターが働きやすい魅力的な環境とはどんなものかを分析し、訴求したことで2週間の募集で5名のフリーターを採用することができました。

アルバイト募集でフリーターを採用するコツ まとめ

いかがでしたでしょうか?柔軟に働いてくれるフリーターはとても魅力的ですが、労働人口の中では少ないため、採用するには貴社競合との争いになります。その上でフリーターを採用ターゲットにするべきであれば、適切な媒体を利用し、ターゲットに合わせた原稿を作成することで採用成功まで繋げていきましょう。

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この記事を書いた人

古田 渓悟 / 営業

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